初台湾どころか初海外の初日は4月29日。朝六時に目を覚まして、一時間ウダウダして七時に家を出た。ウダウダの一時間はまぁ、何か忘れてないかなぁ、という一時間である。
京都からもっとも単純に関空へ向かう方法は、「はるか」に乗ること。いつも通勤時にアナウンスを聞いてる列車に乗れば済む……のだが、我々は京阪から南海「ラピート」を選択した。「はるか」はいまいち乗り心地が好きになれず、以前から関空へは乗って楽しい「ラピート」を選んでいる(海外旅行はないが、関空利用はある)。まぁ「ラピート」はいかんせん乗車時間が短いけれど。
関空に9時過ぎに到着。今回はキャセイパシフィックのEチケットを利用、すでにオンラインチェックイン済みだった。とはいえ、オンラインチェックインなんて初めてなので、一応カウンターで確認してみる。でまぁ、その時点では「もう済んでいるので」との返事。
関空の待合には無料のLANがあって、ネットが使えた。あんまりやることもないので、firefoxのヴァージョンアップを行う。無意味な時間だった。
やがて持ち物チェックを抜け、いよいよ搭乗口へ向かう。するといきなり構内放送で呼び出しを食らう。なんじゃそりゃ、という感じで放送後約一分で搭乗口に着くと、帰りの日程などをチェックされた。チェックインを窓口で行わず、荷物を預けないとそういう確認をするタイミングがないということらしい。それはその通りなんだとしても、いちいち呼び出しを食らうのはちょっと勘弁してほしいところ。キャセイのこの制度は始まったばかりらしいし、そのうちどうにか改善されることを願う。
まぁもう一度キャセイに乗る機会があるかどうかは微妙だ。時間がいいので、関空から台湾に行く場合は、お世話になるやもしれぬ。機内食もまぁそれなりだったし。どうしてもエコノミーは狭いけどねぇ。
なお、飛行機降りてから一度、体温をチェックされた。平熱が高めだからだろうか。般若心経を唱えつつどうにか台湾入りを果たしたぞ。
その後、初日の日程はタクシーで台北へ向かい、高鉄のチケットを買ってから街へ。本屋街は一軒だけのぞく。何軒ものぞく体力はなさそうだったので。
城中市場では牛肉麺の店に入る(店名は後日補足)。刀削麺はQQでなかなか良かったが、実はこの後に別の店に入るつもりだったので、予想外に腹がふくれて困った(自業自得)。城中市場は男が歩いてもあまり買う物がない。相方は一軒、買おうかどうか迷っていたが、値段を聞く勇気がなかったようだった。
西門駅の手前で、有名な牛肉麺の店を発見。店名もなにもないが、客はいっぱいいた。本来ならここで喜び勇んで食べるはずなのに、すでに腹がふくれていて、とてもそんな元気もない。なんか無計画な自分に腹を立てつつ、西門方面を歩く。
西門紅楼は一階に西門付近の歴史がパネル展示されていて、二階は劇場だそうな。一階にはカフェスペースもある。裏手のオープンテラスにもオサレな店が多い。
西門から龍山寺までの間は、なんというか素顔の台北という感じ。ドブのにおいがする。バイクが歩道を走る。けっこう怖い思いをしつつ、途中で入った店でTシャツを買った。日本語は全く通じないし、知らない通貨で支払いする違和感もまだ抜けない。ああ台湾だ。途中にあった法華寺の中にはお百度石があったけど。
龍山寺では拝拝を決行する(この日はこれ一回。翌日は二回)。なんだか面白い。ちゃんと住所は「日本国京都府……」と言っておいた。すげー面倒くさいが、なんかそれが良かった。
周辺の店も楽しい。苦茶を買ったら本当に苦くてびっくりした。薬草がいっぱい売られていて、ほしくてしょうがないけれど日本に持ち込めないから泣く泣くパス。午後七時過ぎまでぶらぶらして、地下鉄で台北駅へ戻り、高鉄で台南へ。高鉄は指定席35%オフなので、なかなか客が多かった。座席は新幹線と変わらないが、とにかく外側が汚い。日本製の洗車機を買っていればこんなことにはならなかったろうに。
そして高鉄台南よりタクシーでホテルへ。ビンロウ売りの店を見つけては注視するけれど、それっぽい人はあまり見あたらなかったっす。
ということで初日は無事に終了。(これを書いてる時点で二日目も終了、まーだ生きてるよまーだ生きてるよ)
2009/04/29
首相大飯店とはこんなホテルであった
私はふだん東京に行く時は、JR東海ツアーズのパックで狭苦しいシングルルームに泊まっている。それでも、ベッドの空間さえ確保されていれば問題ない。どうせ寝るだけだし。
以下の記述は、そういう人間によるものであることをあらかじめご承知願いたい。世の中にはホテルそのものを旅の目的とする人もいる(知り合いにもいる)が、そういう人には役に立たないと思われる。
台南で宿泊を考えた先は、朝代大飯店、首相大飯店、天下大飯店あたりだった。台鐵台南駅から近い朝代大飯店はなぜか(というのもアレだが)予約がいっぱいで、次に近い首相大飯店を選択。なお、首相大飯店は高鐵免費(無料)バスの台南公園バス停(終点)から近かったりするけど、今回はバスに乗らなかったので意味はなかった。
