現在、「毒澱粉」が台湾で大問題となっている。
具体的にいえば、食品の原料となるデンプンの中に、工業用で毒性のある無水マレイン酸(馬來酸)が使われていたという。台湾で好まれる「QQ」な食感を出すのに効果があったらしい。
数年前にはメラミンで揺れた台湾だが、今回はある意味、それ以上に深刻かもしれない。
健康被害のレベルは、メラミンが圧倒的に上。乳児が腎不全を起こしたメラミンミルクに対して、無水マレイン酸使用食品自体は毒性が低く、自然排出させればいいとの説もある(台湾保健食品学会の江さん談)。
しかし、無水マレイン酸使用食品は、台湾観光の目玉といえる小吃のあらゆるジャンルに広がっている。つまり、台湾の食べ物の信頼性が、総体として揺らぐ事態が起きたことになる。
新聞報道によれば、下記の食品で無水マレイン酸が含まれたものが発見されたという。
あくまで一部の企業の製品に含まれているのであって、下記食品がすべて汚染されているわけではない。が、屋台の小吃など、原料を確認できない食品が多いことも事実である。
粉圓(芋圓・地瓜圓)…台湾スイーツの定番。QQな食感で人気。
豆花…これも定番。豆腐に似ているが、デンプンを混ぜてぷるぷるの食感を出す。
肉圓…バーワン。台湾小吃の定番。これもQQ。
黑輪…おでんのこと。具体的には、QQが求められる練り物だろう。
板條…きしめん風の麺。
個別の食品の生産過程で混じったのではなく、使用した米粉や地瓜粉、番薯粉が汚染されていた。従って、該当する企業の粉を使わなければ問題ないし、使っていれば他の食品にも混じることになる。
台南市の調査では、市内の製粉業者15件のうち、7件の製品に無水マレイン酸が含まれていたという(5/30時点の話)。
コンビニの商品などは検査が進んでいるので、今から食べる分には大丈夫ではないかと思われる。屋台は……、現段階では微妙。
台南に関しては調査が進められているし、気になる人はその辺を確認しておきたい(台南市のホームページはこちら)。
なお、豚の皮や鶏の足を食えば解毒できるという噂が広がっているそうな。食べ過ぎるとかえって健康を害する可能性が高いが。
derorenが食べた食品にも、きっと無水マレイン酸は含まれていたのだろうな、と思う。我が家において、毒澱粉被害らしき現象は報告されていないけどね。
無水マレイン酸拡散の大元はある程度判明しているようだし(現時点で確定的な話ではないので企業名は載せない)、混入開始の時期をはっきりさせてほしい。
※この記事は現在進行中の内容をまとめているので、後日読んだ場合は信頼性に欠ける可能性があります。
次の記事でリンク集を紹介したので、そちらを御覧ください。
2010/07/05
天味素食(台北市・懐寧街)

台北駅からすぐの懐寧街には、素食(日本で言うところの精進料理)の店もいくつかある。3日目の朝食は、その一つ天味素食で食べることにした。
言うまでもないが、ここは懐寧旅店の向かい。歩き回るのが面倒だったものの、やはりホテルの朝食は食べたくなかった。特色ある料理に溢れている他国で、なぜ全世界共通のモーニングを食べなければならないのだ、と私は思う(ちなみに、台湾でホテルの朝食を食べたのは計3回)。

素蚵仔煎45元。蚵仔が入ってない蚵仔煎ってのがアレだが、興味津々で頼んでみた。
カキの代わりは椎茸だ。本物の蚵仔煎よりうまいとはとても言えない。まさしく代用品的な料理でござる。

水餃40元(10粒)。
これはまぁ、あっさりしてうまい。とはいえ素食の店で、「肉が入ってたら一層うまいだろう」という感想も浮かんで来るのがちょっと悲しい。でもそうなのよね。

金針湯35元。金針はキスゲの仲間の蕾だ。独特な風味で、油っぽい料理に合うと思われるが、今ひとつパンチが足らない気がする。
まぁその辺は組み合わせにもよるはず。

水煎包3粒で25元。キャベツ中心のようだったが、正直今ひとつ。
総じてここは、素食の店に行かざるを得ない人のための料理という感じだ。まぁそれはある程度は伝統的な料理と言えるのだろうが、「健康に良さそう」といった目的には合致しない。
そもそも日本の精進料理だって油たっぷりだし、何ら健康志向ではない(というか、食べてもダイエット出来ない)。しかし昨今の台湾では、健康志向の人間をターゲットとした素食の店ができはじめているのも事実である(去年の夏に食べた台南の「長春健康素食自助餐」など)。
素食でなければならない生き方を選択していない我々なので、今後はできれば付加価値のある店で食べてみたい。
ただ、決してまずかったわけではない。それと我々は、食べたことのないメニューを優先的に注文するので、この店のウリとは必ずしも重なっていないはず。その辺は誤解なきよう。
2010/07/02
わりとガッカリした古早味豆花

