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2012/07/03

鑫昇鮮饗茶(公園店)

鑫昇鮮饗茶
 今回の旅では、マクドナルドが豆漿の店に化けていたが、もう一つ、ホテルの近くに新しいものを発見した。
 公園路と成功路の角、豆漿の店の反対側には以前からセブンイレブンがある。その近くにドリンクスタンドが開店していた。それも首相大飯店寄りの位置だから、ホテルから買いに行くにも非常に便利である。

 なので二度も外帯した(スタンドなんだから外帯に決まっているが)。上はただのミルクティー。実は夜遅くに行ったら、珍珠の類が切れていたのだ。

鑫昇鮮饗茶
 翌日の昼に頼んだ波霸奶茶。波霸は巨乳を意味するらしいが、もちろんこの場合は黒い珠が大きいという表現。余所でも普通に見かける名前なので念のため。
 日本の「タピオカミルクティー」は、黒い珠が小さいのでイマイチだよね。そもそも台湾のこの珠はタピオカじゃないって話もあるけど。

鑫昇鮮饗茶
 このチェーン店、なんと創業が2011年である。というか、チェーン店といっても、まだ2つぐらいしか店がないようだ。
 これから増えていくかどうかは、もちろん私には分からない。余所よりうまいかと聞かれても、分からない。derorenは、だいたいどの店の奶茶でもうまいと思うのよね。

2012/05/03

修安黒砂糖刨冰(水仙宮市場前)

修安黑砂糖刨冰
 石精臼蚵仔煎を出た我々が向かったのは、徒歩1分もかからない距離の店だ。
 そもそも水仙宮市場前の國華街は、民族路から民権路までのおよそ100mの間に、有名な小吃店が並んでいる。台南に旅したら必ず寄るべきエリアだ。現に我々は、四度の旅で三度も訪れているぜ。

 ともあれ、食事の後に向かうのはデザートと相場が決まっている。ここは修安という、かき氷と豆花が有名な店だ。成功国民小学の課題で作ったホームページ(水仙宮と市場の歴史を調べている)に、よい紹介があったので、詳しくはそちらを御覧くだされ。
 なお地図が見たい人は、当方のgooglemapで確認してくだされ

修安熱豆花
 豆花の店のお約束、天秤が飾られている。今はオブジェに過ぎないが、かつては売り歩いていたと、いろんなガイドブックに書かれている。『食尚玩家』の雑誌でも見た記憶がある。
 ただしこの店の主力メニューは、黒砂糖刨冰(かき氷)という扱いのようだ。台湾の小吃店の呼び名は、屋号+主力メニューの組み合わせが一般的だが、この店は修安黒砂糖刨冰が一番多く、次いで修安刨冰豆花、そして修安豆花の順。

 まぁ、客にとってはどうでもいいんだけど、要するに上記の名前の店はどれも同一店舗だよ、という豆知識である。

修安黒砂糖刨冰
 黒砂糖刨冰は、ここに挙げられたものから5種類を選び、その上にかき氷を乗せるもの。台南でよくある八宝氷の類である。我々は心強い味方が二人ついているので何の問題もなかったが、言葉が通じなくとも、指差しでだいたいどうにかなるだろう。

 なお、上のすべてが選べるとは限らないので念のため。
 我々が訪れたのは、閉店1時間前の午後7時過ぎなので、品切れのものもあった。

修安黑砂糖刨冰
 そんなわけで黒砂糖刨冰。何を選んだのか全く分からないのはご愛敬だ。
 3月の夕食後にかき氷なんて、日本では考えがたい話だが、この日の最高気温も30度近かった。滅茶苦茶冷たい氷に頭がツーンとなりつつ、derorenとhashiは黙々と食べたのである。
 tomopeeはお腹を壊すので、これはお預け。

修安剉冰豆花
 引率の二人は豆花を選んでいた。実は、我々も食べたかったのは内緒だ。まぁ一度の旅ですべてを求めるのは欲張りだし、そこは次回の課題としよう。なんちゃって。

