寶貝(ベイビー)を連れて台南に行くのは、もちろん心配だらけ。とはいえ、台南には台南生まれの寶貝がたくさん住んでいるのだ。寶貝に必要なものは、その気になれば手に入るだろう。
ということで、ある程度は店の情報を調べている。自分用メモを兼ねて公開。
・BabyHome 寶貝家庭親子網
日本でもよくあるポータルサイト。「親子討論区」を台南で検索するといろいろ出てくる。まぁ信頼度は某知恵袋並み……って書くと読者はどう理解するのかな? 言うまでもなく、信頼性に乏しいって意味だぜ。
・麗嬰房
「les enphants」の名でショップを展開するベビー服の店。台南市では新光三越(西門、中山)と遠東百貨に出店しているほか、各地に単独店舗もある。台南西門店は大菜市のそばなので、何かの機会に行けそうだ。
せっかくなので、台湾製のiBabyブランドの服を買ってみようかと考えている。外観に台湾らしさが感じられるわけでもないから、日本で着せても誰も気付かないだろうけどね。
・台南天之嬌婦嬰用品店
友人に教えていただいた店。中西區忠義路二段222號にある(googleストリートビューでも確認した)。鴨母寮市場のすぐ南なので、困った時にはここに行こう。
・府前路の店
海安路より西側の府前路には、子ども服の店が並んでいる。問屋街のようだ。保安宮付近の小吃店で食べた後に覗けるかもしれない。
なお、府前路に関してはgoogleストリートビューで確認した。長らく台南は対象外だったけど、ようやくサービスが始まったぞ。自分が映ったら嫌だなぁと思うが、旅行の計画を立てる際には、本当に便利だ。
・スーパーマーケット
全聯福利中心は鴨母寮市場の忠義路側にある。スーパーと呼ぶには品揃えに難があるけど、おむつやミルクは売っている。鴨母寮市場は確実に行くから、そこで購入できるだろう。
化粧品から雑貨まで扱うPoya生活館は、小北成功夜市のすぐそばと、成功大学の南西にある。夜市のついでに買い物はアリだろう(前回はトリートメントを買った)。おむつがあるのかは不明。
カルフール(家樂福)は、毎度おなじみのラヤンハイ(マッサージ店)鄧老師養生館のすじむかいでした(公式サイトの表現)。初日に指サーヅに行くとは思えないが、もちろんここでも買える。
大潤發はその立地からみて縁がなさそう。小北百貨で可能性があるのは新東安店(Poya生活館の隣)ぐらいかな。
・薬局
日本では薬局に行けば、おむつや離乳食を買うことができる。そこで「薬局」を機械翻訳すると「藥鋪」になったりするが、これは伝統的な漢方の店だ。今どきの薬局は、台湾でも「藥局」である。
台南に店舗をもつ連鎖店(チェーン店)には、丁丁連鎖藥局、啄木鳥藥局などがある。
※追加される可能性あり。
情報に間違いがあっても責任はとれないので、自身で確認してね。
2011/11/16
2011/11/13
赤子連れ台湾旅行計画(四) 0歳児のパスポート申請
0歳児の台湾旅行に必要なもの。それはパスポートと飛行機のチケットである(あとは保護者か)。航空チケットは保護者が用意するとしても、tomopeeのパスポートを用意するには、当人の努力が必要となる。
ちなみに、パスポート入手前に航空チケットを買うのはリスキーなのでおすすめできない。もしも出来上がったパスポートのローマ字表記がチケットと違っていたら、バカ高い手数料を払って変更しなきゃならないゾ。
さて、おさらいしてみよう。
パスポートを入手するには、次のような過程がある。いや、あった。
1:申請書類と戸籍抄本の入手
これは同一の場所で可能。証書を発行できる所には申請書類も置いてある。
通常、自治体の証書発行窓口は平日のみ。子どものパスポートでは、抄本ではなく戸籍謄本を求められる場合があるらしいので、最初から謄本を入手する方が無難だ(抄本の方が安いけど)。窓口で確認してから発行してもらうべし。
申請書類は旅券事務所で入手してその場で書くことも可能だが、窓口の混み具合は日によって違うし、先に入手して申請前に書いてしまうのが良い。