台北にある豆花の有名店、古早味豆花。寧夏路夜市の北の端からは、ほんの数十秒の距離である。「古早味」とは伝統の味といった意味だが、客層は若め。大変な人気で、20人近い行列が出来ていた。
ただし回転が早いので、それほど待たずに食える。

行列に並びながら、トッピングの品々を物色する。
メニューは壁に書いてある。日本語が通じる店員もいた。

そんなわけで、粉圓豆花35元と芋頭豆花45元を頼んだ。
相席の台湾人カップルが怪訝がるほどに念入りに撮影したのは、それだけこの店に期待していたからであった。

しかし、残念だがこの店の味は期待はずれだった。
まず豆花。もっと大豆の味が欲しい。黒蜜のタレは薄すぎる。台南の無名豆花の方がうまい。
そして何よりも芋頭! 煮込みが足らないぞ! 台南の江水號とは比較にならないぞ!
食べ終わって店の外に出て歩き出したら、すれ違った普通のOLっぽい人が、突然我々に「この店がおいしいのよ」みたいなことを早口でまくし立てた(言葉はほぼ分からなかったが)。
そんな店なので、我々も「うまかったぜ」と書きたいのはやまやまだ。しかしそれは書けない。むしろ、行かない方が良いとしか書けないのである。
寧夏路夜市(三) 人を選ぶ食べ物

寧夏路夜市では、今までに食べたことのない物があれば、迷わずチャレンジした。意外かも知れないが一口煎餃も初。台南の花園夜市では見かけない。

写真だとそれなりにうまそうに見える。
実際、決してまずくはないのだが、ニンニクが強烈で翌朝まで残った。それと、老闆娘がタバコを吸うのも論外。頼んでから気付いたので仕方なく買ったけど、タバコを吸う人間の料理など食べたくない。

こちらは豚のモツの店。hashiがどうしても食べたいと言うので、一品のみ頼んでみた(一品のみなのでhashi一人で座った)。

たぶん豬肚湯(綜合湯かも。忘れた)。スープは悪くないが、モツは臭みがあるので人を選ぶだろう。我々の評価を言えば、一口煎餃はダメだがこちらは一応アリだ。台湾らしさは味わえる。

こんな感じでふらついた寧夏路夜市。ほんの一時間足らずの滞在だったけど、まぁ台湾らしいメシは堪能した。
で、この近くでデザートを食って帰る。まさに完璧な計画だったのだが………。
2010/06/30
寧夏路夜市(二) 知高飯を喰らう

台北の夜市については、ほとんど事前に調べていなかった。
なので寧夏路の情報は、前夜にホテルでネット検索して、いくつかの紹介記事を見た程度。そのなかで「知高飯」というのが気になった。台南では見かけないし、そもそも名前が謎だ。

寧夏路の屋台街のほぼ中央部に、知高飯の店がある。許さんの店のようだが、特に屋号はない。メタボな豚の絵が可愛い。
テーブルは2~3ある程度で、非常に混んでいる。席が空いた瞬間を狙わないといけない。客層はオッサンも多いけど、若いカップルもいたづら(我々もできれば若い方に入れてほしいづら)。

我々が頼んだのはこの三品。
手前から知高飯、蛋包蝦仁湯、苦瓜排骨湯である。もちろん筆談で頼んだ。

写真がまずくて申し訳ないが、知高飯。
豚足と卵、ふにゃふにゃ竹(筍絲、簡単に言えばメンマ)が載っている。要するに魯味の丼である。
聯合報の記事によれば、知高飯とは豚足(豬腳)を載せた飯「豬哥」飯の台湾語音が「知高」と同じだったのが起源らしい。
まぁとにかく見た目のまんまの高カロリー食。肉が食べたい人にはおすすめする。

蛋包蝦仁湯。知高飯と並ぶ名物らしいので、一緒に頼む。
これはエビの天ぷらの入ったスープに卵を落としたもの。なのでけっこうカロリーは高い。調子に乗って食べ過ぎると、大変なことになりますよ(エコーは各自の脳内でかけてくれ)。

