2009/08/25
林家魚皮(台南市中西区)
マッサージの後に赴いた林家魚皮。なぜこのタイミングかといえば、本当に開店しているか半信半疑だったからである。
八八水災では安南区の養殖池にもかなりダメージがあったと報道されていた。虱目魚が手に入らなければ、ここも阿憨鹹粥もどうしようもないではないか。なのでこの日(8月12日)、マッサージで軽くなった勢いで出掛けたのだ。まぁ閉まっていても近所にいくらでも行きたい店はあるけどさ。
拍子抜けするほど当たり前のように店は営業していた。有名店としては非常にこじんまりとした調理スペースで、しかし食事客もテイクアウト客もどんどんやって来る。全くいつも通りなので、我々も予定通りに頼んでみた。
なお、この店は注文用紙にチェックを入れる方式なので、言葉がしゃべれなくとも問題ない。
看板メニューの魚皮湯(50元)。抜群にうまい。
しっかりダシの出た汁に、ショウガが効いている。日本の料理にもよく合いそうな味で、虱目魚の皮も見た目通りの舌触り。阿憨鹹粥とは調理法が違うので比較はできないが、日本からの観光客にはこちらの方がうけるのではないかと思う。
なお、林家魚皮にも鹹粥はあるよ。頼んでないので味は知らないが。
煎魚腸(40元)。一度はチャレンジしたかったサバヒーの腸である。
焼いたというより揚げた感じの腸は、全くクセもなくうまい。サナダ虫みたいな腸だけでなく、他の内臓もあるのだが、これも食感が面白いのでオススメ。
すんません肉燥飯(15元)だす。
今回の旅では三度も食べたっす。相方も呆れていたが、あれば食べたくなるのだ。
最後は高級な石班湯(90元)。石班魚はどうやらハタの仲間らしい。言われてみればなるほど、昔どこぞで食ったクエ鍋の身と似てなくもない。
まぁそれはともかく、これはうまい。しっかりした白身が、ショウガの効いた汁と実によく合うのだ。サバヒーだけじゃなく、こちらも是非食べて欲しい。
この店のメニューには他にも沢山の「湯」がある。スープが共通するので、恐らくはどれもうまいに違いない。粥系も含めて、再訪すべき店ではないかと思われる。
なお、ご存じの方もいるだろうが、この店は最近移転している。以前は海安路にあったが、今は海安路と府前路の交差点から、府前路を東に行ったあたりだ。保安宮の北側だと思えば良い。
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