大衆廟の記事を書いたおまけ。探したら去年の写真が見つかったので掲載する。
これは安平古堡の展望台から撮影したもの(
外観などはこちらで読んでくれ)。右の汚れは展望台のガラスの汚れである。
川の向こうの中央に聳えているのが大衆廟だ。
安平古堡は言うまでもなくオランダ軍が籠城していた場所。対岸の四草も当時から軍事拠点であり、両軍の激戦地だった。その戦死者を祀ったのが台南の大衆廟である。
ディスカバリーチャンネルで放送された「知られざる台湾」の台南特集では、オランダ軍人の子孫という人が大衆廟を訪ねていた。そこでオランダ人戦死者のものとされる骨が画面に映ったのは、ちょっとした驚きだった。
まぁ正直、大衆廟そのものはタクシーで行くしかないので、四草のマングローブ林に関心のある人にしかおすすめ出来ない。我々も遠くから眺めただけである。
そもそも安平古堡の展望台自体、観光客の数のわりに登る人が少なかったりする。日本時代の建物なので全体的にうす汚く、しかも階段がきついのだ。
0 コメント:
コメントを投稿