苦瓜排骨湯はアツアツの状態でやって来た。でっかいゴーヤー(苦瓜湯に入れるのはだいたい白の模様)と、豚のガラが入っている。けっこう油が浮いているので、これもカロリーは低くないかも。
しかしまぁ、とにかく苦瓜は苦い。全般に油っぽい料理が並ぶなかで、この苦さはある意味でオアシスと言えなくもない。結局、数日後に別の店でも苦瓜湯を食べている。
端的に言って、我々が台湾で食べたメシの中で上位にランクされる店ではない。やはり油っぽいのが難点だ。飯を食うなら台北より台南に行くべきだと思う。
まぁでも、それは比較の問題であって、この店がダメだという意味でもない。少なくともderorenはそれなりに気に入った。苦瓜湯を初めて口にした店としても、記憶に残ることだろう。
寧夏路夜市(一) 円環から歩き、からすみを囓る

台北二日目の夕食は、寧夏路の夜市で食べることにした。理由は近くて規模が小さいから。かなり疲労がたまっていたので、士林を歩く気力がわかなかったのだ。
食後に行きたい店に近いのも理由だったが、これは大ハズレだったので、今となっては複雑である。
さて、ホテルからは円環までタクシーに乗る。あっという間についた場所は、南京西路、重慶北路、寧夏路などが集まっており、中央にガラス張りのビルが建っている。このビルが通常「円環」と呼ばれるものである。
まぁ円環の歴史は方々に書かれているので、基本的にはそちらを読んでいただきたい。台北の夜市はここから始まったと言われる場所で、戦時中には防空壕と貯水池が作られている(そのため古蹟に指定された)。
商業施設としては他に負けてしまい、2002年に完成したビルも営業停止になっている。要するに、観光客がわざわざ出掛ける必要はない。

寧夏路夜市の看板は、円環に面した交差点に立っている。ただし夜市らしい景色は、3分ぐらい歩いた辺りからだ。

夜市の中心部では、道路の中央に一筋の屋台街が作られている。
中央の通路は狭くて、人でいっぱいだ。いかにも夜市という雰囲気。

規模は小さいので、普通に歩けば十分程度で民生西路に抜けてしまう。
店はほとんど食べ物関係。円環に近い方にはDVDなんかを扱う店もあったが、食べる以外の娯楽を求めるなら士林辺りに行った方が良さそうだ。

で、我々が最初に手を出したのは、なんとからすみだった。
このからすみは大根とネギが一緒に刺してある。爪楊枝一本で50元と、かなり高い。derorenはやや渋ったが、酒飲みのhashiの希望で買うことにした。酒は飲んでないけど。
ミネラルウォーター飲みながら、ちびりちびりと食ってみたら、まぁそれでもうまいのは確か。ネギはやや辛すぎるけど、大根も悪くない。
何よりも、前日に迪化街でからすみの購入を検討して断念した(旅行日程上、賞味期限などの問題で買えなかった)翌日だけに、こんな小さなかけらでも、仇を討った気分になったのである。
2010/06/28
順春堂青草店(台北・萬華)

龍山寺の東には青草巷という、薬草の卸売り店が並ぶエリアがある。去年もそこを通ったわけだが、今回は日曜日だったこともあり、見事に閉まっていた。
ただし、地蔵王廟前の西昌街の萬安青草店などは開いているので、日曜でも青草茶や苦茶を飲むことは可能である。
去年はまさに地蔵王廟前の店で買ったので、今回は別の店で飲もうということで選んだのが、広州街に面する順春堂青草店。選んだというか、ふらふら歩いていて、適当に買っただけだ。
写真には、某「日本和名雑誌」にも載ったと書いてある。先に見つけたら買わなかったかも知れない(冗談だ)。
苦茶40元は、当然苦くて不味い。ある意味で味の心配がいらないのは素晴らしい。でも何となく健康になれそうな気になれるから、店はどこでもいいから一度は飲んでみるべきだ。
2010/06/24
進財切仔麺(台北・萬華)

剥皮寮のちょうど向かいには切仔麺の店が二軒ある。進財切仔麺は旅旅台北に紹介されていたので、せっかくだから入店してみることに。
ちなみに公式サイトがある。読んでみると、つい最近ここに移転したことや、「進財」が二代目の名前ということが分かる。初代の命名があまりに現世利益的で驚かされる。

店内はけっこう混んでいた。空いてる席に案内され、メニューの紙を渡される。鉛筆でチェックを入れて店員に渡す方式である。支払いは食事後。
切仔麺は30元。旅旅台北でこれを紹介していないのは、QQじゃないからだろう。
麺はふにゃふにゃ。でも、のびてるというわけでもない。スープはあっさりしてうまい。これだけで腹を満たすには向いてないが、小吃巡りの一食にはちょうどいいと思う。