首相大飯店の外観。前に停まっている車は、結婚式に出掛けるところである。この後爆竹を鳴らして去っていったよん。
部屋は「豪華単人房」。「単人」といっても、あくまでこれはベッドの数を指すだけのようだ。この部屋はダブルベッドで、横向きでも眠れるぐらい広いので、男二人とかじゃなければいいのでは、と思ったりもする。
とはいえ、なぜツインにしなかったのかというと、首相大飯店のホームページで客室階(7階のみ)のフロア平面図を公開していて、「双人房」に窓がないことを知ってしまったからである。まぁ窓はあっても開けられないけど、気分の問題ですな。
窓があっても……というのは、外の景色にいろいろ問題があるからだ。
写真でも分かるように、首相大飯店とは高層ビルの一部(一階と七階)で、他のフロアはマンションだったりする。で、三つのビルがデルタ状にくっついている中庭に窓があった場合(我々の部屋もそうだった)、開けると非常に生活臭の濃厚な景色が見える。というか、見えるだけじゃなく見られてしまう。
まぁそれでも、開けようと思えば開くというのは、精神衛生上よろしいのではないか。窓無し部屋に慣れた方が、台湾旅行のためかも知れないけど。
ホテルには、程度の差はあるが日本語のいけるフロントが何人かいる。清掃のおばちゃんも片言の日本語を話す。なので通常のホテル宿泊なら困ることはない。部屋にある案内も日本語ありだし。
ただ、複雑な注文をしようとすると、対応がやや不安定になる。今回でいえばタクシーの貸し切りを頼んだ時がそうだった。不安定というか、まぁ運ちゃんが勘違いしただけのように思えるけど。我々の頼んだ行き先が、日本人観光客の一般からかなり外れていたわけだし。
鄧老師養生館でのマッサージ予約もフロントにお願いした。こちらはまぁ、紙に書いて(地図か店名もあればベター)お願いすれば無問題。日本のホテルと同様であろう。
どっちにしても、台南を歩く以上は地図がないとダメである。以前のエントリーで紹介したガイドや地図を持っていると良い。特に「台南5區域5條主題路線嬉遊記」は便利だ。まぁこの本が買えなくとも、普通の地図ならコンビニで買えるので、何かしら持っておくべし。
以下の記述は、そういう人間によるものであることをあらかじめご承知願いたい。世の中にはホテルそのものを旅の目的とする人もいる(知り合いにもいる)が、そういう人には役に立たないと思われる。
台南で宿泊を考えた先は、朝代大飯店、首相大飯店、天下大飯店あたりだった。台鐵台南駅から近い朝代大飯店はなぜか(というのもアレだが)予約がいっぱいで、次に近い首相大飯店を選択。なお、首相大飯店は高鐵免費(無料)バスの台南公園バス停(終点)から近かったりするけど、今回はバスに乗らなかったので意味はなかった。
首相大飯店の外観。前に停まっている車は、結婚式に出掛けるところである。この後爆竹を鳴らして去っていったよん。
部屋は「豪華単人房」。「単人」といっても、あくまでこれはベッドの数を指すだけのようだ。この部屋はダブルベッドで、横向きでも眠れるぐらい広いので、男二人とかじゃなければいいのでは、と思ったりもする。
とはいえ、なぜツインにしなかったのかというと、首相大飯店のホームページで客室階(7階のみ)のフロア平面図を公開していて、「双人房」に窓がないことを知ってしまったからである。まぁ窓はあっても開けられないけど、気分の問題ですな。
窓があっても……というのは、外の景色にいろいろ問題があるからだ。
写真でも分かるように、首相大飯店とは高層ビルの一部(一階と七階)で、他のフロアはマンションだったりする。で、三つのビルがデルタ状にくっついている中庭に窓があった場合(我々の部屋もそうだった)、開けると非常に生活臭の濃厚な景色が見える。というか、見えるだけじゃなく見られてしまう。
まぁそれでも、開けようと思えば開くというのは、精神衛生上よろしいのではないか。窓無し部屋に慣れた方が、台湾旅行のためかも知れないけど。
ホテルには、程度の差はあるが日本語のいけるフロントが何人かいる。清掃のおばちゃんも片言の日本語を話す。なので通常のホテル宿泊なら困ることはない。部屋にある案内も日本語ありだし。
ただ、複雑な注文をしようとすると、対応がやや不安定になる。今回でいえばタクシーの貸し切りを頼んだ時がそうだった。不安定というか、まぁ運ちゃんが勘違いしただけのように思えるけど。我々の頼んだ行き先が、日本人観光客の一般からかなり外れていたわけだし。
鄧老師養生館でのマッサージ予約もフロントにお願いした。こちらはまぁ、紙に書いて(地図か店名もあればベター)お願いすれば無問題。日本のホテルと同様であろう。
どっちにしても、台南を歩く以上は地図がないとダメである。以前のエントリーで紹介したガイドや地図を持っていると良い。特に「台南5區域5條主題路線嬉遊記」は便利だ。まぁこの本が買えなくとも、普通の地図ならコンビニで買えるので、何かしら持っておくべし。
2009/04/28
合い言葉は豚インフルエンザ
さぁどうなることやら。
最近体調を崩していたから、明日は空港で足止め喰らったりするか?