書類は見本通りに書くだけで、特に難しい点はない。ただし緊急連絡先に注意。0歳児の連絡先に親の名前を書いてはいけない。一緒に旅行する人には緊急連絡できないからネッ(書いたら申請窓口でひっかかるだろう)。祖父母辺りを書くべし。
2:顔写真の用意
ここが最大の難関だ。
パスポート用の写真は非常に制約が厳しい(具体的にはこちらを参照)。かといって、赤子がおとなしく写真を撮られるわけもない。derorenが選択したのは、家で撮影して、7-11のデジカメプリントを利用する方法である(コンビニ側は推奨していない)。それなりのカメラと、簡単な画像処理ができる人向け。失敗しても責任は負えない。
まず写真撮影。白いシーツの上にtomopeeを寝かせて、真上から撮る。周囲の余白にも注意(上の写真の場合、頭の上部がギリギリなのでボツになった)。
シーツのしわは、証明写真サイズに縮小されるとほとんど目立たないが、ないに越したことはない(使用写真はしわの目立たないシーツで撮影した)。できるだけ明るい部屋で撮ろう。
証明写真なので、tomopeeにはすまし顔で正面を向いてもらう必要がある。もちろんそんな確率は滅多にない。一度のチャレンジで成功するとは思わない方がいいだろう。
……が、derorenは簡単に撮影成功となった。普段から写真を撮りまくっているので、tomopeeが自然にレンズの方を向くのだ。よく訓練された息子である。
なお、時間が経つと笑ったり泣いたりする。そういう顔は申請で却下されるから、カメラを向けた最初の数枚で勝負は決まるゾ。
寝かさずに撮れる自信があるなら、その方が絶対に良い。なぜなら、寝かすと上の写真のように髪の毛が広がって、トリミングに困るからだ。
撮影後は、写真を決められたサイズに加工する。7-11の現像機は、その場で加工できるすぐれものなので、普通の証明写真ならレタッチは不要かも知れないが、パスポート写真は条件が厳しいし、ある程度は準備した方が良いと思う。
もちろん加工にはレタッチソフトが必要だ。手元にない人はXnViewをおすすめする。サムネイルでの画像管理から簡単な加工までできるフリーウェアだ(日本語対応)。
まず、明らかに無駄な部分をトリミングで削除し、縦長の証明写真型に近づける(あんまり切り取りすぎないこと)。それからモニターに縮小表示する(表示のみの縮小で、実際にリサイズするわけではない)。目視できる画像のサイズを、できるだけ証明写真のサイズに近づけよう(相当に縮小しなければならない)。
で、定規を取り出して、モニター画面にあてて顔のサイズを測る。できあがりでは顔の縦幅が35mm前後なので、そのサイズまで画像を縮小する。とはいえ、xnviewなどはアバウトな縮小表示しかできないから、ぴったり35mmとは限らない。その場合は比率を計算することになる。数字に弱い人は電卓を使おう。
あとは顔の縦幅を基準に、左右や上下のサイズを測りつつ、トリミングである程度削る。ガチガチに削るよりも、余白部分にある程度余裕をもたせるのが良い。
これで加工作業は終了。間違ってもリサイズはしないように。
そうして出来上がった画像を7-11に持ち込んで、セルフのデジカメプリント機で証明書写真を選択、45*35サイズでプリントする。その際に画面上で最終的な微調整を行う。ただし、表示される顔の枠はパスポート写真の条件ではないので注意しよう。
プリント代は200円。慎重を期すならば、2種類ぐらいは作っておきたい。窓口で却下されたら困るからね。
近くに7-11のない人は、素直に写真館に行くべし。旅券事務所近くの写真館なら、断わられることはないはずだ。
自前のプリンターを使うのは、あんまり薦められないなぁ。ウチのプリンターは骨董品レベルの旧型だから論外だし。
3 旅券事務所で申請
申請書類、戸籍謄本(or抄本)、顔写真、tomopeeの保険証と母子手帳(2点必要)、deroren(申請者兼保護者兼代筆人)の身分証明をもって旅券事務所へ行く。tomopee本人を連れて行く必要はない。
申請手続き自体の時間はせいぜい10分。ただし混んでいると待ち時間が長い。長いかどうかは行ってみないと分からない。
