2009/11/28

文衡聖帝の聖誕を祝う祀典武廟

祀典武廟
 祀典武廟は12日昼と14日夜の二回訪問した。開基武廟と同じく文衡聖帝の聖誕を祝って花と供物に溢れていたが、こちらはもう一つ大きな行事があった。
 八八水災に対して、義援金を集めて台南市に贈ったことは、台南市のホームページにも載っていた。で、12日には被災者への米の支給が行われていた。門をくぐったところに沢山の米俵が並んでいた。

祀典武廟
 境内に庭園が出来たみたいに華やかだ。

祀典武廟
 祝われている御方である。

祀典武廟
 左右の飾りは普段はないものだと思う。前回の訪問時と比べれば一目瞭然。

祀典武廟
 ついでなので扁額をば。
 時には府城三大扁額に加えられることもあるという「大丈夫」。普通は加えないが。

祀典武廟
 しかし個人的には「人倫之至」の方が好きだなぁ。カッコイイじゃん。

 ということで、この祀典武廟のお祝いイベントの様子を次の記事で紹介しよう。はっはっは(なぜか笑ってみる)。

2009/11/27

宝島 台湾料理(大阪 心斎橋)

宝島 台湾料理(大阪 心斎橋)
 今日は相方が宴会参加で不在。なので一度覗いてみようかと思っていた台湾料理店に出掛けてみる。
 出掛けるといっても、私は大阪府下で働いているので、いつも乗っている御堂筋線の、降りる駅を変えるだけである。

 台湾料理の店「宝島」は、ネットで台湾物産の通販をやっている。以前から豆辨醤を探したりして何度もサイトは覗いていた。が、どうにも気乗りがしなかったのは、通販の冷凍食品をそのまま出されるんじゃないか、という危惧を抱いていたためだ。
 今回、一人で訪問してみたのも、二人で行って味が……だったらダメージが大きいからだ。

宝島の蚵仔煎
 正直、何を頼んだものかと悩んだ挙句に、蚵仔煎(980円)をオーダー。写真で見るだけでも、台南のそれと同様の味になるわけはないと思ったが、どうせ今日は人柱だ。
 団体客が多いせいか、やたら時間がかかった末にやっと出てきた料理は、確かに蚵仔煎だった。地瓜粉のネットリ加減も、A菜系統の菜が入っているのも、ピリ辛のソースもまぁ良い。しかし、頼む前から分かっていたことだがカキが違う。
 はっきり言って、日本のカキの方が身が大きくて立派なのだが、蚵仔煎には小ぶりのカキの方が合う。身が大きいと、かなりカキがカキ臭いのである。

宝島の肉燥飯
 で、肉燥飯(500円)。これはまるっきり台南の肉燥飯。素晴らしい!
 ……だが、よくよく考えてみれば、これは通販サイトの肉燥缶詰のページに載ってる写真そのものである。ようするにあの缶詰の中身ってことだろうか? だとしたら缶詰を買えばいいかなぁ、とも思う。

 店内の客層は、まるっきり普通の居酒屋である。そんな中で、一人で飯を食う私はものすごく浮いていた。きっと店員も覚えているだろう、というぐらい。
 まぁ、機会があれば二人で行こうかなぁ、とも思う。メニューを見たら、揚げた臭豆腐とか貢丸湯や魚丸湯、紅豆豆花、珍珠奶茶がある。値段を考えなければ、若干の台湾気分は味わえるのだろう。

大阪府大阪市中央区東心斎橋1-18-15 勇拓ビル2F
06-6281-5532

2009/11/25

烏鬼井再訪

烏鬼井
 オランダ統治時代の遺蹟、烏鬼井には前回の旅でも訪問している。今回は三山国王廟の井戸(前回は見落とした)を見る途中で寄った。

 ところで、烏鬼井についてはいろいろ資料を漁って調べてみたことがある。非常にせつない話なので、是非読んでいただきたい。前回の記事に増補する形で書いたので、詳しくはこちらの記事「烏鬼井と大銃街」で

2009/11/24

文衡聖帝の聖誕を祝う開基武廟

開基武廟
開基武廟
 台南の小関帝廟こと開基武廟。8月14日(旧暦6月24日?)が文衡聖帝(要するに関羽)の聖誕の日だというので、狭い境内には花や供物がどっさりだった。

開基武廟
 花と人で身動きが取れないなか、文衡聖帝を撮影。
 ちなみに、前回ももちろん拝拝している

開基武廟 狭い狭い境内のスペースでは、優雅な音楽演奏が行われていた。住宅地の真ん中なので大音響は出せないけれど、台湾旅行してるなぁという気分になれる良い演奏だった。

 もう一方がアレだったからねぇ……。

2009/11/21

陶々楼(台湾料理)早くも再訪

陶々楼(台湾料理)
 10月末に初訪問の陶々楼を再訪。正確に言えば、既にhashiはランチを食っているので三度目なわけだが、二人で夜に出掛けるのは二度目である。
 写真は店内の椅子席。まぁ別にとりたてて珍しいものではないが、場末の中華料理屋みたいに油でべとついたりはしないので、デイトにだって使えるかもよ。

陶々楼(台湾料理)の空心菜炒め
 まずは前回食いっぱぐれた空心菜炒め。うまい。空心菜がシャキシャキなのは当然として、味付けがのどにやさしい。中華にありがちな濃い味付けとは明らかに違う。