いやだなぁ。メキシコ帰りの人と同じ通勤電車に乗ってなかったことを願おう。
ということで明日よりお出掛け。現地でも一応更新するが、写真入りの豪華版は帰国後になる。まぁ飛行機が落ちなければね。
最近体調を崩していたから、明日は空港で足止め喰らったりするか?
いやだなぁ。メキシコ帰りの人と同じ通勤電車に乗ってなかったことを願おう。
ということで明日よりお出掛け。現地でも一応更新するが、写真入りの豪華版は帰国後になる。まぁ飛行機が落ちなければね。
2009/04/25
World Wide Webの時代(旅行の準備 その3)
旅行ガイドの基本は書籍である。とはいえ、今はウェブの存在を無視できない。できないどころか、ウェブに依存しなければ今回の旅行はあり得ない。
ここでは旅行前によくお世話になったサイトを紹介。
※以下の内容は、2009年7月と2010年1月に補足した。
2009年11月時点の推薦ウェブサイトは、こちらの記事をご覧くだされ。
●旅旅台北
ここの情報は毎日チェックした。代理店としてどうなのかは使わないので不明だが、サイトの充実度はどっかのナビより数段上。どっかのナビみたいにゴミのような宣伝ではなく、それぞれの取材者の感想が比較的きちんと書かれている点も好感がもてる。
●なる台
ニュースのみ。別に無理に読むことはないかも知れない。掲載基準も疑問だし。ビジネス関係はSABCニュース&PRの方が詳しい。
●台南・ダイアリー
日本人のブログで、台南の記事を探すのはそれほど難しくはない。しかし大半はただメシを食うだけの内容だし、時々は押し付けがましい日本マンセーが鼻についたりする。
台南・ダイアリーは、以前の記事で書いたように開元寺の記事が良い。他にも拝拝の作法が書いてあったり、台南の文化を知ることの出来るブログである。最近は更新がないようで残念であるが、台南で読むならまずはここであろう。
●大台南旅遊網
大台湾旅遊網の一部で、台南関係の観光記事が揃う。お店の紹介も多いので一通りはチェック。なお、大台湾旅遊網には日本語サイトもあるが、機械翻訳まんまの大変な日本語なので注意。
●台南入口網(閉鎖)
台南市のさまざまな店舗のリスト。ここでしか詳細の確認できない店も多い。
※以前リンクをはってあったサイトは、なにやらトロイが貼られたらしい。経営譲渡でトラぶったらしいことも書いてあったりする。とりあえず落ち着くまでリンクは外す。
なお、別の台南入口網もある。閉鎖されたサイトの方が便利だったけどね。
●府城観光
台南市政府の観光サイト。どこが日本語サイトなんだと言いたくなるが、まぁそんなことは些細な話である。不満があるならボランティアで翻訳でもすれば良かろう。
●安平港国家歴史風景区
安平の公式情報。まだいくらか日本語。
「観光ガイド」のところに、わりとディープな名所の紹介もあるので便利である。
●盤古網 夜市大觀園專區(リンク削除)
たんに現地の人が投稿した夜市の写真。この盤古網、ほとんど掲示板としては機能していないので他は読む価値なさそう。
※荒されたようなのでリンクを削除した。
●大東夜市
一応公式サイト。この夜市の参考になるのはもちろんだが、曜日によって花園や武聖や小北成功に出てる店もあるようなので、その方面にも役立つ。なお花園夜市も一応あるが……。
※いつの間にかnot foundになっていた。
●花園夜市(※2010.1追加)
バイリンガルな紹介ブログ。日本語は機械翻訳気味で怪しいが、どうしても中文サイトが嫌ならばここが便利である。
こんな感じで店を知ったら、その名前で検索すればだいたい写真付きの記事を探し出せる(現地のブログを探すなら、言語を繁体字に指定すること)。あとはその写真と本物にギャップがあるのかないのか。まぁそこは行ってみないと判らんね。
ということで出発日が迫ってきた。どうやら天候には恵まれそうなので一安心である。
ここでは旅行前によくお世話になったサイトを紹介。
※以下の内容は、2009年7月と2010年1月に補足した。
2009年11月時点の推薦ウェブサイトは、こちらの記事をご覧くだされ。
●旅旅台北
ここの情報は毎日チェックした。代理店としてどうなのかは使わないので不明だが、サイトの充実度はどっかのナビより数段上。どっかのナビみたいにゴミのような宣伝ではなく、それぞれの取材者の感想が比較的きちんと書かれている点も好感がもてる。
●なる台
ニュースのみ。別に無理に読むことはないかも知れない。掲載基準も疑問だし。ビジネス関係はSABCニュース&PRの方が詳しい。
●台南・ダイアリー
日本人のブログで、台南の記事を探すのはそれほど難しくはない。しかし大半はただメシを食うだけの内容だし、時々は押し付けがましい日本マンセーが鼻についたりする。
台南・ダイアリーは、以前の記事で書いたように開元寺の記事が良い。他にも拝拝の作法が書いてあったり、台南の文化を知ることの出来るブログである。最近は更新がないようで残念であるが、台南で読むならまずはここであろう。