燙青菜30元。これは地瓜葉(サツマイモ)だ。
台湾では何度も地瓜葉を食っているが、なぜこれを日本では食わないのか不思議でならない。それぐらいうまい。
※コメント欄のMatさん情報によれば、品種が違うとのこと。食べ物関係はあまり熱心に調べないので、適当な書き方で申し訳ない。
日本でサツマイモの葉といえば、戦中戦後の食糧難の話ばかり。かの東海林さだお大先生がネタにするほど、「食べないのが当たり前」なんだよな。
derorenはサツマイモの芋の方は食えないという(他人に言わせれば)不思議人間だが、あえて言おう、みんな地瓜葉を食えと。

豬心50元。豚のハツである。これも適度な歯応えでうまい。もちろん肉に臭みないし、ショウガとタレの組み合わせは絶妙だ。やっぱり醤油膏だ……ということで後日、台南のスーパーで一瓶買って持ち帰ったゾ(高級品らしい「蔭油膏」)。
そして何度か調理に使った上で言うが、台湾旅行のお土産は醤油膏を買うべし! 炒め物はもちろん、茹でた野菜にかけるだけで燙青菜っぽく食える(ニンニク風味はないけどね)。

最後に台南乾意麺30元。台南に行く前に台南という名の料理は食べるべきか若干迷う部分だ。しかし台南で意麺を食べるとは限らない(揚げ麺じゃない方の意麺は案外レア)ので食べてみた。
QQな乾麺に、コクのあるタレがたまらない味。それなりに量があるけど、あっという間になくなった。
総じてこの店はうまかった。これだけ頼んで140元。日本円で420円である。日本語は通じないけど全く心配ないので突撃すべし。
2010/06/18
西華街(凹月斗仔)と冬瓜茶

華西街は桂林路を挟んで南北にアーケード街が続いている。一般に華西街夜市と呼ばれる場所だが、別に夜だけ営業しているわけでもない。
写真は桂林路の北側。この辺はかつて「凹月斗仔(「月斗」で一文字)」と呼ばれていた。すれ違うのにへそがこすれるほど狭いという意味のようだが、日本時代に拡幅された。
それにしても「月斗」は、日文フォントはともかく中文フォントにも存在しない。まぁ異体字の類なんだろうが。

この辺は清代の末期には、既に娼婦の街として名を馳せていたという。
日本もここを遊郭として整備し、国民党政権もそのまま引き継いだ。1998年に台北市政府が娼婦の排除をうち出してから13年ほど経った現在も、どことなくその名残りは感じる。客層がちょっと違うし、あからさまに同伴と分かる男女もいるし。
まぁともかく、未だに台湾旅行=買春ツアーだと思っている人たちには、懐かしさを感じる場所なんでしょうな。そういう人たちは基本的に台湾を見下しているから、そもそもこのブログの読者にはならないだろうが。

毒を吐くのはほどほどにしておこう。
ともかく、腹は減ってないしイマイチな雰囲気だったので、飲み物だけ購入。店の名前は不明だ。
台北では珍しく冬瓜茶とあるので買ってみたが、今まで飲んだ冬瓜茶の中でも微妙な部類。黙って青草茶でも選べば良かったのかも知れない。
2010/06/13
協興水果超市(台北・直興市場前)でフルーツを買う

我々は直興市場をさまよい、西昌街側に出た。
その正面に水果店があったわけである。

市場近くの水果店は、だいたいローカル色豊かだ。
しばしば路上で売られたりするヤシの実もある。ドリアンは台湾産じゃないはずだが、市場では大量に売られている。

店頭に出ていた地芒果。これは1斤25元の大特価。

一方、こちらは1斤69元と、約3倍の値がついている。見た目も美しく、贈答用にも使えるかも知れない。
我々は25元の方を一つ、69元のを二つ買った。食べ比べてみると、69元の方が可食部が多くて、明らかに味も良かった(ホテルの冷蔵庫で冷やして、面倒なので手でむいて食ったゾ)。

こちらは蓮霧。未だかつて見たこともない高級品である(マンゴーと同じく、安いのも売ってある)。
いったいどんなものだろう、と一つ買ってみた。

のどが渇いていたので、すぐにかじってみる。
これがまた、安い蓮霧とは水分含有量がかなり違う。非常にみずみずしくうまかった。かじった先端部分よりも、下になってる部分がうまい。あんまり高級指向になるのもどうかと思うけど、高級品は高級な味がするようだ。
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2010/06/11
都來也豆漿店(台北・西門町)

