ラベル 旅の情報 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 旅の情報 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014/09/28

『台湾鉄道旅行案内』より台南市の地図



 1934年9月刊『台湾鉄道旅行案内』は、台湾総督府鉄道の公式ガイドブック。当時の日本人向け台湾の歴史、そして基隆から順に各地方の案内となっている。
 まぁ特筆するほどの内容ではない。総督府の息がかかっているので、当然『台湾事情』の内容とも重なる。
 ちなみに、単独項が立てられているのは以下。ただし台南駅のみであり、前後の駅それぞれにも項がある。

・孔子廟(楽器について解説あり)
・開山神社(現:延平郡王祠。鄭成功の解説あり)
・五妃廟
・台南神社(もちろん廃絶)
・安平港
・台湾精糖会社(精糖法の解説あり)
・ゼーランヂヤ城趾(現:安平古堡)
・媽祖廟(現:祀典大天后宮)
・関帝廟(現:祀典武廟)
・赤崁楼
・台南公園(中山公園を経て現在はこの名)
・開元寺
・鹹水養殖試験所
・水仙宮
・法華寺
・竹渓寺
・西市場(大菜市
・府署趾(鄭成功の邸宅址。たぶん鄭氏家廟)
・億載金城

 ついでに、飲食店、劇場、土産品店(伴手禮)は以下の通り。台南銀座(現:中正路)のカピタンと林デパート(林百貨)、あとは宮古座ぐらいしかピンとこないが、当時の職業別地図に載ってるような店だろうと思われる。要するに日本人向け。

飲食店:鶯遷閣、小梅園、一筆、鶯、魚源、台湾楼、滋養軒、ホーライ、サロン銀座、カピタン、天国、明星、招仙閣、新宝美楼、酔仙閣
劇場:宮古座、大舞台、世界館、戎館
土産品店:国姓爺、金義興、錦昌、金足成、山本、林デパート

2013/06/02

毒澱粉問題について、台南市が特設ページを開設

 伝聞記事だけで終わらすと、ただのデマ拡大になりかねないので、台南市政府のサイトを紹介。
 6月2日現在、サイトのトップ画面からリンクが張られている。

順丁烯二酸酐化製澱粉專區
 特設ページトップ。ちなみに「順丁烯二酸酐」が「無水マレイン酸」のこと。

本局相關新聞稿
 台南市政府が新聞に出稿した記事一覧。ワードのファイルで配布されている(台湾のサイトでは、ワードやエクセルのファイルをそのまま配布する例が多い)。

順丁烯二酸酐化製澱粉之Q&A
 無水マレイン酸についてQ&A集。粘度を増す(QQにする)目的で混ぜられたらしいこと、一般人の推定摂取量では健康被害のおそれはないことなどが記されている。 

本市澱粉工廠稽查資訊
 台南市内のデンプン工場の調査結果。

行政院衛生署食品藥物管理局「順丁烯二酸酐化製澱粉」專區
 台湾政府の特設ページ。気になる人はあわせて読んでほしい。


 これらの資料をざっと見る限り、食品そのものの毒性は、あまり深刻に考えなくとも良いように思われる。該当する食品ばかりを毎食食べ続けた場合は分からないが、カロリー過多や栄養の偏りの影響が先にあらわれそうだ。

 ただ問題はこの「毒澱粉」が、あらゆるジャンルの料理に拡大していた点にある。この粉は、近年の台湾人が求める食感を生み出すために利用された。「QQ」だ。
 台湾で飯を食ったことがあれば、「QQ」や「香Q」といった文字を知っているだろう。日本でいうならば、「グミ」のようにほどよい弾力のある食感だ。

 日本でも、さぬきうどんブームの中で、やたらに麺の弾力が喧伝されたりした。そもそも、お菓子としての「グミ」自体、そう古い歴史はない(本来のグミが果実であることを知らない人が増えたよね)。ああいう食感を求める層が、近年激増している点では、日本も台湾も本質的には大差がないと思う。
 もっとも、テレビ番組の「食尚玩家」で必ず「QQ」と叫ばれるように、台湾のQQ信仰は日本の比ではない。QQであらずは食べ物にあらず、みたいな空気が根底にあるのなら、事件を機にうまく冷却できればいいなぁ。
 似通った食感ばかりじゃつまらないでしょ。

2012/03/24

tomopee台南へ向かう(初日の移動)

生後12ヶ月にして、既に国内線では5空港(伊丹、関空、羽田、庄内、山形)を制覇しているtomopee。満を持しての国際線デビューの日がやって来た。
 国内線に乗った時(実家への帰省)と比べれば、tomopeeはだいぶ成長した。うんちの回数も減ったし、離乳食も最終段階に突入した。移動時間の長さは不安材料だけど、あの時よりはマシなのではないか、と願いつつの旅であった。

 関空まではJR「はるか」に乗車。残念ながら平日の乗客は少ないので、あまりストレスもなく移動できた。
 ちなみに、「はるか」に乗る際は、往復割引きっぷの利用を薦める(当日購入可)。自由席より安く乗れる。関空からの帰りには、長蛇の列になりがちなみどりの窓口を使わずに、券売機で座席指定できる(好きな席を選べるゾ)。

 関空に着いたのは、離陸予定時刻の約100分前。持ち込み手荷物と預け荷物の分別を確認して、カウンターへ向かう。
 なお乳児用の飲み物は、液体物制限の対象外である。赤子を連れた状態で、それと分かる形で見せれば大丈夫。飲み物は絶対に必要なので、間違っても捨てないように。

 カウンターでのチェックインは、少々時間がかかる。大人はともかく、電話で追加した乳児については、ここで初めてパスポート番号などを確認することになる。
 なお、関空では必要なかったが、桃園では乳児のチケットナンバーを聞かれた(電話受付後に送られるメールに記載)。予約番号とチケットナンバーはメモっておくと良さそうだ(メール全体を印刷するのは紙の無駄)。

 荷物を預けたら、手荷物検査と出国審査。上に書いたように、乳児用食料・飲料を見せるぐらいで、あとは変わらない。係員次第では、ここも優先的に通してくれる。
 それから免税店でお土産を買って、ゲートに着いた時には、機内搭乗開始の10分前である。エコノミーなので、通常ならばまだ余裕があるけど、我々は優先搭乗の対象だ。そしてこのタイミングで、tomopeeのおむつ交換。ところが、近くのトイレは使われており、遠くまで出掛けて交換すると、もう搭乗が始まっていた。
 まぁ乗り遅れたわけじゃないから大した問題ではないけど、赤子連れはいろいろ時間を食うと再認識した。

エバー航空
 機種は往復ともに777-300ER。関空桃園便は機種固定ではないので、その辺は参考程度に。
 300ERはキャセイでも乗っているけど、キャセイ便より座席間隔が多少広いと思う。キャセイの場合は、殺人的に狭いエアバス機もあるし、この辺はエバー航空の圧勝。

 画面から免税品が買えるディスプレイは、キャセイと同型。マップビューは拡大できて暇潰しになる。

エバー航空
 tomopeeもこの画面には興味津々だ。

エバー航空
 ただし気を抜くと叩き出すのが難点。
 離乳食をおいしくいただいたtomopeeは、両親の膝の上ではしゃぎながら、特に問題なく台湾入りした。離発着時も泣かなかった。良い子だ。

 桃園国際空港で入国審査を通過、荷物を受け取って外に出ると、まずはおむつ交換。事前に調べたところ、ターミナルには授乳室(育嬰室)があるようなので、hashiがtomopeeを連れて向かう。しかし何と、鍵がかかっていて使えなかった!
 正直、この点は全く評価できない。早急に善処すべきだ。


 結局はトイレでおむつを交換、タクシーで高鐵桃園駅に向かう。
 バスでも時間的には問題なかったけど、やはり赤子連れだし荷物も多いので乗ってしまった。そうして駅でチケットを購入して、ふと思う。おむつ交換は駅でやれば良かったのだと。

台湾高鐵
 座席は三人掛けの通路側二つ(写真の赤いカバンは、窓側席の他人のもの)。夕方の便なので、車内は混んでいる。自由席は座れなかったようだ。赤子連れで桃園から自由席というのは、やめた方が良い。