 水仙宮市場は基本的には昼の市場なので、小吃街も夜には閉店する。富盛號など近所の店も含めて、ここで食べたいなら日中を薦める。
 たまたま夜6時半ぐらいにここを通りがかって、まだ営業してる店があったら、そこで食べてもいいんだろうけどね。

 ともかくここもうまかった。謝謝。

2012/04/08

蛋黄果(カニステル)を食べた


 台南の某寺院(後日記事を書く予定)で、沢山もらったお土産。写真の範囲だけでも、バナナ、グァバ(右上)、それに自家製の漬け物などが見える。
 が、今回のお題は、中央の黄色い果実である。

蛋黄果
 ホテルに持ち帰って、昼食時に食べてみた。
 一見すると柿のようにも見えるが、皮は薄い。かじってみると、果汁が全くなく、ネットリとした舌触りだ。およそ前例のないフルーツである。
 とはいえ、完熟状態の果肉は甘味があり、けっこううまい。大人二名で、ありがたくいただいた。

 この果実は蛋黄果という。文字通り、ゆで卵の黄身のような食感のフルーツだ。英語圏ではEgg Fruit、あるいはCanistel Fruitなどと呼ばれており、日本でも若干は植えられている模様。日本語のサイトではカニステルと表記している。

 台湾では珍しくない植物だが、市場に並ぶことは稀らしい。私も見かけたことはない。しかし、寺廟では何度か見かけた気がする。
 というか、私は以前にも一度、このフルーツをもらって食べた。その時は、とてもまずかった記憶もある……のに、どこで手に入れたか思い出せない。どこだったかなぁ。台湾じゃなくて、沖縄だったのかなぁ。


 とりあえず、ちゃんと熟した果実はそれなりにうまい。数少ない日本語サイトでは悪評が目立つので、ちょっとだけ名誉回復を試みよう。

2010/11/04

莉莉水果店(台南孔子廟の南)

莉莉水果店
 旧愛国婦人会館の隣にある莉莉水果店。台南孔子廟の南と言わないと、普通は通じないだろうが。
 南門路と府前路の交差点から、府前路を西に歩けばすぐである。さらに西に歩くと、たまに日本語ガイドブックにも載っている福記肉圓、さらに歩けば旧南門尋常小學校(建興國中)

莉莉水果店
 午後4時ぐらいという中途半端な時間だが、この混雑ぶりだ。客の回転は早いので、タイミングさえ合えば座れるけどね。

 ここは注文方法がやや独特だ。店のカウンターに注文票があり、そこに書き込んで渡す方式。ただしその注文票は、左端にテーブル番号を書き込む欄がある。つまり、どこのテーブルの客が何を頼んだかという情報を、店員に渡すことになる。渡した際に精算する先払いだ。
 その後は黙ってテーブルで待っていると、店員が頼んだものを持って来てくれる。なかなか合理的で、ちょっと感心した。

 もう一つ付け加えると、注文用紙のチェックの方法も指定がある。氷や砂糖が要らない人用の記号があって、それを注文数と一緒に書くことが出来るぞ。
 まぁ何にせよ、ここのメニューはただでさえ膨大なので、優柔不断な人間は大いに迷うことになるだろう。

莉莉水果店
 これは壁に焦点を当てた写真。
 莉莉水果店は台南の老舗で、昔の台南の写真などを多数展示している。当然、台南神社のコーナーが大きい。孔子廟の南の公園、つまり水果店の目の前の緑地こそが、かつての台南神社境内である。

莉莉水果店
 我々が頼んだのはこの二つ。オレンジ色の液体は紅蘿蔔汁(45元)。さぁ何でしょう?
 まぁ色で分かると思うがニンジンジュースである。しかも「低糖」マークを付けて注文してある。台湾滞在五日目の午後に、我々もちょっと「健康」なんて言葉を頭に浮かべるようになっていたのだ。