成都路から昆明街を南下、内江街を西に折れたところにあった都來也豆漿店。文字を見ると思わず「ファイティーングニンジャー」とか歌いたくなるのは、かなり世代と嗜好が限定されそうだ(それはジライヤ)。
まぁ与太話はおいといて、ちょうど我々は豆漿と蛋餅が食べたかった。なので欲望のままにここで飯を食うことにしたわけである。
※どうでもいいが「ジライヤ」自体は200年の伝統をもつ忍者なので念のため。

ここの豆漿(15元)はおわんに入っている。正統派だ。
味も正統派。特に目新しさはないが、普通にうまい。
なお、背景にメモ帳らしきものが写っているのは、まさしく筆談用のメモ帳である。

蛋餅(20元)。実はなんだかんだでこれが台湾初だった。
で、なんだか妙にうまい。豆漿との相性も抜群。これはまた食べなくてはならない、と心に誓った(大袈裟だ)。

おまけで買った水煎包(12元)。キャベツ中心のあっさり味で、まずまず。
ここは完全に地元民向けの店で、もちろん日本語なんて通じるわけもない。一応、頼んだ三品の名前ぐらいなら読み方知ってるけど、基本的に筆談にしておいた。
筆談といっても、やっぱり身振り手振りは伴うし、全くコミュニケーションをとらないわけではなかった。しかしまぁ、そろそろしゃべれるようになりたいものだ。
……というか、日本で通勤時にコンビニやキオスクで物を買う際には、この店での筆談交渉よりもコミュニケーションをとらない、という事実がある。品物をレジに持ち込んで、金を払って受け取るだけで、その間に発する言葉などほとんどないのだ。
我々は台湾でまで(旅行先でまで、と言い換えても良い)そういう無機質なやり取りをしたくないから、コンビニをなるべく利用しないようにしている。言葉の壁で小吃店がコンビニ化してしまうのは、何だか嫌だよなー。
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2010/06/10
台北牛乳大王(成都店)で素肌美人でございますぅ

台北市内に七店舗を展開する台北牛乳大王。その成都店は、台北天后宮のほぼ正面にある。オサレな店だし、余所でも紹介されているだろうから、ここでは簡単に載せておく。

なんの特徴もない店内。涼しい所で休みたい人には向いているが、わざわざ旅の目的地にする価値はない。
西門町に用があれば、寄ればいいゾ。
写真に見える西洋系の老人と子どもは、どうやら英語の学習中だったようだゾ。

いちいち載せるのもアレなので、例によって安っぽく加工してみた。
木瓜牛乳(70元)はまぁ、そういう味だ。このカップでは載せるだけ無駄だが、パパイヤ牛乳が飲みたい人の期待には応えるものである。
右はキウイとリンゴとレモンのシェイクで、名前はなんと「淨白美膚飲」(80元)。飲めば白い美肌になるらしいぜ。一番のギャグは、これを頼んだのがderorenだという点なんだぜ。効果があったかどうかは聞くだけ野暮だぜ。
なお、この記事のタイトルの元ネタは、関西の人間にしか分からない摂津峡温泉かじか荘のCMだが、かじか荘は破産していた。因果なものである(何がだ)。
2010/06/07
秦師父水煎包(台北市懐寧街・懐寧旅店前)

台北駅前の懐寧街は、四軒の安宿が固まっていることで知られる。我々はその一つ、懐寧旅店に宿泊したわけである。
そして懐寧街は、小吃店が並ぶエリアでもある。秦師父水煎包(懐寧分店)はその一つで、客が群がるほどではないけど、それなりに繁昌していた。ここは本店ではなく、台北市内にいくつか支店を出している連鎖店(チェーン店)のようだ(どうでもいいが、写真のリュックサックの人はderorenではなく、通りすがりの客でござるよ)。

水煎包は、焼き餃子のように鉄板で焦げ目を付けた肉まんである。どちらかと言えば、台湾では北部で見かける。元々は上海方面の味だ。
実はこのチェーン、旅旅台北に紹介されていた。帰国後に気付いたので役に立ってないし、そもそも評価が低いので、読んでたら食べなかったかも。

店頭では特に種類も何も書いてなかったので、ただ「水煎包」と頼んだらニラの餡だった。
さっそく食べてみたが、これがけっこううまい。ニラ、ネギ、春雨、干しエビの餡は、寝起きであんまり重いモノは食べたくないなぁ、という朝にぴったりだ。1個12元で、2個も食べたら腹いっぱいになるボリュームも素晴らしい。
台南では一度も食べる機会のなかった味にやっと出会えて、朝から満足した我々であった。
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