●大台南旅遊網
大台湾旅遊網の一部で、台南関係の観光記事が揃う。お店の紹介も多いので一通りはチェック。なお、大台湾旅遊網には日本語サイトもあるが、機械翻訳まんまの大変な日本語なので注意。
●台南入口網(閉鎖)
台南市のさまざまな店舗のリスト。ここでしか詳細の確認できない店も多い。
※以前リンクをはってあったサイトは、なにやらトロイが貼られたらしい。経営譲渡でトラぶったらしいことも書いてあったりする。とりあえず落ち着くまでリンクは外す。
なお、別の台南入口網もある。閉鎖されたサイトの方が便利だったけどね。
●府城観光
台南市政府の観光サイト。どこが日本語サイトなんだと言いたくなるが、まぁそんなことは些細な話である。不満があるならボランティアで翻訳でもすれば良かろう。
●安平港国家歴史風景区
安平の公式情報。まだいくらか日本語。
「観光ガイド」のところに、わりとディープな名所の紹介もあるので便利である。
●盤古網 夜市大觀園專區(リンク削除)
たんに現地の人が投稿した夜市の写真。この盤古網、ほとんど掲示板としては機能していないので他は読む価値なさそう。
※荒されたようなのでリンクを削除した。
●大東夜市
一応公式サイト。この夜市の参考になるのはもちろんだが、曜日によって花園や武聖や小北成功に出てる店もあるようなので、その方面にも役立つ。なお花園夜市も一応あるが……。
※いつの間にかnot foundになっていた。
●花園夜市(※2010.1追加)
バイリンガルな紹介ブログ。日本語は機械翻訳気味で怪しいが、どうしても中文サイトが嫌ならばここが便利である。
こんな感じで店を知ったら、その名前で検索すればだいたい写真付きの記事を探し出せる(現地のブログを探すなら、言語を繁体字に指定すること)。あとはその写真と本物にギャップがあるのかないのか。まぁそこは行ってみないと判らんね。
ということで出発日が迫ってきた。どうやら天候には恵まれそうなので一安心である。
2009/04/22
まずはガイドを買え その2(旅行の準備 その2)
さぁいよいよ購入リスト本番だ。
その1と同じく、2009年GWに持参した本が★、2009年夏に持参したものは☆である。
※2010年1月に書き替えた。
★☆『玩樂地圖便利通-台南市』
台南市の観光地図。とりあえず持っておけ。
現地コンビニで普通の地図を買っても構わないだろうけど、一応買って損はない。鹿耳門に行きたいという意志は、これで運ちゃんに伝えた。
●『台南美食王:新派v.s.經典 達人餐廳82店』
台南の有名店を紹介。対決形式だが何も対決になってない。いちいち台湾北部と南部の違いを説明するのだが、結局どれも「北部のメシはまずい」が結論である。そこそこオススメ。
★『台南好味道』
上と同じシリーズ。こちらは地域別で、観光地のガイドも載っているのでオススメ。
地図が載っているので持参した。で、この本に載ってる店にも行ったので役には立った……けど、地図が怪しい。何軒か見つからなかったぞ。
八月は持参せず。店はけっこう覚えたし。
★☆『台南5區域5條主題路線嬉遊記』(上旗文化)
台南のポケットガイド。台南旅行のお供になる本。
今回の旅行で一番役に立った本だ。持っていればかならず戦力になる。
八月も活躍したぞ。これを買わずに台南は歩けない。
※2010.12に新版刊行。通販はこちらから。
●『食尚玩家:2009全台小吃年鑑』
台湾全土の小吃ガイド。とりあえず写真を見てると幸せになれるので、台湾旅行者すべてにおすすめする。安いし。
●『食尚玩家:夜市大全特刊』
同じシリーズで、台湾各地の主要な夜市を網羅。台南は花園、大東、武聖が紹介されている。これも台湾旅行者すべてにおすすめ。
●『夜市流行小吃』
●『夜市美味小吃』
これは小吃のレシピ本である。基本的には店を出したい人向けの本らしく、やたら分量が多いのが特徴。牛肉麺のレシピで牛肉1200gとかあるし。まぁレシピを知りたい人はどうぞ。
なお、台南の観光地のお土産売り場でも売られていた。
●『Taipei Walker 特別號』(春天愛旅行/2009 第32期)
抱き合わせでしか買えない雑誌があったので、とりあえず購入。台湾角川は日本の角川の指揮で雑誌を作っているので、あまり目新しさはない。
これらは台湾の書店(博客來網路書店)から通販で買った。
※通販の方法をこちらの記事で詳細に記したのでご一読あれ。
ここは会員登録が必要だが、パスポートとクレジットカードがあれば日本から登録して購入できる。在庫があればOCS→佐川経由で一週間以内に届く。日本の書店経由と比べると、同じ本なら半額程度で済む。
漢字だらけで怯む人もいようが、購入方法は日本の通販と変わらないので、まぁそんなに難易度は高くないはず。なお、書店では食料品なども通販しているけれど、こちらは当然持ち出し不可。たぶん、本とDVDやCDぐらいしか買えないだろう。