莉莉水果店
 こっちは綜合豆冰(40元)。やはり豆は食べておきたかった。
 どちらもうまいのは見た目で想像がつくと思うが、特筆すべきは値段である。台南で最初に食べた裕成水果のマンゴーかき氷の四分の一だ。まぁもちろんここでもマンゴーかき氷は80元だけど、それでも半額以下。
 裕成水果は最近流行の豪華版かき氷で、ここは江水號に近い伝統的なもの。その辺が値段にはっきりとあらわれているようだ。一応言っておくが、どちらが良いという問題ではない。両方で食べるのが最も妥当である(健康という言葉からは思いつかない結論だな……)。

2010/10/10

新光三越台南新天地で休憩&豆花

新光三越台南新天地
 刑務所跡観光を終えて、新光三越へ向かう。というか、刑務所関係は予定外。derorenの計画では、昆沙宮経由で新光三越だった。

 ここに寄る理由はいくつかある。
 一つはお土産を物色するため。地下食品売り場には、台湾各地の食べ物が並んでいる。お土産屋値段でもないし、カード払いも可能だ。別にここで買ったからといってうまいとは限らないけどね(激安の鳳梨酥は、予想通りおいしくなかったゾ)。
 二つにはトイレ休憩。ウォシュレットなら言うことないけどなぁ。
 で、三つ目は下の写真。

安平同記豆花
 地下のフードコート(食品売り場と同じフロア)で、安平同記豆花の豆花を食う。前回と同じ緑豆豆花だ。

安平同記豆花
 これから晩飯なので、二人で一つ頼んで食べる。フードコートなので、別に一人一品頼む必要はない。
 過去二回(derorenは三度の台南旅行すべてここに来ている)は飲んだ翰林茶館の珍珠奶茶(タピオカミルクティー)も、今回は頼まず。珍珠奶茶はこの時点で既に何杯か飲んでいたので、どうしても飲みたいという欲求が湧かなかった。
 まぁ初台南の人なら、両方オーダーしてみたら良いのでは。

新光三越台南新天地
 外に出たら、もう真っ暗になっている。午後7時なのだから当然だ。
 さぁいよいよここからは小吃タイムだぜ!……と張り切って歩き出すも、最初に予定してた店に辿り着けず、いきなり挫折(詳しくは概略で触れたので繰り返さない)。結局は保安宮方面で飯を食った。
 既にその二軒は記事を書いている(阿川土魠魚焿全生小食店)が、保安宮そのものに触れていないので、次の記事で紹介する。観光ガイドには載らない宮だけど、わりと驚くべきものが祀られているので乞うご期待。

2010/09/26

無名豆花で珍珠豆花

無名豆花
 無名だけど有名な無名豆花。2009年夏以来の再訪である。場所などは前回の記事に書いたので、あわせて読んでおくれやす。
 この日も我々が訪ねた時は無人だった。

無名豆花
 爺さんはすぐに我々に気付いたので、さっそく珍珠豆花を注文する。
 ここの豆花はけっこう量が多いので、無理に人数分頼む必要はない。この日も食べ歩きの日程だし、現地ブログでよく紹介される黒タピオカだけ食べることにした。

 もちろん言うまでもなく、この時の我々は爺さんの背中に釘付けである。もうちょっと仕事着は選んだ方がいいと思うけど、他の客は気にする気配もなかった。derorenとhashiの瞳は俗世間の垢にまみれているので、素晴らしいものが素晴らしいと感じられない…………わけはないよな。さすがに。

無名豆花
 そう。我々が座った時には客がいなかった。しかし、三々五々に現れて、食べ終わる頃には満席の盛況となっていた。
 我々以外の客は観光客ではなく、仕事の休憩時間にふらっと寄って、豆花を食べて行く。ウチの近所にもあればいいなぁ、という感じで眺めていた。

