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2013/11/06

愛宕參拜

 前幾天,以三人登上了愛宕山。
 京都,有三歲之前登上愛宕山的風俗習慣。
 父母二人,是厲害的肌肉痛。次日,走也辣。但是,是快樂的一日。



 tomopee和hashi拜拜石佛。


 愛宕山是標高900m。比京都市內都紅葉應該快,不過,並不是那麼變色。


 紅的樹也在。
 紅葉早,源於樹的種類。

2012/10/14

万福寺普度勝会2012





 そんなわけで今年もやって来たぜ万福寺。
 何のためにって?
 決まってるぢゃあないか。

  

 華僑の祖霊祭祀行事、普度勝会だ。
 去年は、とにかく台湾成分を補給したくて出掛けた祭である。

※昨年の記事はこちら。祭礼最終日の全体像を確認したい方はどうぞ。
 万福寺普度勝会を見学する(一)
 万福寺普度勝会を見学する(二)
 万福寺普度勝会を見学する(三)
 万福寺普度勝会を見学する(四)


 城隍廟も陰陽司も去年と同じ。というか、本当に同じ張りぼてじゃないか、と疑いたくなる感じだが、詳細に比較するとちょっと違うようにも見える(これらは最終日の夜に焼却される)。というか、身につけてるアイテムは違う。ついでに、謝将軍と范将軍の位置が逆になっている。
 両将軍の位置に関しては、今年の方が妥当であろう。



 冥宅もちゃんと並んでいる。
 左端の家の名前がないのが気にかかるけど。


 

 冥界で豊かな暮らしを送っている様子がうかがえる。
 テレビはもちろん地デジだよね。

 

 どっかで見たエンブレムの高級車だ。
 紙銭を焼くことの延長には、当然、こういう発想がついてまわるわけだ。面倒くさくいえば、道教的な世界観が、現世と死者の世界を接続させていることのあらわれだろう。


 我々は台南の東嶽殿で、こういう世界を知っているから、今さら驚きはしない。とはいえ、自身の発想にも決してない。要するに、互いに受け入れがたいけれど、存在を否定できないから「異文化」なのよね。


 まぁそんな話はここまで。
 今年の普度勝会は、万福寺のホームページにわざわざ特集が組まれ、去年までとは状況が変わっていた(去年は、開催日以外の情報は現地でしか分からず)。
 それは恐らく、これが復活したからだろう。



 中華街の祭といえば、たいていの人が連想する獅子踊りだ。今年は神戸の方からやってきて、蝶のように舞い、蜂のように刺しはしないが、激しく踊った。tomopeeも大満足。
 ちなみに、ちゃんとtomopeeは獅子に頭をかじってもらったゾ。



 そして、中国的な獅子舞には欠かせない大頭仏が登場した。いい動きだ。 


 大頭仏は獅子たちを煽りながら踊りを盛り上げ、最後の見せ場をつくる。



野次馬の我々も、こうして祝福された。後ろの大頭仏がちょっとdoraemonっぽいのは気のせいである。
 なお、この後にパンと銭が投げられたわけだが、今年は5円玉以外も含まれていた。hashiが拾ったのは5円玉だけ、しかしderorenは何と………、詳細は伏せておく。いやぁラッキーだぜ。




 KBSのカメラがあったかは不明だが、BSフジのカメラが入っていた。きっと、現地を訪れもしないタレントが「ここは日本の中の中国」とか物識り顔のナレーションを入れる番組になるのだろう。
 このブログも似たようなものだけどね。




2011/10/23

万福寺普度勝会を見学する(四)

万福寺普度勝会
 放生会に向かう一行。
 放生を行う池は有料エリアの外側にあるので、見学すると中に戻れない。なので我々はいったん祭礼現場を離れて、万福寺の他の堂宇を巡っていた。そうして一巡すると、ちょうどこの行列に出会ったわけだ。おかげで、どっかの新聞社よりいい構図で撮ってしまったぜ。

万福寺普度勝会
 まぁ新聞社などどうでも良かった。ともかく船は池に到着。
 日本的なお盆の時期だったら、いくらかでも蓮が咲いていたかも知れないが、未熟な実ばかりの中途半端な景色だ。きれいな人の眼には蓮華が見えているのだろうか。