手続きでは、写真のサイズを測ったりして、使用可能か念入りに確認される。書類はまぁ、ローマ字表記のチェックぐらいだろう。
申請の場で決めなければならないのが、パスポートの受け取り場所である。地域によっては数箇所から指定できるので、よく考えて選ぶように。
なぜならば、受取の場には本人を連れて行く必要があるからだ。
4 受け取り
早ければ8日後ぐらいには完成する。手続き時にもらった引換書をもって、受け取り場所へ向かう。本人と代筆人で行く必要があるゾ。
受け取り場所では、まず発行手数料などを支払う(事前に金融機関で支払う場合もある。申請時に説明があるはず)。証書を受け取り、いよいよ窓口へ。本人確認を行って、無事発行となる。
申請とは違って、受け取りはすぐに終わる。本当にあっという間だ。
こうして出来上がった自分の身分証明を見て、大はしゃぎのtomopee(偶然にも、上の撮影と同じ服だ)。
もちろん嘘だ。見てないし、興味もないぜ。
正確にいえば興味はある。赤子は紙が大好きだ。もちろんそれは、ちぎったりかじったりするためだ。
tomopeeが物心つく頃には、失効しちゃうのよね。
そんなわけで、8ヶ月にしてパスポートを手にしたtomopee。両親はずいぶん歳食ってから手にしたのに、末恐ろしい赤子である。
もちろん、面倒な手間をかけて作ったのは飾りじゃないのよ涙は~。三人での台南旅行、近日挙行の予定なのよハッハー。
いつもながら古いネタですまぬ。
ちなみに、パスポート入手前に航空チケットを買うのはリスキーなのでおすすめできない。もしも出来上がったパスポートのローマ字表記がチケットと違っていたら、バカ高い手数料を払って変更しなきゃならないゾ。
さて、おさらいしてみよう。
パスポートを入手するには、次のような過程がある。いや、あった。
1:申請書類と戸籍抄本の入手
これは同一の場所で可能。証書を発行できる所には申請書類も置いてある。
通常、自治体の証書発行窓口は平日のみ。子どものパスポートでは、抄本ではなく戸籍謄本を求められる場合があるらしいので、最初から謄本を入手する方が無難だ(抄本の方が安いけど)。窓口で確認してから発行してもらうべし。
申請書類は旅券事務所で入手してその場で書くことも可能だが、窓口の混み具合は日によって違うし、先に入手して申請前に書いてしまうのが良い。
書類は見本通りに書くだけで、特に難しい点はない。ただし緊急連絡先に注意。0歳児の連絡先に親の名前を書いてはいけない。一緒に旅行する人には緊急連絡できないからネッ(書いたら申請窓口でひっかかるだろう)。祖父母辺りを書くべし。
2:顔写真の用意
ここが最大の難関だ。
パスポート用の写真は非常に制約が厳しい(具体的にはこちらを参照)。かといって、赤子がおとなしく写真を撮られるわけもない。derorenが選択したのは、家で撮影して、7-11のデジカメプリントを利用する方法である(コンビニ側は推奨していない)。それなりのカメラと、簡単な画像処理ができる人向け。失敗しても責任は負えない。
まず写真撮影。白いシーツの上にtomopeeを寝かせて、真上から撮る。周囲の余白にも注意(上の写真の場合、頭の上部がギリギリなのでボツになった)。
シーツのしわは、証明写真サイズに縮小されるとほとんど目立たないが、ないに越したことはない(使用写真はしわの目立たないシーツで撮影した)。できるだけ明るい部屋で撮ろう。
証明写真なので、tomopeeにはすまし顔で正面を向いてもらう必要がある。もちろんそんな確率は滅多にない。一度のチャレンジで成功するとは思わない方がいいだろう。
……が、derorenは簡単に撮影成功となった。普段から写真を撮りまくっているので、tomopeeが自然にレンズの方を向くのだ。よく訓練された息子である。
なお、時間が経つと笑ったり泣いたりする。そういう顔は申請で却下されるから、カメラを向けた最初の数枚で勝負は決まるゾ。
寝かさずに撮れる自信があるなら、その方が絶対に良い。なぜなら、寝かすと上の写真のように髪の毛が広がって、トリミングに困るからだ。