 さぁしかし、車内でtomopeeがはしゃぐ。そして泣き出す。泣き出した時に、高鐵……というか新幹線車両は静かなのだと気付いた。
 結局、およそ10分かそれ以上、デッキであやすことになった。

 せっかくなので車窓を見るよう指差してみるが、tomopeeは常に反対側の窓を向く。景色ではなく、鏡のようにうっすらと自分が映るのを見ているのだ。
 高鐵の車窓風景は、正直言えば我々にとっても退屈である。無理矢理な物語を作れない赤子に、それを楽しめと言うのが無茶なのかも知れない。

高鐵台南駅
 ともあれ、高鐵台南駅に着く。合併によってここも台南市の一部になったから、既にtomopeeは「台南入り」したことになる。相変わらず何もない場所だけどね。
 ホテルまでは、ここもタクシー利用。せっかく台鐵が開業したから乗っても良かったけど、行きはちょっと時間の都合でパス。帰りも結局乗らなかった。
 我々の場合、台鐵駅からホテルまでタクシーを使う可能性がある。それはちょっと煩わしいし、日本円で1000円をここでケチる必要もない。宿泊費はとても安いのだから、使えるところで使おうと判断した。

 首相大飯店到着は、18時過ぎ。いつもと違う部屋に案内され、いよいよ本格的な台南旅行のスタートだ。tomopeeは概ね快調。両親は、思ったより暑いことにやや戸惑っていた。

エバー航空のスペシャルミール(2012.3)

台南のメシを腹いっぱい食べたいので、機内食は軽めに済ませたい。そんな思いと、単なる好奇心もあって、我々は毎度のようにスペシャルミールを頼んでいる。
 初めてのエバー航空でも、ウェブ予約の際に、何も考えずに選択した。初めてなんだし、普通の食事で良かったのではないか、とも思う。赤子連れで、それほど素早く台南のメシにありつけない状況もあったわけで……。

 まぁそんな反省はさておき、我々が食べたものを紹介しておく。

エバー航空のスペシャルミール(2012.3)
 桃園行きの東洋菜食。赤子の世話で苦闘していたため、全体写真は撮れなかった(蓋を取る前のならあるけど)。
 エバー航空は、キャセイのように往復で別々のミールを頼むことはできない。従ってderorenはベジタリアン固定である。

 ご飯の両脇は、素食そのもの。特に右側は、ちょっと肉っぽいのが良い。これと、デザートのケーキはうまかった。
 もう一つ、全く味のないマカロニがあった(右奥に見える)。これだけは微妙だ。

エバー航空のスペシャルミール(2012.3)
 hashiはローファットミール。トレイ全体はこんな感じである。
 こちらは何と、ステーキだぜ。赤身肉で、普通にうまい。hashiは大満足であった。

エバー航空のスペシャルミール(2012.3)
 帰国便の東洋菜食。メインは粥である。小皿の和え物は、わりと辛い。いかにも朝食っぽい内容で、これもいける。デザートは水ようかんと抹茶味スポンジケーキの合体版。
 もっとも、derorenはホテルの朝食をそれなりに食べたので、たったこれだけの量もきつかった。

エバー航空のスペシャルミール(2012.3)
 カロリー控え目は、鶏の胸肉がメイン。キュウリは辛くないので、deroren側の小皿と随時シェアした。tomopeeが寝ているので、帰国便の食事は優雅なものだった。
 ゼリーはびっくりするほど味がない。杏の味だけで食べなければならない。

 総じていえば、キャセイパシフィック航空のメシより数段上。今まで高い金を払って食っていたのは何だったのかと言いたくなるほど、エバー航空の方がうまい。これで、料金はローコストキャリア並みに安いのだから素晴らしい。
 唯一の問題は、台南旅行の場合、帰国時に桃園前泊が必須になる点か。正直、桃園で泊まったホテルはイマイチだった。その辺は改善すべき……と言っても、これは航空会社の問題ではない。

 次に乗る機会があれば、通常のメシでもいいかなぁ。

2012/03/23

赤子連れで飛行機に乗った(エバー航空編)

さて、エバー航空での赤子連れ旅。チケットの取り方などは前の記事に書いたので、ここでは主に搭乗中の話を記しておく。

 もちろん、特別なベビーシートを用意していない以上、基本的に通常の搭乗と変わるわけではない。違うのは、手荷物をすべて椅子の下に置かなければならない離発着時に、赤子を抱いている点ぐらいだ。
 そして、食事の時ぐらい。

 実は我々は、いつもスペシャルミールを頼んでいる。その詳細は別に書くが、スペシャルミールは通常の機内食より早く届けられるので、今回も我々の元には真っ先に食事が届いた。
 そして、離乳食もやはりスペシャルミールの一種だから、同時に届いた。つまり、二人の座席に三つのトレイが届いたわけだ。

 帰国便は、我々の席が二人掛けで、前列は三人掛けだったので、二人で三つのテーブルを使えた。しかしそうでない場合、かなり窮屈になる。
 さらに言えば、同時に届いても同時に食えるわけがない。その意味では、なかなか難儀なミッションとなった。チープな難儀だけどさ。

エバー航空機内食(乳児)
 これは行きの便の離乳食。粒のない前期離乳食を頼んでいた。tomopeeは既に後期に入っているけど、台湾では粒を嫌がる傾向があったので、これで正解だった。
 なお、これはカボチャ、卵、ジャガイモ。ジャガイモは比較的しっかり味がついているが、他は薄味だ。大人が食ってもうまかった。

エバー航空機内食(乳児)
 こちらも行きの便。そう、何と二皿もある。どちらも大量で、12ヶ月の乳児が完食したら、たちまち腹をこわして旅行終了となるだろう。まぁそこまで食おうとしないけど。
 赤っぽいのはトマト。緑はほうれん草。真ん中はおからみたいな味だった。左上は……、覚えてない。こちらの皿の方が、より薄味。

 tomopeeには、もちろんすべての種類を食べさせた。期待していなかった離乳食だったけど、かなり満足。一食分浮いたし。

エバー航空機内食(乳児)
 こちらは帰国便。朝8:30離陸なので、この食事は9時には出る(大気が不安定でなければ)。
 当日のtomopeeは、6:20にホテルで少しだけ朝食(大人のおこぼれのお粥と、持参のバナナ)をとり、ここでしっかり食べてもらった。
 それでもまぁ、一食とったことに変わりはないので、彼はやや満足して機内で寝てしまった。実際に離乳食に口を付けたのは、9:30頃である。

 左は麦で、粘り気がある。信号機のような右は、グリーンピース、卵、トマト。こちらもなかなか美味だった。


 ちなみに、乳児用のスプーンは用意されておらず、大人と同じものが配られる。tomopeeは大人用でも問題ないのだが、月齢によってはスプーンを持参した方が無難。
 食べきれないほどのメシを与えられたtomopeeは、満足して親に甘えていた。改めて思ったけど、飛行機は鉄道よりも全般的にうるさいので、思ったよりも声は響かない。むしろ、デッキという逃げ場のある高鐵の方が、いろいろ大変だった。


 まぁそんなわけで、赤子連れでも飛行機は乗れるぜ。エバー航空は、(今回の機体に関しては)座席間隔もまぁまぁだし、機内食はキャセイより遙かにうまいし、オススメするぜ。

2012/03/22

赤子連れで飛行機に乗る(エバー航空編)

エバー航空
 エバー航空を利用して、赤子連れ旅を敢行した。
 せっかくなので、後学のためにその詳細を記しておく。


 今回の旅行では、キャセイパシフィック航空ではなく、エバー航空の便を利用した。
 理由は二つある。一つは、関空発の場合、エバー航空のほうが圧倒的に安いこと。もう一つは、赤子連れでタイトなスケジュールが組めない以上、早く台南に着き、遅く出発できるというキャセイ便の利点が活かせないためだ。

 ちなみに、2012年3月の旅行については、ジェットスターも候補だった。
 ジェットスター便ならば、帰路に桃園で泊まらずに済む利点がある。ただし今回の場合、エバー航空便と料金がほぼ一緒だった。一緒ならば、格安航空会社は避けたいというのが本音でもあった。
 実際、エバー航空を利用した後で、ジェットスターに乗ろうとは思わない。もちろん、料金が大きく異なれば別だけどね。


