2010/07/16
北港朝天宮の出巡遶境行列(四) 北港童聯會その2
勿体ぶって二つに分けるほどの中身はないけれど、神童の続き。
こんな感じで踊り出したのを遠くで見て、慌てて近寄って見学。既に一人目は踊り終わっていて、二人目が頑張っている。
なお、一つ頭が招財童子、写真の二つの方は進宝童子らしい。よく紅包に書かれてるもののイメージのようだ。
いずれにせよ、こういうかぶり物キャラとして練り歩くようになったのは、せいぜい40年ほどのことの模様。『台湾宗教之美 迎媽祖』には、台湾特有の神だなんて説明してあるが、それもどうなのかねぇ。
董芳苑氏や劉還月氏らは、国民党政権下の台湾で現世利益志向が急激に強まったことを指摘していた。まさにその具現化がこの神々なのだろう。
こんな顔をして、実は野球賭博を助長していたりしないよな?
そういえば中込は罪状を認めたそうですな。台湾プロ野球の八百長では、台南県議会の議長(国民党籍)が逮捕されたりして、相変わらず暴力団が議員やってんだなーと思ったけど、そこまで行くと写真と関係ないですな。
ちなみに、なぜここで踊るかという疑問への一つの回答が、上の写真に見える。ここでスイカの接待が行われていたのだ。
もちろん、当事者的にはありがたいサービスだろうが、こうした接待によって行列の進行が滞ったのも事実である。一団体につき数十人単位でスイカを食べるのだ。
まぁ眺めている側にとっては、じっくり見れて良かったけどね(この後、我々はこの店よりちょっと先の地点に移動した)。
なお、手前の阿桑が燃やそうとしているのは、神童が首から提げているもののようだ(見学時は気付かなかった)。神銭の一種なんだろうけど、どういうものなのかご存じの方は教えてくだされ。
※おまけ。ここを押すと北港朝天宮の地図が表示されます。
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