万福寺普度勝会
 供物と船をアップで。
 すぐに読経が始まったし、カメラをもった部外者などderorenしかいない状況なので、基本的には遠巻きに眺めていた。

万福寺普度勝会
 これらの供物は、池にばら撒かれるわけではなかった。まぁ当たり前か。
 麦ばかりで米がないのはなぜだろう。台南でも、こういう時は「パン」だよね。

 儀式としては、読経が行われ、参加者が池の端に降りて線香を供えて祈る形。その間、傍らではささやかな爆竹も鳴っている。tomopeeは初爆竹でびっくりしていた。何も知らない一般客が巻き込まれて、もっとびっくりしていた。derorenは、爆竹は箱ごとやらなきゃダメだろーと心の中でツッコんでいた。

万福寺普度勝会
 そうして流された船は、風に揺れながら蓮の葉の間を移動していた。ちゃんと船になっていることに妙な感動を覚えつつ、我々の見学は終わったのである。南無阿弥陀仏。


黄檗新生市場
 帰路は黄檗名物のアーケード街を通ったゾ。六地蔵のモールが壊された今、奈良線沿線では屈指の破壊力を誇る暗黒商店街だ。
 ちなみに、日曜の午後3時半に開いてる店は二つだけだったが、その片方はなんとケーキ屋である。我々はそこでシュークリームを買って帰った。というか、黄檗駅前で食ってしまった。普通にうまかったのよね。

2011/10/21

万福寺普度勝会を見学する(三)

万福寺普度勝会
 普度勝会というイベントは、かつては各種観光パンフやwebで紹介されていた。今回も宇治市のサイトにはあった気がするが、詳細は何もなし。華僑団体のサイトでは「近日公開」のまま当日を迎えている。要するにネット上で式次第を知る術はなかった。

 観光サイトがこの地味な祭礼を取り上げたのは、そこで獅子舞が披露されたからである。
 正直言えば、デフォルメ獅子の獅子舞は南京町で見たし、北港朝天宮の祭礼を見学した我々としては、注目するほどのものではない。とはいえ、tomopeeの発育に何か効果があるかも知れないから、一応は獅子舞目当てで出掛けた。
 午後一時前に万福寺に着くように家を出た理由は、過去の情報によれば、獅子舞披露が午後二時らしかったためである。

 で、大雄宝殿の柱に式次第が張ってあるのを発見して、ようやく今後の予定を把握する。次の行事は一時半スタートということと、獅子舞の文字がないことが分かった。
 獅子舞に関しては、周囲で談笑中の華僑の皆さんが、今年はないらしいと話しているのも聞こえていた。まぁそれならそれで仕方ないかなぁ、と気を取りなおす。derorenとhashiは、両将軍の勇姿を拝めただけで満腹だ。

 そうして一時半が近づく。大雄宝殿前では祭壇の準備が行われている。正直、供物を並べるぐらいのことで、準備というほどではなかったが(祭壇自体は元から設置されていた)。
 こうやって万福寺の僧が準備をする間にも、祖霊を拝拝する人々は何の躊躇もなくやってくる。日本という地にあっても、こういう流儀は変わらないのだなぁと感心する。

 というか、自分もこの日は何の躊躇もせずに写真を撮りまくった。「カメラを向けるなんてとんでもない」といわれる祭礼を幾つも見た経験があって、そういうものだと身体に染みついていた自分だが、ほんの数回台湾に行くだけで、すっかり意識が変わってしまった。

万福寺普度勝会
 祭壇には船が置かれている。これより以前には、大雄宝殿の中に置かれており、隣には馬もいた。言うまでもなく祖霊の乗り物だ。
 式次第によれば、これから放生会なのだという。送り盆ですな。

万福寺普度勝会
 予定時刻をかなり過ぎて、ようやく祭儀が始まる。
 万福寺の僧の読経のもとで、華僑団体のトップが供物を捧げて祈る。

萬福寺普度勝会
 まぁことさらに解説するほどの行事ではない。
 上の写真では、この後の行事の主役も写っている。

万福寺普度勝会
 これも容易に想像がつくだろう。厄除けで撒かれるものだ。
 饅頭のようなものは、餡が入っていない。周囲の人は「パン」と呼んでいた。生地は饅頭だったけど、まぁ蒸しパンといえばそうだ。
 お金は日本の五円玉だ。ちょっと期待したので残念だが、祖霊の住所が宇治市なのだし、やはり日本円であるべきなのかも。

万福寺普度勝会
 僧が関わった祭事は十分ほどで終わり、会長がマイクで挨拶。

万福寺普度勝会
 そうして、パンと五円玉が投げられた。五円玉の前には、メガネの人は注意するようにと親切なアナウンスもあったゾ。

tomopee
 derorenがtomopeeを抱きながら撮影しているすきに、hashiはしっかりパンを拾っていた。せっかくなので記念撮影。ポカポカ陽気でtomopeeはお昼寝だ。
 五円玉は沢山撒かれたので、derorenですら数枚ゲットだぜ。我々はただの傍観者といえばそうだが、地獄に堕ちないよう一通り拝拝はしたから、まぁおこぼれにあずかっても罰は当たらないよね。