 エバー航空便の予約は、ホームページから行う。
 ただし、「赤子連れの場合は電話で予約」とあったので、電話をかけたら、次の方法を教えられた。これが一番安くなるという。

1:ウェブ上で、親の旅券を予約する。
2:電話で赤子の搭乗を予約。親の席の予約番号を伝えて、あとは先方の指示通り。

 なお、電話をかける前に、ウェブ上で親の座席を指定しておこう。
 基本的に、赤子連れの場合はウェブ上での座席指定ができない。またウェブチェックインも不可。ただし、電話する前にダメ元で指定した両親の座席は、今回に関しては生きていた。
 当日まで座席指定ができないのはかなり不安な状況なので、試してみるべき。

 また、電話では幾つか質問される。
 まずは離乳食とおむつ。おむつはサイズを聞かれるだけ(2枚もらえる)。離乳食は、前期か後期を選べる。アレルギーがあれば、一応伝えておこう(対応できるかは不明)。
 それから、赤子を固定するシートが必要か尋ねられる。シートを取り付け可能な座席は限られるので、頼んだ場合は航空会社側で座席を指定することになろう。
 我々は頼まなかった。親が抱っこしないと、泣き叫ばれる可能性があったからねぇ……。


 あとは当日。最低でも90分前には関空のカウンターに着きたい。
 予約メールを印刷する必要はない(赤子以外は、パスポートさえあれば大丈夫)が、赤子のチケットナンバーだけメモしておこう。

 カウンターでは、ベビーカーを搭乗口まで使うかどうか質問される。関空の搭乗口は遠いので、使った方が楽だ。その場合、ベビーカーは搭乗の際に係員に渡すことになる。
 なお、到着後のベビーカーは、機内預り荷物の出口に送られるので、残念ながら利用できない。ベルトコンベアに乗せられず、近くに置いてあったりするので注意。


 赤子連れの乗客は優先搭乗の対象となる。ビジネスクラスの客と一緒に乗れるゾ。
 空港での手荷物検査も優先されたりする。たっぷりお礼を言おう。


 機内食については、別記事で取り上げる。
 とにかく、すごい量だと書いておこう。

2011/12/08

仕切り直し

tomopee
 突発的な事情により、年内の台湾旅行はキャンセル。多方面に迷惑をかけてしまった。
 改めての日程を検討中。
 来年2月末から3月上旬が候補となっている。

 で、少し日ができてしまったこともあり、いろいろ考えている。
 まず一つは、航空会社の変更。関空発のキャセイは便利だが高い。乳児料金も高い。正確にいえば、乳児に一人分のサーチャージを課すのがおかしい。座席もないのにさ。
 そこで、ジェットスターに変えられないか検討している。

 そもそもキャセイの利点は、他を利用するより滞在時間を増やせることにあった。台南行きの場合は、旅行初日の夕方以降、そして最終日の午前中だ。
 しかし赤子連れの場合は、そんなに時間を有効に使えるわけではない。tomopeeが何をするか分からない以上、タイトな日程は組めないのだ。
 ジェットスターは、行きは深夜になるがどうにか台南に辿り着ける。帰りは台南を朝に発てば十分間に合う。で、運賃はキャセイの半額だ。わりと本気で変更を考えている。

 なお、オープンスカイ政策の関係で、来年3月には関空台湾便が大幅に増えるという話もある。具体的には華信航空が関空-高雄(週二便)、復興航空が関空-桃園(毎日一便)らしい。まだ申請段階で、しかも3月のいつから運航されるか不明だけど、価格で攻めて来そうなので気になるところ。
 特に高雄便はダイヤ次第で使えるかも。


 もう一つはホテル。土足OKの部屋ではtomopeeの行動範囲が狭まるから、和室はどうかと思って探してみた。
 台南では、台南大飯店に立派な和室がある。これは日本でも和室と呼べるものだが、いかんせん高い。円高の今でも一泊15000円はしそうだ。
 さらに探してみると、國光大飯店とか大立大飯店に和室と呼ぶものがあった。さっそく確認してみたが、いくら目をこらしても「和室」に見えない。強いて言うなら板の間だ。毎度ながら台湾の日式は奥が深い。
 結局、いったん探索はやめた。まぁキングサイズのベッドの上でもそれなりに遊べるだろう。それに、来年3月は1歳なわけで、tomopeeがどんな状況にあるかは未知数だ。今から考えるのは時間の無駄である。

 まぁともかく準備をやり直して、台南を目指す所存である。

2011/11/13

赤子連れ台湾旅行計画(四) 0歳児のパスポート申請

0歳児の台湾旅行に必要なもの。それはパスポートと飛行機のチケットである(あとは保護者か)。航空チケットは保護者が用意するとしても、tomopeeのパスポートを用意するには、当人の努力が必要となる。
 ちなみに、パスポート入手前に航空チケットを買うのはリスキーなのでおすすめできない。もしも出来上がったパスポートのローマ字表記がチケットと違っていたら、バカ高い手数料を払って変更しなきゃならないゾ。

 さて、おさらいしてみよう。
 パスポートを入手するには、次のような過程がある。いや、あった。

1:申請書類と戸籍抄本の入手
 これは同一の場所で可能。証書を発行できる所には申請書類も置いてある。
 通常、自治体の証書発行窓口は平日のみ。子どものパスポートでは、抄本ではなく戸籍謄本を求められる場合があるらしいので、最初から謄本を入手する方が無難だ(抄本の方が安いけど)。窓口で確認してから発行してもらうべし。

 申請書類は旅券事務所で入手してその場で書くことも可能だが、窓口の混み具合は日によって違うし、先に入手して申請前に書いてしまうのが良い。
 書類は見本通りに書くだけで、特に難しい点はない。ただし緊急連絡先に注意。0歳児の連絡先に親の名前を書いてはいけない。一緒に旅行する人には緊急連絡できないからネッ(書いたら申請窓口でひっかかるだろう)。祖父母辺りを書くべし。

2:顔写真の用意
 ここが最大の難関だ。
 パスポート用の写真は非常に制約が厳しい(具体的にはこちらを参照)。かといって、赤子がおとなしく写真を撮られるわけもない。derorenが選択したのは、家で撮影して、7-11のデジカメプリントを利用する方法である(コンビニ側は推奨していない)。それなりのカメラと、簡単な画像処理ができる人向け。失敗しても責任は負えない。

tomopee
 まず写真撮影。白いシーツの上にtomopeeを寝かせて、真上から撮る。周囲の余白にも注意(上の写真の場合、頭の上部がギリギリなのでボツになった)。
 シーツのしわは、証明写真サイズに縮小されるとほとんど目立たないが、ないに越したことはない(使用写真はしわの目立たないシーツで撮影した)。できるだけ明るい部屋で撮ろう。

 証明写真なので、tomopeeにはすまし顔で正面を向いてもらう必要がある。もちろんそんな確率は滅多にない。一度のチャレンジで成功するとは思わない方がいいだろう。
 ……が、derorenは簡単に撮影成功となった。普段から写真を撮りまくっているので、tomopeeが自然にレンズの方を向くのだ。よく訓練された息子である。

 なお、時間が経つと笑ったり泣いたりする。そういう顔は申請で却下されるから、カメラを向けた最初の数枚で勝負は決まるゾ。
 寝かさずに撮れる自信があるなら、その方が絶対に良い。なぜなら、寝かすと上の写真のように髪の毛が広がって、トリミングに困るからだ。

 撮影後は、写真を決められたサイズに加工する。7-11の現像機は、その場で加工できるすぐれものなので、普通の証明写真ならレタッチは不要かも知れないが、パスポート写真は条件が厳しいし、ある程度は準備した方が良いと思う。
 もちろん加工にはレタッチソフトが必要だ。手元にない人はXnViewをおすすめする。サムネイルでの画像管理から簡単な加工までできるフリーウェアだ(日本語対応)。