 なお珍珠豆花は、前回ほどの感動がなかった。というか今回の旅では、前回と全く同じ二店で豆花を食べて、どちらも今ひとつな感覚だった。これは店の味が落ちたのではなく、いつの間にか記憶が美化されすぎてしまったのだろう。
 とりあえずderorenの意見としては、珍珠豆花よりも紅豆豆花の方がオススメだ。

2010/08/18

阿良水果店(台南市中西区)

阿良水果店(台南市中西区)
 台南でフルーツの店(水果店)といえば、老舗の莉莉水果店か新進の裕成水果か、という感じである。しかし実際には他にも沢山の店が存在するわけで、今回は新規開拓もちょっと考えていた。
 で、やって来たのは民生路と永福路の交差点付近。まさしく裕成水果のある場所だ。従って当然のように店の前を通り過ぎたが、今回はパス。土芒果を散々食っていたので、マンゴーかき氷は別に食べなくてもいいような気がした。
 裕成水果のすぐ近くには、裕成の本家筋にあたるらしい義成水果がある。せっかくなのでそこにしようかと行ってみると、何だか店の雰囲気が暗いし客がいない。これは……と通り過ぎた。

 とはいえ、この時点で我々は、フルーツを食べたい!という欲求に駆られていた。
 交差点に立って見廻すと、また一軒の水果店を発見。とりあえず行ってみようと訪れたのが、この阿良水果店だった。
 ここも我々が訪れた時は客がほとんどいなかった。そもそもそういう時間だったのだろう(裕成水果はさすがに客がいたけど、席は空いてたし)。

阿良水果店(台南市中西区)
 全くノーチェックの店だったが、明るい雰囲気だし清潔そうに見えたのでここで食べることにした。
 まずは飲み物。右がパパイヤ牛乳(木瓜牛奶)50元、左はグァバ100%ジュース(芭樂原汁)80元。パパイヤ牛乳は王道でもあるが、基本的に食べ過ぎな毎日なので、身体に良さそうなものを頼んだ。
 もちろんどちらもうまい。牛乳系統もいいけど、台湾では必ず「原汁」も頼もう。ここのグァバジュースはかなりいける。

阿良水果店(台南市中西区)
 で、綜合切盤が運ばれてきた。値段は忘れた。130元ぐらいだったかも知れない(150元かな?)。どうせ時価なので、あてにしないで適当に頼んでおくれやす。
 ちなみに、テーブルの奥に台南のガイドブックが写り込んでいる。今回もこれを持参した。実際には今回の街歩きはマニアック過ぎて、このガイドブックですら対応出来なかった部分もあるけど、やはり一冊持ち歩くなら『台南5區域5條主題路線嬉遊記』(上旗文化)だ。

※当ブログはアフィリエイトを一切やっていないので、安心してリンク先を御覧ください。

阿良水果店(台南市中西 区)
 話がそれた。
 切盤はこんな感じ。スイカ、バナナ、キウイ、パイナップル、メロン(白いの)、レンブである。南部独特の梅風味な砂糖につけるかどうかは好みだ。まぁ読者の皆さんが想像するような味である。びっくりすることもないけど、外さない味だ。

阿良水果店(台南市中西区)
 で、最後はお店からのサービス。これが台南の味だから食べて欲しい、ということのようだった(ほぼボディランゲージ)。ぺこぺこ頭を下げて試食(といっても、初めて食べるわけではないが)。
 ここのお店の人たちは、我々を非常に珍しがっていた。そんなに日本人客がいないもんかなぁ、とも思うけど、まぁやたら歓待されたので、読者の皆さんも是非食べに行くべし。

 プチトマトを二つに割って、砂糖をまぶした紫蘇を詰めたやつは、見た目はどうかと思うだろうが甘酸っぱくてうまいのだ。そして、右側の青マンゴーはコリコリ食感が楽しい。どちらも日本では食えない味に違いない。
 この日は大天后宮で日本語を話すおばちゃんと出会って、そしてここでは歓待してもらった。晩飯の店でも親切にしてもらったし、やっぱり台南はいいなぁ……と再認識した一日だった(その辺の店の紹介も八月中にはするのでよろしく)。