 さぁいよいよ次は最終回。放生会だ。
 この程度の見物記を四分割するなんて、まるで特番化した「水曜どうでしょう」みたいだね。

2011/10/18

万福寺普度勝会を見学する(二)

万福寺普度勝会
 食事を終えた我々は、ひとまず大雄宝殿を目指す。目指すまでもなく目の前にある。
 本殿を大雄宝殿と呼ぶのも、台南の寺院と同じである。

万福寺普度勝会
 正面から見た大雄宝殿。見るからに中国っぽい色の何かがあるゾ。
 まぁそれが何かは分かっているけれど、実見はしてないので、期待に心を躍らせつつ、華麗なステップで近づいてみる(かなり誇張されている)。

万福寺普度勝会
 そこにあったのは張りぼての宮殿だっ!
 謝将軍と范将軍だっ! お久しぶりっ!

万福寺普度勝会
 冥界に向かう者の善悪を判定する陰陽司。そこにしっかり両将軍が居座っている。
 一見大吉の謝将軍は、ちゃんとベロを出している。
 奨善罰悪の范将軍は……、やっぱりベロを出している。うーむ?

万福寺普度勝会
 あしゅら男爵陰陽司は、謹厳そのものといった表情だ。

万福寺普度勝会
 反対側には功徳司もいる。
 となれば当然、中央にはこの神がおられるだろう。 

万福寺普度勝会
 城隍神だ。そう、ここはまさしく張りぼての城隍廟であった。

 普度勝会とは仏教における盂蘭盆会のような行事で、祖霊をただしく祀り、現世の子孫の繁栄を願うものである。
 普度はもちろん仏教の言葉。だから万福寺で開催されるのは自然にも思えるが、あくまで主催は在日華僑の団体で、ここを会場として借りる形のようだ(関西ではここと神戸の関帝廟で開催される)。

 万福寺の僧によって読経も行われるので、仏教寺院で開催される意義はある。ただし祭礼としては、道教色が強い。少なくとも張りぼて宮殿の数々は、台湾の陰廟そのものである(裏の方には地獄図もあった)。

 ……もっとも、仏教と道教を区別する発想自体が、ここでは野暮なのも事実。
 そもそも万福寺には、伽藍神という名で関帝が祀られている(台南の大天后宮でも、門神の伽藍を関帝の化身としている)。中国的な仏教が儒仏道の三教一致に向かったことは周知の通りで、そうして生まれた黄檗宗なのだ。内部に城隍廟が出現しても、なんら不思議ではない……のかも知れない。

萬福寺普度勝会
 これら神々の宮殿の左右には、それぞれの家の祖霊屋敷が並ぶ。台南東嶽殿を彷彿とさせる豪邸だが、東嶽殿よりもさらに派手である。
 ただ、門前には外車が停まっていたりするけれど、冷蔵庫やテレビは見当らない。打城法事のように、ことさらに現代的かつ裕福な生活環境をアピールするわけではないようだ。
 穏やかな冥界ライフをおくっているここの住人と、今まさに救われようとする不安定な霊の違いなのだろうか(思いつきで書いている)。

萬福寺普度勝会
 さすがと思ったのが、この「冥宅契約書」。ちゃんと住所は万福寺になっているゾ。

万福寺普度勝会
 そんなわけで、宇治に居ながらにして台南気分を満喫するtomopee。張りぼて宮殿の前で記念写真も撮ったが、さすがにバカ過ぎて載せられないぜ。
 ちなみに、後ろ姿ながら不肖derorenが写っちまったぜ。その三に続くぜ!

2011/10/16

万福寺普度勝会を見学する(一)

tomopee
 挙行か否かで検討中の台湾旅行の前に、とりあえず我々は台湾成分を摂取すべきである。少なくともderorenはそう思うのだ。
 まぁ摂取という意味では、つい最近も東京に行ったついでに、台湾物産館で絶品好茶などを買って飲んだ。立ち寄る機会さえあれば、普通のペットボトル飲料と値段は変わらないのでオススメだが、所詮ペットボトル飲料である。遠からず汗か尿に消える運命である。
 もっと記憶に残る台湾成分はないのかと悶々としていたある日、hashiが耳寄りの情報をもってきた。京都の万福寺で何やらあるらしいのだ。
 インターネッツを駆使しても式次第すら分からないものの、幸い万福寺は我が家を出て30分以内には着いてしまう距離にある。さっそく三人で出掛けることにした。