 まず、明らかに無駄な部分をトリミングで削除し、縦長の証明写真型に近づける(あんまり切り取りすぎないこと)。それからモニターに縮小表示する(表示のみの縮小で、実際にリサイズするわけではない)。目視できる画像のサイズを、できるだけ証明写真のサイズに近づけよう(相当に縮小しなければならない)。
 で、定規を取り出して、モニター画面にあてて顔のサイズを測る。できあがりでは顔の縦幅が35mm前後なので、そのサイズまで画像を縮小する。とはいえ、xnviewなどはアバウトな縮小表示しかできないから、ぴったり35mmとは限らない。その場合は比率を計算することになる。数字に弱い人は電卓を使おう。
 あとは顔の縦幅を基準に、左右や上下のサイズを測りつつ、トリミングである程度削る。ガチガチに削るよりも、余白部分にある程度余裕をもたせるのが良い。
 これで加工作業は終了。間違ってもリサイズはしないように。

 そうして出来上がった画像を7-11に持ち込んで、セルフのデジカメプリント機で証明書写真を選択、45*35サイズでプリントする。その際に画面上で最終的な微調整を行う。ただし、表示される顔の枠はパスポート写真の条件ではないので注意しよう。
 プリント代は200円。慎重を期すならば、2種類ぐらいは作っておきたい。窓口で却下されたら困るからね。

 近くに7-11のない人は、素直に写真館に行くべし。旅券事務所近くの写真館なら、断わられることはないはずだ。
 自前のプリンターを使うのは、あんまり薦められないなぁ。ウチのプリンターは骨董品レベルの旧型だから論外だし。

3 旅券事務所で申請
 申請書類、戸籍謄本(or抄本)、顔写真、tomopeeの保険証と母子手帳(2点必要)、deroren(申請者兼保護者兼代筆人)の身分証明をもって旅券事務所へ行く。tomopee本人を連れて行く必要はない。
 申請手続き自体の時間はせいぜい10分。ただし混んでいると待ち時間が長い。長いかどうかは行ってみないと分からない。
 手続きでは、写真のサイズを測ったりして、使用可能か念入りに確認される。書類はまぁ、ローマ字表記のチェックぐらいだろう。

 申請の場で決めなければならないのが、パスポートの受け取り場所である。地域によっては数箇所から指定できるので、よく考えて選ぶように。
 なぜならば、受取の場には本人を連れて行く必要があるからだ。


4 受け取り
 早ければ8日後ぐらいには完成する。手続き時にもらった引換書をもって、受け取り場所へ向かう。本人と代筆人で行く必要があるゾ。
 受け取り場所では、まず発行手数料などを支払う(事前に金融機関で支払う場合もある。申請時に説明があるはず)。証書を受け取り、いよいよ窓口へ。本人確認を行って、無事発行となる。
 申請とは違って、受け取りはすぐに終わる。本当にあっという間だ。

tomopee
 こうして出来上がった自分の身分証明を見て、大はしゃぎのtomopee(偶然にも、上の撮影と同じ服だ)。
 もちろん嘘だ。見てないし、興味もないぜ。

tomopee
 正確にいえば興味はある。赤子は紙が大好きだ。もちろんそれは、ちぎったりかじったりするためだ。
 tomopeeが物心つく頃には、失効しちゃうのよね。


 そんなわけで、8ヶ月にしてパスポートを手にしたtomopee。両親はずいぶん歳食ってから手にしたのに、末恐ろしい赤子である。
 もちろん、面倒な手間をかけて作ったのは飾りじゃないのよ涙は~。三人での台南旅行、近日挙行の予定なのよハッハー。
 いつもながら古いネタですまぬ。

2011/10/29

成功へのフライト?と高鐵予約

tomopee
 tomopeeの飛行機ぶんぶんは、そろそろ終息に向かいつつある。ヘドバンtomopeeを経て、ここ数日は腕立てtomopeeだ。もうハイハイは近い(近況ヲハリ)。


 久々に高鐵のホームページをいじってみたら、ずいぶん使いやすくなって驚いた。網路訂票(webでの指定席購入)もアリだろう。以前は二週間前にならないと買えなかったのが、今は一ヶ月近く前から購入できる。日本のJRと大差なくなった(もっと早くに買えると嬉しいんだけどね)。
 もちろん一番の魅力は、早期購入の割引制度だ。15日前までに予約すれば、列車によっては3割引である(列車によって割引率は異なる)。3割なら、桃園台南の大人2人で600元も浮くぞ。すごいじゃん。

 高鐵はいろんな割引制度をやっていたので、我々が過去に乗車した際の運賃はバラバラだったりする。最初に乗った時は、早朝深夜が3割引だった。去年は何も割引がないので自由席にした。
 利用客数においては好調な高鐵だから、だんだん割引も減っていくのかも知れない。日本の新幹線みたいな運賃にならないよう願うばかりだ。

2011/08/22

赤子連れ台湾旅行計画(三) 長距離移動、そして未知の空間を体験

tomopee
 実家に帰省した。tomopeeは5ヶ月にして、初の長距離移動である。果たして無事に済むのかという不安の中で、ともかく旅は始まった。
 derorenの実家は遠いので、飛行機を乗り継がなくてはならない。早めに往復割引でとったとはいえ、その旅費はキャセイで台湾往復とほぼ同額だ。財布にもヘヴィな旅だぜ。

 伊丹からまずは羽田へ飛ぶ。そして乗り換え一時間で実家近くの空港へ。家を出てから6時間ほどで到着した。
 今回、大活躍だったのがスリングだ。着脱が簡単だし、機内でも使える。そしていざとなれば、布でtomopeeを覆い隠し、そのまま授乳ができてしまう。
 お盆ということもあり、機内には他にも赤ん坊連れが大勢いたから、わりと気楽ではあった。とはいえ、泣かれればプレッシャーはある。そんな時に、さっと授乳して落ちつかせることができたのは非常に大きな経験だった。
 もちろん、授乳したのはderorenじゃないけどねハッハッハ。

tomopee
 こちらは帰り。某空港ロビーで爆睡中だ。

 この日は大変だった。豪雨があがって、問題なく帰れるだろうと空港に向かったら、羽田が大雨でまさかの欠航に。で、慌てて鉄道に変更、親に無理を言って数十キロ離れた駅まで送ってもらう。
 ところが、駅に着く寸前にカーラジオが地震速報を流し始める。その瞬間に嫌な予感はしたけれど、とりあえずそのまま駅へ。しばらくは何のアナウンスもなかったが、結局地震で止まってしまい、ホームで待たされる羽目になった。
 やがて列車は動き出したものの、一時間半遅れの列車は途中打ち切りとアナウンスされ、一旦はその終着地での宿泊を覚悟する。が、近くに別の空港があったことを思い出し、実家に電話して調べてもらうと、夜に大阪へ向かう便があるという。すぐに座席を確保してもらい、列車を途中で降りてその空港に向かった。
 上の写真はその空港での写真。最初に実家を出てから、既に7時間が過ぎている。

 そうして確保した便は、関空行の臨時便。本来は伊丹行だが、遅延のために伊丹に降りれなくなった結果の便(伊丹空港は20:00以降の発着不可)で、お詫びに交通費と食事代をもらったゾ。別に我々は詫びられる謂れもないけどね。
 定員100名以下の小さな飛行機は、何事もなく関空に到着。そこから特急「はるか」で京都に向かい、さらに乗り換えて、ようやく家に辿り着いた時には日付が変わっていた。tomopeeはいきなり12時間もの長旅を経験してしまったのだ。

 そんな帰路も、スリングが大活躍だった。特に、母乳で育てている人の旅には、スリングが適していると思う。オススメだ!