あ、もちろん日本の本も買えない。日本の雑誌どころか、フィギュアまであるので、暇潰しに眺めて見るのも面白い。
その1と同じく、2009年GWに持参した本が★、2009年夏に持参したものは☆である。
※2010年1月に書き替えた。
★☆『玩樂地圖便利通-台南市』
台南市の観光地図。とりあえず持っておけ。
現地コンビニで普通の地図を買っても構わないだろうけど、一応買って損はない。鹿耳門に行きたいという意志は、これで運ちゃんに伝えた。
●『台南美食王:新派v.s.經典 達人餐廳82店』
台南の有名店を紹介。対決形式だが何も対決になってない。いちいち台湾北部と南部の違いを説明するのだが、結局どれも「北部のメシはまずい」が結論である。そこそこオススメ。
★『台南好味道』
上と同じシリーズ。こちらは地域別で、観光地のガイドも載っているのでオススメ。
地図が載っているので持参した。で、この本に載ってる店にも行ったので役には立った……けど、地図が怪しい。何軒か見つからなかったぞ。
八月は持参せず。店はけっこう覚えたし。
★☆『台南5區域5條主題路線嬉遊記』(上旗文化)
台南のポケットガイド。台南旅行のお供になる本。
今回の旅行で一番役に立った本だ。持っていればかならず戦力になる。
八月も活躍したぞ。これを買わずに台南は歩けない。
※2010.12に新版刊行。通販はこちらから。
●『食尚玩家:2009全台小吃年鑑』
台湾全土の小吃ガイド。とりあえず写真を見てると幸せになれるので、台湾旅行者すべてにおすすめする。安いし。
●『食尚玩家:夜市大全特刊』
同じシリーズで、台湾各地の主要な夜市を網羅。台南は花園、大東、武聖が紹介されている。これも台湾旅行者すべてにおすすめ。
●『夜市流行小吃』
●『夜市美味小吃』
これは小吃のレシピ本である。基本的には店を出したい人向けの本らしく、やたら分量が多いのが特徴。牛肉麺のレシピで牛肉1200gとかあるし。まぁレシピを知りたい人はどうぞ。
なお、台南の観光地のお土産売り場でも売られていた。
●『Taipei Walker 特別號』(春天愛旅行/2009 第32期)
抱き合わせでしか買えない雑誌があったので、とりあえず購入。台湾角川は日本の角川の指揮で雑誌を作っているので、あまり目新しさはない。
これらは台湾の書店(博客來網路書店)から通販で買った。
※通販の方法をこちらの記事で詳細に記したのでご一読あれ。
ここは会員登録が必要だが、パスポートとクレジットカードがあれば日本から登録して購入できる。在庫があればOCS→佐川経由で一週間以内に届く。日本の書店経由と比べると、同じ本なら半額程度で済む。
漢字だらけで怯む人もいようが、購入方法は日本の通販と変わらないので、まぁそんなに難易度は高くないはず。なお、書店では食料品なども通販しているけれど、こちらは当然持ち出し不可。たぶん、本とDVDやCDぐらいしか買えないだろう。
あ、もちろん日本の本も買えない。日本の雑誌どころか、フィギュアまであるので、暇潰しに眺めて見るのも面白い。
まずはガイドを買え その1(旅行の準備 その1)
ということで、旅行前に買ったガイドの一覧だ(日本の書店で購入した)。一応、一言コメントを付けておこう。
なお、★は2009年GW旅行に持っていった本。☆は2009年夏旅行に持参した本、●は読んだだけ。●だから不要というわけではないが、参考までに。
※2010年1月にいろいろ書き替えた。
★台南―台湾史のルーツを訪ねる (旅名人ブックス)
これをトップにもって来た理由は言うまでもない。日本語では唯一の台南オンリー本。
なお、このシリーズは地図や交通手段などの基本データがほとんどないので、あくまで読み物と考えるべきであろう。ただし読み物としてはかなり良い。写真を見て気分を高めよう。
現地では、見所を逃がしてないか確かめるために、時々開いて読んだ。なお、正誤表はこちら。
帰国後(5月)の感想。
残念ながら、この本の関係者は台南の民俗信仰については素人だし、そもそもそういう信仰を理解する視点をあまり持っていないな、と感じる。現地のガイドを読んだ後にこれを読むと、ビジュアル重視で情報量が少ないことに気づかされるのだ。日本語ガイドとして貴重なだけに、もう少しライターの質を高めたらどうかな、などと言ってやろう(一応は私もライターみたいな職業だったので)。
八月は使わなかった。こちらで紹介したガイドの方が情報量もあったので割愛した。たぶん今後は持っていくこともないだろう。
☆『地球の歩き方 台北 2009~2010』
とりあえず近所の本屋で買った。台北はほとんど行かないのでオマケのようなもの。
空港からのバスの所要時間が短めだったり、イマイチ内容的にも信用がおけない。「歩き方」という名にはそぐわない本である。