陶々楼(台湾料理)の豆鼓と鶏肉炒め
 豆鼓と鶏肉炒め。鶏肉は片栗をまぶしてあって、噛むとぷるぷるの食感。これも味付けが絶妙だ。

陶々楼(台湾料理)の酸菜と春雨肉和え煮込
 酸菜と春雨肉和え煮込。これは実に表現の難しい料理である。日本に似た料理がないからだ。
 醗酵させた白菜は、ザーサイのようでもあり臭豆腐っぽくもある独特の臭いを発している。で、食べるとその酸味を感じるけれど、薄味じゃないのにさっぱりしている。人を選ぶとは思うが、これも美味。

陶々楼(台湾料理)の台湾風拉麺
 台湾風拉麺。いわゆる名古屋の台湾ラーメンなのか、牛肉麺系なのか微妙だったので老板娘にたずねてみるも、確証がもてずとりあえず頼んでみる。そもそも私は名古屋の台湾ラーメンを食ったことがないという致命的な問題がある。
 で、これは間違いなくラーメンで、しかも辛い。だが、そこはかとない台湾風味がある。牛肉麺ではないが、じゅうぶんうまい。
 なお、手前右の白いのはつみれ団子のようだったが、食べると八角の風味がして、ここだけはバッチリ台湾である。

陶々楼(台湾料理)の揚げパン
 ここで揚げパンのサービスが。辛い物を食う時にはパンを組み合わせるそうな。
 この揚げパンがまたふかふかでうまい。ただし腹がふくれるぞ。

陶々楼(台湾料理)の小籠包
 hashiの希望で小籠包。
 鼎泰豊とは違ってつゆだくではない。そういうのを期待する人には向かないだろうが、これもうまかったよ。

陶々楼(台湾料理)の肉燥飯
 で、「肉燥飯は作れませんか」と聞いたら、なんと作ってくれましたぞ。図々しいお願いに応えてくれた老板娘に感謝。
 ただし、本当に作るなら一時間は煮込まないといけないので無理らしく、これは角煮を焦しネギと煮込んだもの。次は来店時に頼むよう言われたので、きっと我々はそうするだろう。まぁ忙しそうな時はやめといた方が良さそうだが。

 老板娘は台南出身だそうで、向こうの料理の話でちょっと盛り上がった。季節によっては他にも台湾らしいメニューを出すらしいし、豆花も作る時があるそうな。豆花食いたいなぁ……と大満足の夕食だった。
 ……って、食べ過ぎだろ!

陶々楼
京都市中京区室町通三条上ル東側 白鳥ビル2F
TEL:075-211-9211

2009/11/20

赤嵌楼の夜(2009.8.14)

赤嵌楼
 今回は赤嵌楼は外側から眺めたのみ。12日午後は祀典武廟を訪問の際に通りがかり、14日夜は耕読園からタクシーに乗った時にとりあえず「赤嵌楼まで」と頼んだ。
 別に赤嵌楼に用がなくとも、この辺に行けば何か食えるし何か見物出来るだろう、という場所だ。ついでに、言葉がほとんどしゃべれない我々でも「チーカンロウ」なら確実に通じるという気楽さがある。

 この日はジャズライブだった。しっかり入口で集金人がいたので、柵の外から覗いただけで去る。実はこの時、もっと魅力的なイベントがあることを我々はもう知っていたというのもある。

 ところで、赤崁楼なのか赤嵌楼なのかは迷うところ。一般に赤崁楼という表記が通用しているので、なるべくそう書いているけれど、実は当の楼上には「赤嵌楼」とある。
 この名の由来が諸説あるなかで、最も有力なのが原住民の名というものだが、それはどうやら「赤崁社」と記録されているらしい。その場合、音が共通する崁と嵌がいつの間にか……ということなので、歴史的正確さを求めるならば崁となろう。ただしあくまでその説が正しければ、という注釈がつく。

 電子版の四庫全書で検索すると、『福建通志』などほぼすべてが「赤嵌」である。「赤崁」は一例だけ『福建通志』にあるが、楼の名ではなく港の名のようだ。このレベルでいえば嵌を選択する方が無難といえる。
 まぁ崁はそもそも日本語フォントにない(仕方なくコピペで対応)ので、無理せず赤嵌楼にしておこうかなぁ、ということでこの記事ではそう表記する。

2009/11/18

代天府保安宮

代天府保安宮
 台南市の保安路といえば、小吃店がひしめくエリアだ。この保安宮を中心に、北に林家魚皮、南に全生小食店や矮仔成蝦仁飯、集品蝦仁飯などの有名店が揃う。
 そういう意味では有名な場所にも関わらず、肝心の宮はほとんど紹介されることがない。保安宮といえば、台北の同名の宮も小吃エリアで有名だから、そういう店を引き寄せる何かがあるのだろうと思われるが、少なくとも現在は祭神も違うようだ。
 なお、前回は外側だけ見ている。その時の記事はこちら

代天府保安宮
 台北の保安宮は保生大帝を祀るようだ。
 しかし保安と保生の違いは、それなりにあるのだろう。少なくとも台南の保安宮は保生大帝を主祭神としない。既に紹介した通り、保生大帝は興済宮などにいる

代天府保安宮
 結局、「保安」とは国家の安寧を祈るという一般名詞なのだろう。

代天府保安宮
 主祭神は「李池呉朱范」の五府千歳である。詳しいことは、以前も紹介した小学校のサイトで。手元のガイドには一切記載がないのだ。

代天府保安宮
 斜めから撮影。例によって正面から撮ると主祭神が隠れてしまう。真なるものは世界に開かれていないのだ(嘘)。