 台湾旅行の前哨戦として捉えた場合、長距離移動そのものに関しては、正直言って自信がついた。台南への往復で困ることは、基本的にないだろう。tomopeeが病気になったら別だが。

 むしろ不安なのは、滞在中であった。
 実家に着いた初日は暑い日だったが、これも前哨戦のうちということで近所のお堂に拝みに行った。それは徒歩10分程度の距離で、言うならば首相大飯店から興済宮とか烏鬼井ぐらいまで歩いただけ……なのに、へばってしまった。tomopeeよりも、彼を背負うderorenにダメージがあった。
 その日の気温は、台南の5月ぐらいだ。もちろん、台南よりも湿度が高いので、より不快感が増すのは事実だけど、これで街歩きなんでできるのかなぁ、と後ろ向きになってしまった。


観音
 せっかくなので、そのお堂関係の写真。
 何十年も見慣れた景色だが、改めて見ると台南の仏教寺院(開元寺や法華寺)を思い出す要素もある。というか、日本でも珍しくないんだよな。

観音
 「湯殿山」の石碑。湯殿山は修験道(日本の民俗宗教)の聖地なわけだが、この石碑は左右に「行者 鐵門海」とあって、実はけっこう貴重なものだ。
 鐵門海とは湯殿山信仰の特徴である「即身仏」(生きたまま食事を断って穴に籠り、そのまま息絶えて干からびてミイラになった姿)の一人で、七五三掛の注連寺に、いわば仏像として祀られている。この石碑は、生前の鐵門海が、信者を集めるためにここにやって来た証だろう。

 まぁ湯殿山系の即身仏は、実は出自がアウトローな面々が多かったりする。そういう人々に居場所を与える一方で、勢力拡張のために過酷な行を強いた面は否めない(某有名な学者はボロカスに言ってたな)。
 純粋な信仰心だけでは、死を前提とする行はできないのよね。余談だけどね。

鶏頭
 口直しに、暑い夏の日にふさわしい一枚をば。



 長々と書いた最後に、素直な感想。
 我々は台南の小さな廟を訪れて紹介しているけれど、それは台湾人がこんな小さなお堂にやって来てブログに書くようなものなんだなぁ…と考えると、ものすごい違和感があった。
 我がブログは、ずいぶん無茶なことをやっているようだ。

 このお堂の由来を詳しく調べて楽しんでいる台湾人がもしもいたら、きっとderorenは友人になりたいと思うに違いない。うむ、意味のない言葉でおしまいおしまい。

2011/07/23

Firefoxとアドオンを駆使して台湾のサイトを読もう

tomopee
 tomopeeは三ヶ月検診を無事に終えた。いつも機嫌がよけりゃいいけど、サイレンがきついぞ(近況終わり)。


 derorenはたぶん一般人よりは多少は漢字に強い。なので、台湾の現地ホームページやブログを読むことに抵抗はなかったりする。
 そもそも台湾の現地サイト自体、旅行するより遙か以前から閲覧していた。台湾新幹線絡みの情報を集めたりしてたものでねぇ……。
 その頃は、自分が高鐵に乗車するとは夢にも思わなかった。

 プロフィールにも書いてある通り、私は飛行機が大の苦手だった。最初に国内線(大阪-宮古島)に乗った時は、遺書を書いたほどだ。
 台湾には有村の船で行く方法も存在したけど(今はもうない)、私は船酔いの激しさにも定評があった。かつては大阪から那覇まで何度も船で往復したものだが、いつも絶食状態でふせっていたぜ(そこで諦めて、念仏を唱えながら何度か飛行機に乗ったぜ)。

 まぁつまらない身の上話はさておき、台湾という国は、日本からの駐在も少なくないし、観光客も非常に多い。従って日本語だけで情報を集めることも、ある程度は可能だ(旅旅台北みたいなポータルサイトもある)。しかし、残念ながらそうした情報は偏りがある。
 台南情報がまとまった量で存在する日本語サイトなんて、ウチを含めても数えるほどしかない。しかも、それらは個人サイトなので、旅行に必要な情報が網羅されているとも言いがたい。日本語にこだわっているようでは、ディープな台南に分け入ることなど不可能なのだ。

 当ブログのアクセス解析を見る限り、内部の記事を熱心に読んでくれる方は少なくないけれど、そこから外部のサイトへ移動する割合は、極めて低いようだ。
 それはまぁ、大多数のネットユーザーはリンク先を見ないという一般的傾向からすれば、当たり前なのかも知れない。

 ただ、ウチの訪問者はけっこう滞在時間が長い(実は以前、某学校サイトのホームページ運営に関わった経験があるけど、その某学校よりウチの方が直帰率は圧倒的に低いんだぜ)。
 そんな優秀な訪問者であっても、外部サイトを見ないのだから、それは外部サイトを見ることへの抵抗があるからだと分析できる。そして、抵抗を感じる理由は外部サイトの質ゆえではなく、日本語ではないというただ一点にあることも容易に推測できる。
 当たり前だが、台南グルメに関してなら、現地ブログの方が圧倒的に上なのだ。

 そんな皆さんにはぜひFirefoxとアドオンを使って、異言語への抵抗を減らして欲しいと思う。
 他のブラウザがどうかは知らないけど(私はネスケ→モジラ→不死鳥→火狐派である)、Firefoxはうまく使いこなせば便利なものでござるよ。


 現在、derorenのブラウザには次のアドオンが入っている(台湾サイト関係)。

・East Asian Translator
 ページ上で範囲指定した文章を、右クリックで翻訳可能。エキサイト翻訳を使っている。くだけた文面の場合は精度に難があったりするけど、雰囲気を知る程度なら助けになる。

・ImTranslator
 同じく右クリックで翻訳できる。あらかじめ対象言語を設定可能なので便利。エンジンはgoogle翻訳。
※追記 google翻訳は非常に精度が低い。East Asian Translatorを薦める。

・Words-Chinese Pinyin Dictionary
 選択範囲の文字の北京語発音をピンインで表示する。

・新同文堂
 繁体字と簡体字を変換するアドオン。表示中のページをボタン一発で変換できる。


 最後の新同文堂は、台湾サイトだけを見るならあまり必要ないかも。derorenは大陸のサイトも利用するので、ものすごく利用価値があるんだけどね。
 要するに、オンライン翻訳をストレスなく使える環境を用意すれば、台湾のサイトを読むぐらいたいして難しくはない。機械翻訳の精度も、5年ぐらい前とは比較にならないほど向上したから、雰囲気はつかめると思う。
 そもそも、お店の紹介記事なんて、言語が違うだけでフォーマットは同じ。食べ物ならば写真もあるから、漢字がダメでもたいして苦労はしないはず。気楽に覗いてみるが吉だ。




 もちろん、機械翻訳に向かないサイトもあるよね。それこそウチみたいに、ひねった文面はなかなか対応できないわけで。わざわざ台湾からウチを訪問していただいている方々には、誠に申し訳ない限りでござる。
 「ござる」って付けただけで、機械翻訳は混乱するわけだ。「って」もまずいか。

2011/06/28

赤子連れ台湾旅行計画(一) お礼参りは可能か?

tomopee
 相変わらず頭がでかいtomopee。今はまだハイハイ前なので太めだが、台湾に行く頃には……どうなっているだろう。とりあえず将来は、両親に似ない花美男になってくれぃ(以上は近況報告)。

 さて、tomopee生誕及び現在までの成長へのお礼参りを兼ねて、台南旅行を計画している。現時点では日付未定。我々のスケジュールとtomopeeの状況如何で、秋になるか冬になるか断念するかは分からないけれど、いつでも行ける準備はしなければ、と思う。
 「お礼参り」を兼ねるということは、お礼すべき神々の居場所を、スケジュールに加えなければならない。
 もっとも、我々は大半の寺廟でお願いしていたのだ。すべてにお礼していたら、一週間でも足りないだろう。神々には実に申し訳ないが、勝手に厳選してみよう(厳選って言うな)。


★その手の神を祀る廟
・臨水夫人 臨水夫人媽廟 開隆宮 頂土地公廟
・註生娘娘 開隆宮 重慶寺(台北龍山寺 大龍峒保安宮)
・南斗 開基玉皇宮 天壇 三官廟

 これらのうち、南斗にはあまりお願いしていない(程度の問題だけどね)。ただし、玉皇宮と天壇は生後の祈願の場なので、それはそれで行くべきか。
 台北に行かない限りは、臨水夫人媽廟、開隆宮、頂土地公廟で良いかなぁ。


★熱心にお願いした寺廟
 熱心さを計るという発想自体が、神々に申し訳ない。しかし、どうしても厳選せねばならない時に、外せないのは開元寺、西華堂、祀典大天后宮である(北港朝天宮もそうだが、ちょっと無理だろう)。


 まぁ、ここまで挙げた寺廟なら数も少ないし、うち三つは首相大飯店から近いので、一見すると難易度は低そうにみえる。
 しかし、なんといっても熱帯の台南である。寺廟は開けっ放しで基本的に暑いという問題もある(開元寺には木陰があるけどね)。
 UV対策をいくらしようが、tomopeeの稼働時間はできる限り短く抑えねばならない。それに、授乳タイムも確保しなければならない。