八月の旅行では、急遽予定を台北に変更する可能性があったため持参。幸か不幸か使わずに済んだが、三度目の旅行では台北宿泊の予定なので、一応持参する可能性大。
★☆片倉佳史『旅の指さし会話帳〈8〉台湾』
片倉氏は台湾新幹線の情報を探していた時から名前を知っていたので、似たような本は他にもあるが、これを購入。
最終的な評価は、現地で役に立ったかどうかで判断するしかない。でもまぁ、悪い本ではないよ。たぶん。
で、現地では多少利用した。この本を広げて指差すのは煩わしくて無理だ。それでも言葉の意味を知りたくなった時の辞書の代わりにはなったと思う。
八月も持参したが、あまり使う機会はなかった。お守り程度の本だ。
●林小龍『大人の台湾極楽ガイド』
相方が購入。作者名は「ナントカ制作委員会」的なもので、リアルに存在しているわけではなかろう(どうでもいい)。台南も載ってはいるが、ほぼ台北情報なのでこれも参考程度。
読み物としてはそれなりに面白い。大人というかオッサン向け。良いことばかり書いてるわけではない、という意味では「地球の歩き方」よりマシ。ただ、ナイトライフの予定がない場合はそのコーナーがまるまる無駄なので、持参するには難あり。
●渡辺満里奈『満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾―』 (新潮文庫)
古本捨値で購入。データの古さは仕方ないが、軽い読み物としては良い。台南情報も多い。食い物しかないけどさ。
★『台北』 (ララチッタ―アジア)
古本捨値で購入。台北オンリーなので参考程度だが、ガイドとしてはマシな部類だろう。
台北ガイドでは唯一持参。地図が後ろにまとまっているし、空港での手続きなど一通り載っているから、ディープな旅でなければ悪くないと思う。
八月に持参しなかった理由は、古本(2007年度版)だったため。ホテル探しなどの際には、一応最新版の方が良いわけで……。
●『るるぶ台湾 ’08』
古本捨値で購入。台南も載っているが、デタラメな情報多し。購入する価値なし。
●『台湾』 (いい旅・街歩き)
古本捨値で購入。最新版でないので評価は保留しておくが、台南はやはり申し訳程度。立ち読みで良い。
●『な~るほど・ザ・台湾』2009.3
神田で本を探したついでに購入。別冊マップ付きだが、台湾で日本名の小姐に会いたい人以外には金の無駄。もちろん私にとっても無駄。
●『HERE』(台北の情報誌)2冊
同じく神田で購入。最初から読み物として買ったので、それなりに楽しめた。ただし日本の書店で買うと高すぎる。
なお、これは台北オンリーなので、台南の情報は期待しないように。
※2009年に休刊となった模様。
まぁこの時点で既にとんでもない数だが、本番はこれからである。その2を待て。
なお、★は2009年GW旅行に持っていった本。☆は2009年夏旅行に持参した本、●は読んだだけ。●だから不要というわけではないが、参考までに。
※2010年1月にいろいろ書き替えた。
★台南―台湾史のルーツを訪ねる (旅名人ブックス)
これをトップにもって来た理由は言うまでもない。日本語では唯一の台南オンリー本。
なお、このシリーズは地図や交通手段などの基本データがほとんどないので、あくまで読み物と考えるべきであろう。ただし読み物としてはかなり良い。写真を見て気分を高めよう。
現地では、見所を逃がしてないか確かめるために、時々開いて読んだ。なお、正誤表はこちら。
帰国後(5月)の感想。
残念ながら、この本の関係者は台南の民俗信仰については素人だし、そもそもそういう信仰を理解する視点をあまり持っていないな、と感じる。現地のガイドを読んだ後にこれを読むと、ビジュアル重視で情報量が少ないことに気づかされるのだ。日本語ガイドとして貴重なだけに、もう少しライターの質を高めたらどうかな、などと言ってやろう(一応は私もライターみたいな職業だったので)。
八月は使わなかった。こちらで紹介したガイドの方が情報量もあったので割愛した。たぶん今後は持っていくこともないだろう。
☆『地球の歩き方 台北 2009~2010』
とりあえず近所の本屋で買った。台北はほとんど行かないのでオマケのようなもの。
空港からのバスの所要時間が短めだったり、イマイチ内容的にも信用がおけない。「歩き方」という名にはそぐわない本である。
八月の旅行では、急遽予定を台北に変更する可能性があったため持参。幸か不幸か使わずに済んだが、三度目の旅行では台北宿泊の予定なので、一応持参する可能性大。
★☆片倉佳史『旅の指さし会話帳〈8〉台湾』
片倉氏は台湾新幹線の情報を探していた時から名前を知っていたので、似たような本は他にもあるが、これを購入。
最終的な評価は、現地で役に立ったかどうかで判断するしかない。でもまぁ、悪い本ではないよ。たぶん。
で、現地では多少利用した。この本を広げて指差すのは煩わしくて無理だ。それでも言葉の意味を知りたくなった時の辞書の代わりにはなったと思う。