◎阿良水果店
 台南市中西区民生路一段129號
 (永福路との交差点からすぐ東、南側)
 営業時間はボーイロンドン氏によれば11:00-24:00らしい。ついでにボーイロンドン氏によれば、かき氷の機械が日本製らしいYO!(というか、たぶん出掛ける前にこの記事は読んでいたはずだが、全く記憶になかった)


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2010/07/31

赤いほうが勝つわ(沖縄産ドラゴンフルーツ試食記)

沖縄産ドラゴンフルーツ
 近所のスーパーで買い物をしたら、ドラゴンフルーツを発見。沖縄産で値段は598円だ。
 別のスーパーで以前見かけたベトナム産より遙かに大きくて立派だが、200円高い。これはどうかな……と一瞬躊躇したものの、売り場の文字を見て購入を決断した。

沖縄産ドラゴンフルーツ
 清水の舞台から飛び降りる気分で(かなり誇張)購入を決めたポイントは、この写真の通り、赤いからだった。
 我々は去年の夏に、台南で赤と白のドラゴンフルーツを食べた。そして赤い実のあまりのうまさに驚いたわけだ
 まぁその後、赤いけどおいしくない実を食べたなんて話も一部で耳にした。それでも赤いとなれば逃げるわけにはいかないのだ。きっと赤いというだけで、通常の三倍の魅力があったりするのだ。

 なお、ドラゴンフルーツは写真のようにシャアっと手でむける。というか、包丁でむくと貴重な可食部分が減るだけだ。derorenは賢いな。

沖縄産ドラゴンフルーツ
 スッパリと切ってみたら、ララァとしたたる水分。
 これは期待出来るぜ!

沖縄産ドラゴンフルーツ
 しかし、口に入れた瞬間、何とも言えない呻き声が漏れた。hashiと二人で食べながら、二人で微妙な顔をするしかなかった。
 台南で食べたものに比べると、全体的には全く甘味が足りないし、酸味もない。ただし、見た目には全く変わらない果肉のごく一部分だけ甘味があった。その辺の味がもっと濃くなれば、台南で食った味に近づくだろう……と評したところでどうなるわけでもない。

 いったい、去年の夏のあの味は、なんという品種だったのだろう。色でも見分けがつかないとなると、他人に薦める手立てがない。
 八月に栄興水果店に行くしかないのかねぇ(話のついでに今年5月の栄興水果店を下に載せる。たぶん開店直前の様子)。

栄興水果店

2010/07/02

わりとガッカリした古早味豆花

古早味豆花
 台北にある豆花の有名店、古早味豆花。寧夏路夜市の北の端からは、ほんの数十秒の距離である。「古早味」とは伝統の味といった意味だが、客層は若め。大変な人気で、20人近い行列が出来ていた。
 ただし回転が早いので、それほど待たずに食える。

古早味豆花
 行列に並びながら、トッピングの品々を物色する。
 メニューは壁に書いてある。日本語が通じる店員もいた。

古早味豆花
 そんなわけで、粉圓豆花35元と芋頭豆花45元を頼んだ。
 相席の台湾人カップルが怪訝がるほどに念入りに撮影したのは、それだけこの店に期待していたからであった。

古早味豆花
 しかし、残念だがこの店の味は期待はずれだった。
 まず豆花。もっと大豆の味が欲しい。黒蜜のタレは薄すぎる。台南の無名豆花の方がうまい。
 そして何よりも芋頭! 煮込みが足らないぞ! 台南の江水號とは比較にならないぞ!

