derorenとhashiはしばらく台湾に行く予定がない(諸事情により当面不可能)ので、この先の更新は基本的に2010.5の旅行ネタが続く。
今月はひたすら台南特集の予定。非常にマニアックなので覚悟しておくれやす。
・その他、ブログ関係の告知
画面上の「台南豆知識」などは、地味に更新している。鄭成功の歌をwebに載せたのは世界初かも知れない。嫌な歌詞だけどさ。
・ブログで無償奉仕は無理?
世の大半の人は開設したブログをほとんど更新しないと、どこかの雑誌に書いてあった。ウィキペディアの執筆者も減少しているらしい。無償奉仕には辞める自由も伴うのは事実だろう。
台湾旅行関係のブログも、情報提供をしようと気張って作られたようなものは、案外長続きしていない。そもそも旅行者が自分の体験談だけで構成したブログが、どれほどの有益な情報を提供できるのか、という問題もある。嫌な言い方をすれば、最初から誰も求めていない情報提供を、熱に浮かされたようにはじめ、そして冷めるのだろう。
ガイドブックの会社やゲストハウスなど、最初から宣伝を兼ねているケースでは、それなりに継続するようだ。ただしそうしたブログでも、情報の質には疑問を覚えることが多い。現地にいるなら尚更、それなりの知識を元に書いて欲しいと思うのだがね。
無償でやってるんだから質は問わないでくれ、という考え方には賛同しない。責任を伴わない情報発信なんて、ないほうがマシである。
当ブログはその意味では、奇跡的なほど続いている、といえる。自分で言うのも何だけどさ。
継続している理由は、もちろんderorenが暇だから、というのもあるし、台南をそれだけ気に入ったのも確かだ。しかし実際には、実現可能なヴィジョンを描いた上で、どの程度の負担になるか予測してスタートしたから継続しているに過ぎない。
もちろん、アフィリエイトで儲けがでるだろうとか、そんな妄想も描いていない(アフィリ広告は一切載せない方針だ)。そもそも、旅行代理店や日本語ガイドブックに不満があって始めたのだから、広告すべき対象が存在しない。強いていえば旅行保険ぐらいかね。
予言しておく。いずれこのブログは更新が止まる。それは人間がいつか死ぬからだ……ではなくて、旅行に基づく写真と情報提供を目的とする以上、旅行しなければネタは尽きるからだ。
来年の正月ぐらいには、現在の旅の記事もだいたい終わっているはず。その後は次の旅が始まるまで、雌伏の時を過ごすに違いない。なーにが雌伏だ。
・格安ツアーに頼りつつ苦情を言う人への疑問
旅行代理店の評判が書かれたサイトを久々に覗いてみた。相変わらずそこは、山のような苦情と、不自然なほどの絶賛コメントのまだら模様だった。
どんなにきれい事を言っても、最終的に価格こそが正義であることは否定しない。実現したい旅を、複数の会社が提供出来るというなら、安さに飛びつく気持ちは分からなくもない。
しかし、往復の航空運賃より安いツアーがどのように成り立つのか? そこを考えもせずにお金を払う客に対して、同情もできない。
もちろん、「安くする代わりにおみやげ店をハシゴします」というだけでなく、ツアー規約に「決められた店で一人あたり計1万円以上は消費する」という条項を加えておくと、お互いにストレスを感じずに済む(1万円という額に驚いた人は、見識を改めた方が良い)。
旅行代金の数字にも、おみやげ代をプラスしておくべきだ。その上で高いか安いか消費者に考えさせればいいのだろうが、それをやれば格安ツアーは滅亡するかもしれないね。たぶん格安じゃなくなるし。
derorenは国内の出張パック以外はまず代理店に頼まない。しかし職場の関係などで代理店絡みの旅行をしたことはもちろんある。
京阪神の大手私鉄の名を冠した代理店とは、去年さんざん交渉した。ぶっちゃけ、とてもプロの仕事と呼べるものではなく、旅行日程はすべて私が作り直して、手配だけ頼んだ。そしたら、チケットの日付を間違えて買ってきたぞ。
そこ絡みでは過去にも、昼食の弁当を別の便と間違えて持って来たとか、いろいろトラブルがあった。まぁしかし自身の職場の側が、旅行費用をケチりたくてわざわざ選んだ会社なのだから、ある意味で自業自得である。
ただし断わっておくが、格安ツアーの会社であっても、自分で組んだ日程で頼めば安くはならない。去年の旅行に関していえば、自分で全部手配した方が安かった。
代理店を絡ませる利点は、何か事件があった際に、手配した者に責任を押しつけることができる、という程度だ。
格安ツアーで文句ばかりの客にも、旅行の不満が自分自身に向かわないよう、代理店任せにしてる面があるんじゃないのかな? なんてね。
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