撮影後は、写真を決められたサイズに加工する。7-11の現像機は、その場で加工できるすぐれものなので、普通の証明写真ならレタッチは不要かも知れないが、パスポート写真は条件が厳しいし、ある程度は準備した方が良いと思う。
もちろん加工にはレタッチソフトが必要だ。手元にない人はXnViewをおすすめする。サムネイルでの画像管理から簡単な加工までできるフリーウェアだ(日本語対応)。
まず、明らかに無駄な部分をトリミングで削除し、縦長の証明写真型に近づける(あんまり切り取りすぎないこと)。それからモニターに縮小表示する(表示のみの縮小で、実際にリサイズするわけではない)。目視できる画像のサイズを、できるだけ証明写真のサイズに近づけよう(相当に縮小しなければならない)。
で、定規を取り出して、モニター画面にあてて顔のサイズを測る。できあがりでは顔の縦幅が35mm前後なので、そのサイズまで画像を縮小する。とはいえ、xnviewなどはアバウトな縮小表示しかできないから、ぴったり35mmとは限らない。その場合は比率を計算することになる。数字に弱い人は電卓を使おう。
あとは顔の縦幅を基準に、左右や上下のサイズを測りつつ、トリミングである程度削る。ガチガチに削るよりも、余白部分にある程度余裕をもたせるのが良い。
これで加工作業は終了。間違ってもリサイズはしないように。
そうして出来上がった画像を7-11に持ち込んで、セルフのデジカメプリント機で証明書写真を選択、45*35サイズでプリントする。その際に画面上で最終的な微調整を行う。ただし、表示される顔の枠はパスポート写真の条件ではないので注意しよう。
プリント代は200円。慎重を期すならば、2種類ぐらいは作っておきたい。窓口で却下されたら困るからね。
近くに7-11のない人は、素直に写真館に行くべし。旅券事務所近くの写真館なら、断わられることはないはずだ。
自前のプリンターを使うのは、あんまり薦められないなぁ。ウチのプリンターは骨董品レベルの旧型だから論外だし。
3 旅券事務所で申請
申請書類、戸籍謄本(or抄本)、顔写真、tomopeeの保険証と母子手帳(2点必要)、deroren(申請者兼保護者兼代筆人)の身分証明をもって旅券事務所へ行く。tomopee本人を連れて行く必要はない。
申請手続き自体の時間はせいぜい10分。ただし混んでいると待ち時間が長い。長いかどうかは行ってみないと分からない。
手続きでは、写真のサイズを測ったりして、使用可能か念入りに確認される。書類はまぁ、ローマ字表記のチェックぐらいだろう。
申請の場で決めなければならないのが、パスポートの受け取り場所である。地域によっては数箇所から指定できるので、よく考えて選ぶように。
なぜならば、受取の場には本人を連れて行く必要があるからだ。
4 受け取り
早ければ8日後ぐらいには完成する。手続き時にもらった引換書をもって、受け取り場所へ向かう。本人と代筆人で行く必要があるゾ。
受け取り場所では、まず発行手数料などを支払う(事前に金融機関で支払う場合もある。申請時に説明があるはず)。証書を受け取り、いよいよ窓口へ。本人確認を行って、無事発行となる。
申請とは違って、受け取りはすぐに終わる。本当にあっという間だ。
こうして出来上がった自分の身分証明を見て、大はしゃぎのtomopee(偶然にも、上の撮影と同じ服だ)。
もちろん嘘だ。見てないし、興味もないぜ。
正確にいえば興味はある。赤子は紙が大好きだ。もちろんそれは、ちぎったりかじったりするためだ。
tomopeeが物心つく頃には、失効しちゃうのよね。
そんなわけで、8ヶ月にしてパスポートを手にしたtomopee。両親はずいぶん歳食ってから手にしたのに、末恐ろしい赤子である。
もちろん、面倒な手間をかけて作ったのは飾りじゃないのよ涙は~。三人での台南旅行、近日挙行の予定なのよハッハー。
いつもながら古いネタですまぬ。
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