 ホテルに徒歩で戻れる範囲以外については、百貨店(=授乳室)からの距離を考えてみる。
 開隆宮は遠東百貨(娯楽城)から近いが、娯楽城には授乳室がない。その代わり、新光三越(中山店)には辿り着けそうだ。しかしそれ以外はどうしようもない。
 というか、授乳室なんて新光三越(中山・西門)と遠東百貨(台南駅東)ぐらいしかないわけだ(一部スーパーにもあるらしいけど、設備がなぁ……)。
 ホテルからタクシーで向かい、テキパキと拝拝して、リミット前にホテルに帰還するしかなさそう。


 もう一つの柱である飲食関係は、別記事で考えてみる。果たして茶藝館には入れるのだろうか?(日本の常識から考えれば、迷惑行為だろうな)
 もちろん、医療関係とかもね。

2011/06/26

泊っていいのか?、の続き

 台南ガイドブックと非合法宿泊施設の問題の続き(前記事はこちら)。

 前市長の意向はともかく(というか、ガイドブックの中身なんて知らなかったろうが)、台南市のスタンスは、やはり非合法は非合法というものらしい。台南市観光局は5月13日に声明を発している(こちら)。
 首相大飯店のホームページでも、トップページに合法旅館業専用標識の写真が表示されるようになった。一番下の方なので、どれほどの人が確認するかは不明だけど、非合法施設が合法施設の経営を苦しめるということであれば、当ブログでもはっきり否定するのが筋だろう。

 台南市の声明にも書かれているように、合法宿泊施設の一覧は、市の観光サイト「台南好好玩」に載っている(こちら)。何も高級ホテルだけというわけではなく、一泊1000元以下の安宿やモーテルの類も含めた一覧である。
 非合法施設の中には、伝統的住居を利用したり、デザインに優れているなど、けっこう魅力的なものが多かったりする。単なる「安宿」ではないので、日本の観光客の目にとまる機会もあるだろう。
 しかし、そうした非合法施設のせいで我が常宿が苦しめられることは許しがたい。読者の皆さんも、非合法宿泊施設には絶対に泊らないようにお願いするぜ。

 たとえ日本人が経営していても、ね。

2011/06/18

泊っていいのか?、前市長!

 当ブログは、derorenが体験した場所だけを紹介している。従って、台南情報にはムラがある(具体的にいえば成功大学周辺など)。
 その気になれば手持ちの資料だけでも、その辺のガイドブックより詳しい紹介が可能だけど、体験していない内容を書くのは信頼性に欠けると思うので、書かないことにしている。

 もちろん、おのれの「体験」を無条件に信頼しているわけではない。というか、ウチを含めて、「体験」などそれだけでは何のアテにもならないのだ。
 本気で知ろうという努力を伴わない体験記なんて、未訪問者のコメントよりも価値がない。そうは思いませんか?


 世の中の旅行記にケンカを売るのはほどほどにしておくとして、体験した場所だけを紹介する場合、情報量が致命的に少なくなってしまうのが宿泊情報である。
 derorenらは、台南では首相大飯店の決まった部屋にしか泊まっていない。従って、首相大飯店の全容すらよく分からなかったりする。まぁビジネスホテルの全容を一宿泊者が把握できたら、それはそれで問題あるけどさ。
 台南旅行者にもそれぞれ都合はあるので、首相大飯店を選ばない人も当然いるだろう。derorenとしては、自分が首相大飯店を贔屓にする理由は示したので、あとは各自の判断で宿泊先を選べばいいのではないかと、ごく当たり前のコメントをしておく。

 ただし、泊まるべきではないと考える「宿泊施設」もある。
 少なくともderorenは、台湾政府の観光局が勧めない施設には、やはり泊まらないことを勧める。
 覚悟の上で利用した当人が、どんな事件に巻き込まれようと、それは知ったことではない。しかし、結局は台湾観光全体に悪影響が及ぶのだ。自己責任といって済まされはしないだろう。


 観光局が、絶対に宿泊しないよう呼びかけているのが、いわゆるレンタルルーム(日租套房)である。
 要するにマンションの一室をホテルの部屋のように使うもので、小綺麗なわりに安い。台湾で出版された一部のガイドブックには、広告が載っていたりするので、合法的な宿泊施設のように見えるが、許可されてはいない(というか、無許可で開業できちゃうのよね)。
 誰も監視していないマンションの一室なので、セキュリティに問題がある。そもそも部屋の合い鍵を使って、宿泊客が暴行されたなんて事件もあったらしいゾ。

 台湾といえば、20年ぐらい前に女子大生が高雄で殺されて、ワイドショーのネタになったなんてこともあった(とんでもない映像が流れたことで有名だ)。
 一人旅の人間が「台湾の人はみんな親切だ」と無防備に行動すれば、どこに泊ろうと深刻な事態に至る可能性はある。
 レンタルルームはまぁ、たまたま出会った人の家よりは安心だろう。しかしリスクが増えることにかわりはない。既に一部業者は日本語サイトすら作っているけど、絶対に泊まるべきではない。


 同じ理由で、ゲストハウスも勧めたくない。
 ゲストハウスにも、営業許可の出ている施設とモグリがあるらしいから、モグリは論外(日本人経営でも怪しいところがある模様)。
 その上で、盗まれてもいい荷物しかないなら、使ってもいいのかも知れない。ただしderorenは、火事になったら逃げられるだろうか?、とかいろいろ考えるので、泊まるつもりはない。窃盗のように明確な犯罪はさておき、寝たばこといったリスクについても、見知らぬ宿泊者のモラルに頼るしかない場所なんて、誰が利用するものか。

 ちなみに、日本のユースホステルは何度か利用している。ユースとゲストハウスは、似ているようで全く別物だ(ユースは沢山の窮屈な規則によって秩序を維持している)。
 施設の管理者次第では、ゲストハウスもそれなりの秩序は保たれるかも知れない。が、ろくな噂を聞かないゲストハウスを幾つか知っているので、辛口になっている。真面目に経営している人には申し訳ないが、まともな取り締まりのない台湾では、悪貨が良貨を駆逐するのも当然だと思う。


 営業許可が出ていても、本音をいえば避けたい宿は沢山ある。それは建物に対する信頼性の問題である。
 名前は出さないが、台北駅近くの某ホテルは、以前は非常に汚い安宿だった。しかし、大規模な改装によって、そこそこの値段の施設に生まれ変わっている……とだけ書けば、ポジティブに捉えることもできよう。
 しかしそのホテルは、大きなビルの一角で営業している。従って、改築工事がビル全体の強度にどのような影響を与えたかは定かでない。いや、恐らくは悪影響を及ぼしたのではないかと疑っている。
 derorenとhashiは、1980年以前に建てられたマンション(1981年に耐震性の基準が厳しくなった)に住むのが嫌になって引っ越しした経験をもつ人間だ(現在の住居は1997年完成)。
 まぁ数年前の某A歯事件で、日本の少なからぬホテルが営業停止に追い込まれたように、完成年度や外観だけでは強度なんて分からない。けどまぁ、素人でも推測可能なリスクぐらいは避けておきたいでしょ?


 ……と、ここまで読んだ奇特な皆さんは、まだ記事のタイトルに辿り着かないと苛立ちを隠せないのではあるまいか。リアルなderorenを知る者ならば、本題をなかなか言わない悪い癖が出ていると御立腹だろう。
 そろそろ種明かしをすると、タイトルの叫びは、最近購入したガイドブック『大台南72小時 這様最好玩』(墨刻出版2010.11)に対するものなのだ。

 このガイドブックには、合併した大台南市を二泊三日で旅行するプランが紹介されている。旧台南市内に関していえば不満もあるが、ライトなガイドブックとしてはそれなりの内容となっている。
 しかし、derorenとしては二つのポイントに突っ込まざるを得ない(要するに推薦できないので博客來のリンクも貼らない)。

 ツッコミポイントの一つ目は、巻末に見開きで載る台南市長のメッセージである。この「台南市長」は現在の大台南市の市長ではなく、民進党の候補者選びで負けてしまった旧台南市長だったりする。
 大台南市を紹介するガイドブックで、出版翌月に退任する旧市のアンタがなぜしゃしゃり出ているのかと言わずにはいられない。いや、確かに出版時点での「市長」はアンタしかいないけどさ(derorenは赤嵌楼で長々とスピーチを聞かされたので、出しゃばりなのは織り込み済み)。
 
 そしてもう一つが、日租套房の問題だ。
 この出版社のガイドブックは、以前に買った台北のものでも日租套房だらけだったが、このガイドもグレーゾーンもしくは真っ黒な施設が載っている。最近流行りの、民家を改造したタイプの宿泊施設も沢山紹介されているけど、これは許可を受けているのだろうか?
 そんな疑問を抱きつつページをめくった最後が市長の顔なのだから、タイトルの台詞を吐きたくなるのも当然ではないか!