八月も持参したが、あまり使う機会はなかった。お守り程度の本だ。
●林小龍『大人の台湾極楽ガイド』
相方が購入。作者名は「ナントカ制作委員会」的なもので、リアルに存在しているわけではなかろう(どうでもいい)。台南も載ってはいるが、ほぼ台北情報なのでこれも参考程度。
読み物としてはそれなりに面白い。大人というかオッサン向け。良いことばかり書いてるわけではない、という意味では「地球の歩き方」よりマシ。ただ、ナイトライフの予定がない場合はそのコーナーがまるまる無駄なので、持参するには難あり。
●渡辺満里奈『満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾―』 (新潮文庫)
古本捨値で購入。データの古さは仕方ないが、軽い読み物としては良い。台南情報も多い。食い物しかないけどさ。
★『台北』 (ララチッタ―アジア)
古本捨値で購入。台北オンリーなので参考程度だが、ガイドとしてはマシな部類だろう。
台北ガイドでは唯一持参。地図が後ろにまとまっているし、空港での手続きなど一通り載っているから、ディープな旅でなければ悪くないと思う。
八月に持参しなかった理由は、古本(2007年度版)だったため。ホテル探しなどの際には、一応最新版の方が良いわけで……。
●『るるぶ台湾 ’08』
古本捨値で購入。台南も載っているが、デタラメな情報多し。購入する価値なし。
●『台湾』 (いい旅・街歩き)
古本捨値で購入。最新版でないので評価は保留しておくが、台南はやはり申し訳程度。立ち読みで良い。
●『な~るほど・ザ・台湾』2009.3
神田で本を探したついでに購入。別冊マップ付きだが、台湾で日本名の小姐に会いたい人以外には金の無駄。もちろん私にとっても無駄。
●『HERE』(台北の情報誌)2冊
同じく神田で購入。最初から読み物として買ったので、それなりに楽しめた。ただし日本の書店で買うと高すぎる。
なお、これは台北オンリーなので、台南の情報は期待しないように。
※2009年に休刊となった模様。
まぁこの時点で既にとんでもない数だが、本番はこれからである。その2を待て。
2009/04/21
ツアー旅行を断念(旅行のきっかけ その2)
かつて散々出掛けた沖縄行きでの経験から、ツアーに乗った方が絶対に安いことは知っていた。で、大手旅行社やら悪名高いH何とかまで、いろいろチラシを集めてみた。
そもそも、その時点で4月末のプランそのものが少なかったけれど、まぁそれなりに集まったものを検討する中で、気づいたこと。
なんのことはない。台南に泊まるツアーなど存在しないのだ。
正確に言えば、台南に一泊するツアーはある。台湾縦断ツアーの一部として、だ。
しかしそのツアーでは、台南で行くべき廟や寺院も、数々の小吃も全くコースに入っていない。ホテルで小吃モドキを食べて次へ行きましょうとは、ふざけてんのかと思う。思うけれどまぁ、所詮ツアーなんてそんなものなんだろう。
とはいえ、初海外でいきなり自分で調達など出来るのだろうか。
……少々調べて、まぁ大丈夫だろう、という結論に至る。飛行機のチケットとホテル予約さえできれば、あとはどうにでもなる(はず)。とりあえず、もっとも売り切れの可能性がありそうな飛行機から手配して、さぁ宿だ。
別に予約方法に悩むことはない。問題はどこで泊まるかだった。
この時点でまだ、台北観光を考えていた。最初に買ったガイドが台北オンリーだった(台湾の個人旅行が可能か考える手助けとはなったので無駄ではない)し、故宮は捨てがたいし九份にも行きたい。なので台北2泊、台南2泊を検討した。
しかし結局台北宿泊はやめることにした。私は時間に追われるのが嫌な人間である。両方いいとこ取りは、結局どちらも中途半端で不満が残りそうだ。4泊なんて滅多に出来ないし、せっかくなら味わえるだけ一箇所を味わってしまおう。そう考えて台南4泊で宿をとった。
ついでに言えば、見た目は良さそうな九份は、実際には非常に街が狭そうで、せっかく半日を費やしても「たったこれだけ?」てな感じになりそうだと思った。坂道の感じが、ここ二年連続で訪れていた(個人旅行ではない)馬籠みたいなのも、全く個人的な問題だがマイナスだった(馬籠も狭いのですぐ飽きた)。
さぁ、それではガイドを買うぞ、の巻に移ろう。
正直、こんなにガイドを買い漁る旅行者はそうそういるまい。我ながらアホかと思うラインナップは次回乞うご期待。
そもそも、その時点で4月末のプランそのものが少なかったけれど、まぁそれなりに集まったものを検討する中で、気づいたこと。
なんのことはない。台南に泊まるツアーなど存在しないのだ。
正確に言えば、台南に一泊するツアーはある。台湾縦断ツアーの一部として、だ。
しかしそのツアーでは、台南で行くべき廟や寺院も、数々の小吃も全くコースに入っていない。ホテルで小吃モドキを食べて次へ行きましょうとは、ふざけてんのかと思う。思うけれどまぁ、所詮ツアーなんてそんなものなんだろう。