 食べ終わって店の外に出て歩き出したら、すれ違った普通のOLっぽい人が、突然我々に「この店がおいしいのよ」みたいなことを早口でまくし立てた(言葉はほぼ分からなかったが)。
 そんな店なので、我々も「うまかったぜ」と書きたいのはやまやまだ。しかしそれは書けない。むしろ、行かない方が良いとしか書けないのである。

2010/06/13

協興水果超市(台北・直興市場前)でフルーツを買う

協興水果超市(台北・直興市場前)
 我々は直興市場をさまよい、西昌街側に出た。
 その正面に水果店があったわけである。

協興水果超市(台北・直興市場前)
 市場近くの水果店は、だいたいローカル色豊かだ。
 しばしば路上で売られたりするヤシの実もある。ドリアンは台湾産じゃないはずだが、市場では大量に売られている。

協興水果超市(台北・直興市場前)
 店頭に出ていた地芒果。これは1斤25元の大特価。

協興水果超市(台北・直興市場前)
 一方、こちらは1斤69元と、約3倍の値がついている。見た目も美しく、贈答用にも使えるかも知れない。
 我々は25元の方を一つ、69元のを二つ買った。食べ比べてみると、69元の方が可食部が多くて、明らかに味も良かった(ホテルの冷蔵庫で冷やして、面倒なので手でむいて食ったゾ)。

協興水果超市(台北・直興市場前)
 こちらは蓮霧。未だかつて見たこともない高級品である(マンゴーと同じく、安いのも売ってある)。
 いったいどんなものだろう、と一つ買ってみた。

協興水果超市(台北・直興市場前)
 のどが渇いていたので、すぐにかじってみる。
 これがまた、安い蓮霧とは水分含有量がかなり違う。非常にみずみずしくうまかった。かじった先端部分よりも、下になってる部分がうまい。あんまり高級指向になるのもどうかと思うけど、高級品は高級な味がするようだ。


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2010/05/04

土芒果にはまる

土芒果
 毎回、台湾では果物を食べるのが楽しみである。
 で、今回はこれだ。いわゆる地物のマンゴーだ。市場で買えば、値段も安い。2個で50元ぐらいから買えるはず。
 ただし、やはり土芒果にも等級があるようで、同じ店でも倍以上の値がついていたりする。写真は高級品だ。といっても、2個なら知れているけどね。

土芒果
 部屋でナイフ(機内食のプラスチックナイフ)を使って皮に筋を入れ、一気にはがす。
 非常に筋っぽく、歯にはさまるが、味は立派なマンゴーだ。あまりにうまいので、二度も買ってしまった(というか現在進行形)。

2010/04/16

味庵茶坊(心斎橋)

味庵茶坊
 豆花が食えるという話を聞きつけ、向かったのは心斎橋。心斎橋といえば宝島もあるので、まずここでデザートを食べてから宝島で夕食とした(次の記事で紹介)。
 普通はメシを食ってからデザートと相場が決まっているが、正直そうしたくない理由もあった。

 味庵茶坊は地下鉄心斎橋駅からホテル日航大阪側に出て、少し歩いたところにある(詳細は適当にぐぐってくれ)。奥行きのある店内で、席はそれなりにあった。
 で、この豆花はちゃんとした豆花だ。豆乳を固めたまさに求めていた味で、その点は満足できた(実は最近、カタクリで固めたインチキ豆花をスーパーで買ったぞ)。

 しかし、この店は立地が悪い。要するにアメリカ村の北の端にあたるので、客層もそういう感じである。そして夜になれば確実に治安が悪化する(昼だって正直嫌だ)。晩飯を食って、より遅くなってからこの店に向かうのは、そういう意味でハイリスクと考えたわけであった。
 豆花はうまかったけど、たぶんもう行かないだろう。淀屋橋方面にでも移転してくれないかなぁ(我々は京阪沿線なので)。淀屋橋の客層ではすぐに潰れそうだが。

2010/04/12

椿茶藝館(神戸・南京町)