 観光局の注意喚起とは裏腹に、大台湾旅遊網のような旅行ポータルでも日租套房は肯定的に扱われている。
 台中市が日租套房査察小組を作って取り締まるというニュースも流れているが、これも営業を停止させる方向ではなく、どちらかといえば安全という御墨付を与えるためではないかと思われる。
 まぁそもそも、台中というヤクザな街の話なので、真面目に取り締まるとも思えないけどネ。


 結局、derorenとしては「やっぱり宿泊はやめた方がいいのでは」としか書けない。自分が避けたい施設を推薦するのは不誠実なので、ね。

2011/06/11

最強の小吃辞典『慢食府城 台南小吃的古早味全記録』

tomopee
 予防接種の注射も何のその。tomopeeは、まだ見ぬ台湾を夢見る3ヶ月だ。航空料金が安いうちに(乳児でも無料ではないが)旅行する魂胆だろう?、と陰口をたたかれないように、じっくりプランを練らねばならんなぁ。
※現時点ではっきりしているのは、8月末までの出発はない、ということ。てなことで近況報告終わり。


 王浩一『慢食府城:台南小吃的古早味全記録』(心靈工坊2007.6.26)は、台南の小吃を七つに分類しつつ紹介する内容。例によって通販の方法はこちら
 「節令祭饌篇」では、台南の年中行事で食べる料理を、春節、上元……と取り上げる。そして、関連する食べ物を扱う有名店を紹介している。「伝奇麺食篇」は担仔麺などいわれのある料理を紹介、「経典米食篇」は伝統的な米食…といった感じで、台南の多彩な小吃を知ることができる。
 牛肉湯など漏れもあるが、数量的には最強の部類といえる。

 もちろん堅苦しさは全くない。料理によっては簡単なレシピも分かるし、台湾の料理に興味のある人も楽しめるだろう。
 地図も観光地と小吃店が網羅されており、かなり使える。ただし実際に使用する場合は、コピーをとるのが無難だ。
 そもそもこの本は写真たっぷりな代わりに重いので、街歩きで持ち歩く用途には向かない。旅行前に計画を立てるために利用し、地図のコピーだけ持ち歩くのが妥当だろう。

 このガイドは、私が買った時点で44刷を重ねているので、かなりのベストセラーである(少しずつ刷ってるんだろうけどね)。
 台湾=台北な人には、府城小吃のポテンシャルを知る良い本だと思う。オススメだ。

2011/06/06

乳児を連れて行く前に、台湾の食の安全が…

ドラゴンフルーツ
 台湾成分が足らないぞ、とスーパーに出掛けたらドラゴンフルーツを発見。ただしベトナム産で、しかも白いヤツ。
 水分補給ぐらいのつもりで切ってみる。そして食べると……。

tomopee
 やっぱり味がない。tomopeeは食ってないけど(ようやく三ヶ月だ)。


 そんな話はさておき、一応はtomopee連れでの旅行を目指して、調査を始めている。
 tomopee自体の予防接種の日程とか、離乳食の進み具合を加味しつつ、さらに異国で起きる諸問題への解決策を考えなくてはならない。
 まずは飛行機。これはまぁ、もちろん乗ることは可能。中でギャーギャー泣きわめかれると大変だが、現時点でその辺は想像できない(この夏に旅するわけではない)。
 授乳設備は、関空も桃園もあるようだ。高鐵は駅におむつ台がある程度かな? 車内は設備がない模様。
 台南市内での授乳設備は、百貨店にはある。某スーパーにもあるが不潔だという書き込みがあった。寺廟で授乳は無理だし、移動の制約は大きいだろう。
 病院の位置は把握している。が、もっとコミュニケーションがとれるよう努力しなければ。

 そもそも移動の制約については、暑さの問題もある。紫外線も気にしなければならないので、だっこ紐を使うにしてもそうそう歩けるものではない。メッシュ地でも暑さに耐えられないだろう(昨日今日の京都だって暑いのだ)。
 まぁ現地で沢山の人が子育てをしているのだから、旅行が無理だとは思わない。とはいえ、なかなか道のりは厳しい。

 厳しいと言えば、食の問題もある。
 しかし食に関しては、tomopee以前に可塑剤(DEHP)問題の方が大変だよな。

 ご存じの方も多いだろうが、合成樹脂用の可塑剤(DEHP)が広く食品に使われていた事実が判明し、台湾は今や大混乱に陥っている。
 最初は、発がん性のあるDEHPが、よりにもよって薬に使われていたという騒動だった。しかしスポーツドリンクやジャム、アイスクリーム、パン、100%ジュース(!)など、どんどんその範囲が広がっている。
 youtubeなどで見れる台湾のニュース映像では、台南市の職員が屋台を検査する様子も報道されている。我々もどこかでDEHPを摂取した可能性は否定できない。正直、既に食べてしまったものに関しては、心配しても無駄なのでしないけどね。

 まぁともかく、台湾飯には思いもかけないリスクがあったわけだ。
 大陸と違って地溝油の話は聞かないから大丈夫だろうと思っていたけれど、こればっかりは全容が明らかにならないとちょっとねぇ…。


 そういえば、ちょうど今日のテレビで地溝油を取り上げていた。
 去年の春頃には、上海のテレビ局がやってるグルメ番組で、まるまる一時間も特集をやっていた地溝油問題。画面で見るだけでも気分が悪くなったものだが、今日のテレビ番組もなかなか厳しかった。
 疑いだせばきりがないんだよな。上海でやってることを、台北でやってないだろうか、とかね。人口規模の桁が違うから、それはないと信じたいけど。
 回鍋油とか万年油(ドブさらいではないが使い古しの油)は確実にありそうだ。ただでさえ台北は飯が油っぽいから、tomopeeを連れて行くことはないだろう。

 やっぱり台南でサバヒー粥とか食ってるのが無難なんじゃないかなー…と、こんな記事でも無理矢理に台南贔屓に持ち込んで終わるderorenである。

2011/01/22

地図を追加中(訂正あり)

 既に速報的な記事はあらかた書き終えたので、以前から懸案となっていた地図の追加を始めた。上のメニューの「紹介した店(地図あり)」と「台南の名所紹介記事」について、進めていく予定。
 現時点では、お店関係は推薦したい店を中心に載せてある。名所紹介は北区と萬福庵などわずか。一部はアバウトな表示になっているし、お店は移転したり閉店したりするので注意願いたい。

 というか、突然地図をつけようと思ったきっかけは、江水號ののれん分けを知ったからである(※移転ではないそうです。SlyFoxさん多謝)。
 大菜市の店を我々が訪ねたのは2009年8月だが、翌2010年5月に別の場所の店がオープンしたそうな。教えていただいた店のブログにはあの有名な老闆も写っているぞ。

江水號
 せっかくなので大菜市の店の写真を一枚(客は我々じゃないづら)。
 どっちの店にも行きたいなぁ。間もなくやってくる嵐の日々を考えると、とても無理だが……。

2010/11/25

皇爵大飯店(嘉義)

皇爵大飯店(嘉義)
 嘉義で泊まったホテル。日通ペリカントラベルネットで予約した。
 台鐵で嘉義入りし、翌朝はチェックアウトせずに北港鎮へ往復し、その後に高鐵嘉義へ向かうプランだったので、台鐵嘉義駅の近くというのが絶対条件。そして初めての街なので、ランクを落としすぎるのも不安……という感じで調べたら、ここが浮上した。
 ホテルを決めてから、予約方法を検討。公式サイトからのネット予約は準備中で、ペリカン(名前だけで、実質は現地丸投げの模様)の予約が比較的簡単だったので、ここで頼むことにした。
 ネット予約とはいえ、その場で空室確認ができないのはやや面倒である(週末に予約すると、返事は月曜日)。とはいえ、メールの応対は特に問題なかったし、実際に宿泊する際にも、代理店絡みのトラブルはなかった。
 首相大飯店を扱っていないのは残念だが、余所が扱わない地区のホテルが多いし、現地ツアーも扱っているので、興味があれば見たら良いと思う。

