2010/06/19
大厝口から料館口へ(台北・萬華)
華西街のアーケード街は、桂林路から南の方が「夜市」っぽい(そもそも北側は昼から営業している)。この南側は、かつて大厝口と呼ばれた。豪邸が多かったのがその由来だそうな。
少し南に下ったところに、名前と中身が一致しない「台南坦仔麺」がある(写真の左奥)。立派な海鮮レストランだ。
まぁ初心を忘れないためらしいので、一致しないことはどうでもいいが、ちょうどその店の前を西に折れると、媽祖廟の存在を示す看板が立っている。
看板に従って路地を歩く。
写真は華西街に向けて撮ったものなので、ばあさんの奥の突き当たりが華西街ということになる。
梧州街を渡る。
これだけ立派なアーチがあれば、道を間違うことはないだろう。
梧州街を渡るとさらに道は狭くなる。そしてなぜかカラオケの大音響が聞こえたりする。お店の前に若い女性が立っていたりする。あまり一人歩きには向いてない雰囲気の道である。
ようやくそれらしい場所に到着した。
もちろん、後ろの廃屋っぽい建物が媽祖廟ではなく、敷地が狭いのでここに出しているだけだ。この位置から後に振り返れば、目指す啓天宮が鎮座している。啓天宮およびこの辺の地名「料館口」については次の記事を待つべし。
ちなみに、遠そうに書いてみたけど、せいぜい5分の距離。
そういえば途中で、謎の黒シャツ集団(今話題の野球賭博の胴元みたいな方面じゃなくて、ただの学生だった)に遭遇した。
遠目には怪しげな集団だったが、近くで見たら服装は黒いだけでバラバラ。何人かが日本語の書かれたTシャツを着ていたのはガッカリした。
hashiは日本語Tシャツの人を見かけると、わざわざ写真を撮ったりするが、derorenは「そんなもの着るぐらいなら謝将軍シャツでも着てろ」と思うわけである(謝将軍シャツはありそうで無いよね)。
この黒シャツ集団は、梧州街のアーケードで休んでいるところまでは確認した。その後は不明。誰も興味ないでしょ?
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