椿茶藝館(神戸・南京町)
 唐突だが、derorenとhashiは南京町に出掛けた。
 実はこの日、14時からモンテディオ山形とヴィッセル神戸の試合があった。密かに(隠してないけど)モンテサポだったりする我々は、滅多にない専用スタジアムでの試合を堪能してやろうと考えたわけである。
 で、会場のホムスタは地下鉄海岸線の沿線だから、南京町で飯を食うのは自然な流れ……と、朝から機嫌良く家を出た。ちなみに、同じ近畿といっても宇治と神戸はけっこうな距離である。JR新快速の時速130km/hですっ飛ばすと、一時間半で着いてしまうが(料金三分割作戦で、通し切符より330円安く済ませたぜ)。

 前置きはこれぐらいにして。
 椿茶藝館は、小さな南京町エリアの中で三宮寄りにある。いちおう路地に入った先なので、地図があった方が良いかも知れない。南京町マップはあちこちに置いてあるし、ネットで見ることもできるし、まず迷う人はいないはず。
 ここはテイクアウトと座っての茶飲を両方やっていて、珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を売りにしている。軽食メニューもあったが、火鍋はない。まぁ座席が少ないので無理だろう。

 席は一階と二階にあり、二階は喫煙可なので高級な茶を飲む人には薦められない。一階は14席あった。
 かつて春節の時期に訪問した時には、たまたま席が空いたタイミングだったので運良く座れた。秋の連休では埋まっていたので諦めた。で、今回は少し早めの時間に訪問し、無事に席を確保することが出来たぞ。

椿茶藝館(神戸・南京町)
 二度目の訪問で初めて頼んだ珍珠奶茶。小さい粒のタピオカではなく、ちゃんとした大きさのヤツが入っているのは良い。味もまぁまぁ。
 ただ、台南の翰林茶館のものと比べると、モチモチ感がやや足らない感じ。珍珠は程よいQQ感が勝負なので、これでも改善の余地はありそうだ。

椿茶藝館(神戸・南京町)
 温かい八宝粥。
 缶詰買って食べてもあまり味の違いが分からないが、いずれにせようまい。いかにも体に良さそうなところもグッドだ。

椿茶藝館(神戸・南京町)
 工夫茶は一つだけ頼んだ。今回は文山包種茶。台北の郊外で作られてたりするお茶だ(前回は武夷岩茶など大陸のヤツを飲んだので紹介していない)。
 せっかくなので茶葉を撮影したかったが、さっさと湯を注がれてしまったので、この写真は一煎後の様子。明らかに緑茶に近い色である。

椿茶藝館(神戸・南京町)
 これはたぶん三煎目辺りの色。
 文山包種茶をそれと意識して飲んだのは初めてだったりするが、一煎目は深蒸しではない緑茶に似た風味があった。たとえが悪いけど、浄瑠璃寺方面とかを歩いている時に無人販売所で売られているお茶(100g100円とか)の風味だ。もちろん無人販売所緑茶のように強烈なものではなく、「風味」と呼べる範疇である。

 一番うまいと思ったのは三煎目。無人販売所緑茶的な風味は完全に消えて、えぐみが僅かに登場したぐらいの段階が、お茶として安定した味ではないかと思った。
 結局、我々はこの葉で五煎した。出涸らし気味の五煎目でも十分うまかった。

 そして今さらのように気付いたことがある。我々はこのお茶を飲んだことがあったのだ。台南の振發茶行を再訪した時に、厳おじいさんが冷やしたお茶を出してくれたのが、まさにこの味だった。
 その時は「高山茶もこんな味でだせるのか」と思ったのは内緒だ(どうやらhashiは気付いていたらしい。名誉のために注記)。

椿茶藝館(神戸・南京町)
 初回訪問時に食べた焼仙草を、ついでに掲載しておく。
 温かい仙草ゼリーに珍珠が入っていて、これも味は良い。

 まぁともかく、日本で茶藝館気分を味わいたい人にはお勧めの店である。これで台湾を台湾省って書かなきゃもっといいけど、いろいろ事情もあろうと思われるので深入りしないで終わる。
 ついでに、この店の名は「つばき」である。椿という字は日本と中国・台湾では全く別の植物を指すので、当然ここでは「ちん(チャンチン)」だと思ったけど、どうやら違うようだ。