2010/06/30
寧夏路夜市(一) 円環から歩き、からすみを囓る
台北二日目の夕食は、寧夏路の夜市で食べることにした。理由は近くて規模が小さいから。かなり疲労がたまっていたので、士林を歩く気力がわかなかったのだ。
食後に行きたい店に近いのも理由だったが、これは大ハズレだったので、今となっては複雑である。
さて、ホテルからは円環までタクシーに乗る。あっという間についた場所は、南京西路、重慶北路、寧夏路などが集まっており、中央にガラス張りのビルが建っている。このビルが通常「円環」と呼ばれるものである。
まぁ円環の歴史は方々に書かれているので、基本的にはそちらを読んでいただきたい。台北の夜市はここから始まったと言われる場所で、戦時中には防空壕と貯水池が作られている(そのため古蹟に指定された)。
商業施設としては他に負けてしまい、2002年に完成したビルも営業停止になっている。要するに、観光客がわざわざ出掛ける必要はない。
寧夏路夜市の看板は、円環に面した交差点に立っている。ただし夜市らしい景色は、3分ぐらい歩いた辺りからだ。
夜市の中心部では、道路の中央に一筋の屋台街が作られている。
中央の通路は狭くて、人でいっぱいだ。いかにも夜市という雰囲気。
規模は小さいので、普通に歩けば十分程度で民生西路に抜けてしまう。
店はほとんど食べ物関係。円環に近い方にはDVDなんかを扱う店もあったが、食べる以外の娯楽を求めるなら士林辺りに行った方が良さそうだ。
で、我々が最初に手を出したのは、なんとからすみだった。
このからすみは大根とネギが一緒に刺してある。爪楊枝一本で50元と、かなり高い。derorenはやや渋ったが、酒飲みのhashiの希望で買うことにした。酒は飲んでないけど。
ミネラルウォーター飲みながら、ちびりちびりと食ってみたら、まぁそれでもうまいのは確か。ネギはやや辛すぎるけど、大根も悪くない。
何よりも、前日に迪化街でからすみの購入を検討して断念した(旅行日程上、賞味期限などの問題で買えなかった)翌日だけに、こんな小さなかけらでも、仇を討った気分になったのである。
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