 上の写真は我が家の最寄り駅のホームにて。「まーたderorenとhashiがどっか引きずり回す気だぜ。やってらんねーなー」とぼやいている可能性は否定できない。

万福寺普度勝会
 万福寺はJR奈良線黄檗駅から徒歩5分ぐらい。京阪黄檗駅からも似たような距離だ。ちなみに両駅は、ホームが隣接するのに乗り換え駅とされていないことで有名だ(競合区間なので合同駅舎は永遠に造られないだろう)。

 門前に着くと、幔幕が張られている。祭礼気分を盛り上げてくれるが、実は本日の祭礼とは無関係。350年記念の法要が近日開催される関係の幕である(大震災で延期されたもの)。
 そもそも、周囲には他にも参拝客がいるけれど、祭を見に来たという感じの人間は見かけない。
 一般的に京都で祭を見物に行くと、役にも立たない写真を撮りたがる自称カメラマンや、とりあえず他人よりよい場所を占拠しようと殺気立つ人々が、漏れなくついてくる。しかしそんな空気はまるでないのである。

万福寺普度勝会
 ともあれ中に入ることにする。ちなみに拝観料は一人500円である。大人二人で1000円! 台南の開元寺も法華寺も拝観料なんて取ってないよねっ!

 ……ここは台湾人の読者もいるので、あえて書こう。日本の、特に京都の観光寺院は、ただ敷地に入るだけでお金を必要とする。拝拝の有無に関わらずである。
 堂内には賽銭箱がちゃんと設置されているけれど、参拝客がお金を入れる保証はないので、あらかじめ取ってしまう。それが「拝観料」という制度だ。かつて税金でもめて「志納金」と称した時にも、金額を強制する寺院があったほど、観光寺院の経済にとって拝観料は大きな収入源である。
 万福寺は郊外の寺院なので、平日の観光客なんて知れているけどね。

 話がそれてしまった。広い境内は、左右に並ぶ提灯だけが、特別な日であることを示している。

万福寺普度勝会
 階段を昇ったところにあるのが天王殿。実はここ、台湾でいうところの弥勒殿そのものだ。内部は中央に布袋系弥勒像があり、両脇には四天王が祀られる。まるっきり開元寺などと同じ配置となっている。

 これはもちろん偶然ではない。
 万福寺は禅宗の黄檗宗に属するが、この宗派は日本の江戸時代に、清朝から伝来した非常に新しいものである(従って寺院の数は少ない)。開祖の隠元は中国人で、当初は他の僧侶も概ね渡来人だった。さらに伽藍もそのまま再現された。
 台南の開元寺や法華寺は、黄檗宗に属したことはないと思われるが、ほぼ同時期の寺院なので、類似しない方がおかしいのである(台南にはかつて黄檗寺があったぞ)。

萬福寺普度勝会
 そうして盛り上がってきた我々の前に、立ちはだかったのはマスコットキャラだった。
 コイツは叩いて音を鳴らす開版で、禅宗寺院にはつきものの道具に過ぎないけれど、売店では本当に開版のキャラクターグッズが売られているんだぜ。

 そして、このマスコットがいる場所では……。

万福寺普度勝会
 ああうまそうな香り!!
 斎堂では精進料理(素食)の春雨が振舞われている。もちろん見逃すはずもない我々は、見学より先にまず食事となった。
 これがまたうまい。金針花が入ってるし、しっかり台湾素食の気分も味わえた。ああ幸せだ。写真の皿の中身は、二人で全部食ってしまった。

 ただし、幸せなのは親だけで、まだ離乳食も途上のtomopeeは一人ふてくされていた。罪滅ぼしも兼ねて、そのまま斎堂の隅を借りて授乳、いよいよ目的の場所へ向かうことになった。
 台湾の話じゃないのに、まだ続くぜ。



*****頼まれたので宣伝*****
 台湾政府の行政院青年輔導委員会で、「青年トラベラー大募集」というイベントを開催。webから10日間の旅行計画を投稿すると、締切後に審査が行われて、2000~3000$の旅行資金がもらえるかもしれないそうだよ!
 ちなみに18-30歳限定らしいよ! derorenは応募資格がないのに宣伝してるよ! 依頼の文章が分かりにくいので全面的に書き替えたよ!
 まぁ興味のある人は公式サイトを見るが良いぞ。
http://youthtravel.tw/youthtrekker/
*****宣伝終わり*****