 前置きはこれぐらいにしておこう。
 嘉義駅からは斜めの中山路を少し歩いて、信号を折れるだけ。距離的には申し分ないが、この看板の文字を見て、一抹の不安がよぎったのは事実である。日本でビジネスホテルがこのフォントを使ってたら、一抹の不安では済まないぞ。

皇爵大飯店(嘉義)
 しかしまぁ、中は普通のビジネスホテルだった。ロビーはけっこう広い。
 フロントは時間帯によっては日本語のできる人がいる。まぁ最低でも英語は通じるし、トラブルが起きない限りは問題ない。朝5時のタクシー手配も大丈夫だった。

皇爵大飯店(嘉義)
 そんなわけで客室。
 ほぼ寝るだけなので、一番安い部屋にした(一泊7000円ぐらい。ペリカン台湾は料金がシンガポールドル表示)。首相大飯店よりは狭いが、別に窮屈というほどではない。ただし細かい所に問題があった。

皇爵大飯店(嘉義)
 特筆するようなものはないが、問題は窓際である。テーブルと椅子があり、奥には電気ポットなどの置かれた台が見えるだろう。そこでderorenは、日本の旅行客なら必ずやる動作をして、不信感をもってしまった。
 そう。カーテンを開けて、外がどうなっているか確認したわけである。

 外がどうだったか覚えていないが、カーテンの陰になっていた床は汚れていた。見えないところは掃除しないホテルなのだな、と了解した。
 そして翌日には、チェックアウトしていないにも関わらず清掃されてしまった。我々の荷物が置かれたままだったにも関わらず、だ。
 フロントの人たちには感謝しているが、このようなホテルを推薦はできない。

皇爵大飯店(嘉義)
 バスとトイレはこんな感じ。バスタブは深めだった。
 翌日、北港鎮から戻ってみたら、バスタオルの類も新しいものに取り替えられていた。呆れ果てたものの、まだ我々が宿泊中の部屋なので、遠慮なく使ったぞ。
 台湾のホテルは12時チェックアウトなので、午前中に出歩いてから、11時半ぐらいにシャワーを浴びて去るようにしている。もちろんここでも遂行したが、盗まれていないか確認しなければならないというスリルは、できれば味わいたくないものだ(ちなみに、何も盗られてはいないので念のため)。

 ここは我々の宿泊後に、観光局が二つ星認定したホテルである。二つ星はハード面での評価らしいので、それはまぁ良いと思うが、サービス面で合格点は出せない。
 まぁ便利な場所で安めでフロントは頼りになるので、上記の問題を我慢できる人にはおすすめする。我々にしても、もしも同じ条件で嘉義に泊まらなければならないのであれば、貴重品の自衛をしっかりした上で渋々ここに泊まるだろう。

 なお、我々は北港鎮に出掛けたので食べていないが、ここは朝食付きである。

2010/11/18

台湾で宿泊施設を選ぶ基準は?

 珍しく時事ネタ。
 昨日、京都のゲストハウスが旅館業法違反で摘発された。楽天トラベルに登録され、開業一年半で口コミが70件以上もあったが、無許可営業だったわけだ。
 その国の法律で必要とされるものを「コスト」として削れば、宿泊料金が下がるのは当然だ。しかしそれはフェアとは言えないし、無責任である。

 日本のすべてのゲストハウスがこういう状況というわけではなく、しっかり営業許可をとった施設もちゃんとある。
 まぁ摘発された所は、ゲストハウスを名乗っているが、口コミに書き込んでる客層を見る限り、格安ビジネスホテルを狙っていたようだ。
 で、ここに書くのは、じゃあ台湾ではどうなの?、という話。

 実は最近ネット通販で『大台北攻略完全制霸』というガイドブックを買った。これはかなり充実した内容で、台北ガイドとしてオススメしたいぐらいなのだが、一つだけ引っかかったことがある。各地区の宿泊ガイドに、必ずといっていいほどレンタルルームが載っているのだ。
 気になってそのレンタルルームのホームページを見たが、要するに賃貸マンションの一室を借りるわけだ。確かに安くはなるだろう。しかし、営業許可をとっているとはとても思えない。
 実際、交通部観光局でも注意を呼びかけている。「日租型套房」で強制わいせつと思しき事件が起きているといったことが書いてある。
 ホームページの写真だけ見ると、オシャレな部屋でしかも格安だったりするけれど、観光客が宿泊するにはリスクが大きいと認識しておくべきだろう。

 さて。
 台湾の「民宿」や「ゲストハウス」の大半は、営業許可をとっていないという話を聞いたことがある。個人的に情報収集した範囲でも、とても許可がおりそうに思えないゲストハウスを見かけるが、実際はどうなんだろうね?
 ちなみに、交通部観光局のホームページで「賓館」と入れて検索すると、それなりの数はヒットする。ただし「賓館」がゲストハウスである保証はない。というか、ゲストハウスではない可能性が高い。
 日本人が経営しているからといって、何かあった時に責任をとってくれない宿には泊まれない。その辺、ちゃんと許可を得ていることを明示して欲しいものである(営業許可をもらっているゲストハウスがあったら、今後の旅行の参考にしたいので教えておくれやす)。

2010/11/11

更新雑記

 さて、半年前の旅行記を書き続けているderorenであるが、台南編は残り少なくなっている。最近の更新箇所と、今後の予定をメモっておく。

●今後の予定(個別記事)
 台南編は開隆宮で大きなところは終わり。ただし東嶽殿と玉皇宮は今回訪問分を書いていないので、後日掲載する。どちらも台南の民間信仰ネタだし、速報性は問われないはずなので、皆さんが忘れた頃に長文で載る予定だ。土地公や註生娘娘についても特集記事を書くぞ。
 嘉義編は食べ物関係、北港編は5月6日の祭礼と進香団、朝食の記事を書く。載せたい写真はまだ腐るほどある。


●今後の予定?
 当ブログは、交通情報やホテル予約などを商売とする台湾ガイドの、不足部分を補完する意味合いで作られている。しかし補完しようにも、まともな観光情報サイトなりガイドブックが乏しいのも事実である(「台湾何とか」と名のつく情報ポータルサイトは、たいがい更新が止まっており役に立たない)。
 従って、旅行のトータルな情報をここで載せていくべきではないか、と考えることがある。ただしそういう情報の正確性を、一個人が保証できるわけはない。現時点では、モデルプラン程度で留めるつもり。
 なお、台南旅行者向け情報を大幅に追加したのは、そういう意向に沿ったものである。中途半端な増補だけどさ。


●最近になって書き加えた記事
 ウチの台南記事には、2009年5月に急いで書いたものが多い。当時は『台南歴史深度旅遊』などのガイドがまだなかったし、台湾についての知識も足りなかったから、今にして読み返すと恥ずかしい限りである。
 そこで、あちこち手を入れている。後にもっといい記事を書いた場所についてはそのリンクを加えたし、孔子廟は続編記事の公開に合わせて増補した。他にも以下の記事などに手を加えている。
総爺老街(台南市北区)
臨水夫人媽廟
擇賢堂

 検索で引っかかった古い記事だけ読まれるのが辛いので、今後もちょこちょこと書き替える予定。
 ちなみに、当ブログの一番人気はやはり台湾ネット書店の使い方記事。ほぼ毎日読まれているようだ。願わくば、そこから他の記事も見てほしいが、CDやDVDを求める層とウチの内容はたぶん噛み合わないんでしょうな。

TVBS
 写真がないと寂しいのでオマケ。
 台湾のテレビ局は日本のテレビ映像を使ってニュースを流したりするんだぜ。これをやれば、自分たちで取材しなくとも放送できるから安上りだぜ。というか、これはまだマシな方で、ユーチューブ映像をPC画面ごと放送するのには恐れ入ったぜ。