とはいえ、初海外でいきなり自分で調達など出来るのだろうか。
……少々調べて、まぁ大丈夫だろう、という結論に至る。飛行機のチケットとホテル予約さえできれば、あとはどうにでもなる(はず)。とりあえず、もっとも売り切れの可能性がありそうな飛行機から手配して、さぁ宿だ。
別に予約方法に悩むことはない。問題はどこで泊まるかだった。
この時点でまだ、台北観光を考えていた。最初に買ったガイドが台北オンリーだった(台湾の個人旅行が可能か考える手助けとはなったので無駄ではない)し、故宮は捨てがたいし九份にも行きたい。なので台北2泊、台南2泊を検討した。
しかし結局台北宿泊はやめることにした。私は時間に追われるのが嫌な人間である。両方いいとこ取りは、結局どちらも中途半端で不満が残りそうだ。4泊なんて滅多に出来ないし、せっかくなら味わえるだけ一箇所を味わってしまおう。そう考えて台南4泊で宿をとった。
ついでに言えば、見た目は良さそうな九份は、実際には非常に街が狭そうで、せっかく半日を費やしても「たったこれだけ?」てな感じになりそうだと思った。坂道の感じが、ここ二年連続で訪れていた(個人旅行ではない)馬籠みたいなのも、全く個人的な問題だがマイナスだった(馬籠も狭いのですぐ飽きた)。
さぁ、それではガイドを買うぞ、の巻に移ろう。
正直、こんなにガイドを買い漁る旅行者はそうそういるまい。我ながらアホかと思うラインナップは次回乞うご期待。
2009/04/20
なぜ台南なのか(旅行のきっかけ その1)
昨今は仏典ばかり読むようになって、しかも台湾新幹線絡みで現地のブログを読んだりもしていたので、海外に行くなら台湾しかない、と思っていた。
しかしまぁ、私は飛行機が苦手だし、金がかかるし……、ということで延び延びになっていたわけである。
転機がどこにあったのかは判らないが、まぁ金の面はどうにかなりそうだし、GWの予定もないしちょうどいいや、と台湾旅行の話をしたのは2月であった。南京町の春節に出掛けた後、何となくそのまま盛り上がっていたのだ。
その時点では台北で故宮を見たり、九份や土林夜市にでも行こうか、という程度。マナカナの台湾旅行番組の録画を見直して、まぁこんな感じかなと考えたわけである。
その意味では、本当の転機は台南を行き先に決めた時なのだろう。
台南を検討するきっかけは、かの有名なブログ「台南・ダイアリー」だった。
それはたまたま魯肉飯について調べた時、魯肉飯と肉燥飯の違いを紹介している記事として、某所から飛んだのだが、それぞれの記事の面白さに読みふけってしまった。特に開元寺の話と、そこで素食を食べさせてもらった話にはかなり心を動かされたわけである。
ちなみに、飯代を浮かせたいわけではないので念のため。その昔、日本の台湾系寺院で食事をごちそうになった記憶が蘇ったのである(その食事自体は必ずしも「おいしい」とは言いがたい部分があったけれど)。
調べてみると、台南は歴史的建造物や寺院が多く、しかも飯もうまいらしい。歌舞伎町でよく食った排骨飯や牛肉麺も捨てがたいが、紹介される小吃を是非とも食べねばならぬ、と盛り上がって、気がつけば台南が行き先に加わっていた。
しかしまだこの時点では、台南は行き先の一つだったわけである。
しかしまぁ、私は飛行機が苦手だし、金がかかるし……、ということで延び延びになっていたわけである。
転機がどこにあったのかは判らないが、まぁ金の面はどうにかなりそうだし、GWの予定もないしちょうどいいや、と台湾旅行の話をしたのは2月であった。南京町の春節に出掛けた後、何となくそのまま盛り上がっていたのだ。
その時点では台北で故宮を見たり、九份や土林夜市にでも行こうか、という程度。マナカナの台湾旅行番組の録画を見直して、まぁこんな感じかなと考えたわけである。
その意味では、本当の転機は台南を行き先に決めた時なのだろう。
台南を検討するきっかけは、かの有名なブログ「台南・ダイアリー」だった。
それはたまたま魯肉飯について調べた時、魯肉飯と肉燥飯の違いを紹介している記事として、某所から飛んだのだが、それぞれの記事の面白さに読みふけってしまった。特に開元寺の話と、そこで素食を食べさせてもらった話にはかなり心を動かされたわけである。
ちなみに、飯代を浮かせたいわけではないので念のため。その昔、日本の台湾系寺院で食事をごちそうになった記憶が蘇ったのである(その食事自体は必ずしも「おいしい」とは言いがたい部分があったけれど)。
調べてみると、台南は歴史的建造物や寺院が多く、しかも飯もうまいらしい。歌舞伎町でよく食った排骨飯や牛肉麺も捨てがたいが、紹介される小吃を是非とも食べねばならぬ、と盛り上がって、気がつけば台南が行き先に加わっていた。
しかしまだこの時点では、台南は行き先の一つだったわけである。
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