雙全紅茶を過ぎて総趕宮前に出ると、そこは住宅地の真ん中にぽっかりと空いた広場である。一本の大樹が中心にあって、総趕宮や五瘟宮が囲む形だ。
時は夕方の五時を過ぎた辺り。目の前では、椅子とテーブルが並べられていく。
総趕宮のすぐ隣に、一軒の店がある。広場のテーブルはここの客席である。
松仔脚という名のこの店は、ガイドブック『台南好味道』にも載っている。ただしそこで紹介されていた写真がウナギの蒲焼だったので、あえて食べようと思わなかったのだ。
まぁゴマをまぶした沖縄的なウナギなので、ちょっとだけ興味はあるけどね。
開店直前の店先には、なかなか興味深い食材が並んでいた。ちなみにカエルの炒め物は高級で、160元もするそうな。
今回は他に予定を立てていたので食べなかったが、まぁここはここで独特の雰囲気で楽しそうだ。
広場には猫さんもいたぞ。
我々にも愛想よくすりすりしてくれた。
そんなわけで、機嫌良く次の目的地へ向かう。しかし次の目的地には、実は辿り着けなかった。やはり地図なしなので、すべてうまくはいかない。
迷ったら迷ったなりに収穫があるのが台南の良さだけどね。
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