西羅殿でも右手におられたベロ出しの御方。
ここの謝将軍(だよね?)は選挙演説スタイルではない。なんか違う。
反対側には背が低くて口が広がった御方がいる。
間違いなく范将軍だと思うが、やはり違和感。
※別の写真で確認したが、范将軍と書かれてある。
もっとも、七爺と八爺の造形はあまりに画一化されていて、ちょっとどうなのかなぁと思う部分がある。その点、ここのはオリジナリティがあって良いとも言える。
非常に見にくいが、二つの扁額に注目(ポチッと押して拡大して見てくれ)。
「恩祐全台」「保安天下」の二つは、清代に遡る古いものである。
門神画。これはまさに典型的なもの。
歴史がない分、どうしても類型的になってしまうのだろう。
こんにちは
返信削除いつぞやは金華府の記事にコメントをさせていただきましたcomosukeです。
昨日台南旅行から戻りまして、帰り際に西羅殿の祭礼に出くわしたのでご報告に参りました。
調べてみましたところ、9月18日は農暦8月22日にあたり、この日は廣澤尊王飛升紀念ということで、方々の廣澤尊王を祭る人々が西羅殿に集まるみたいですね。
付近の道路上に大きな宴席が設けられていて、美味そうな料理がどんどん作られていましたし、ちょうど西羅殿から廣澤尊王がお輿に乗り込み、京劇のような隈取を施した若者たちを従えて練り歩こうとしているところでした。それなのに、飛行機の時間が迫っていてこの先は見ないで帰ってきてしまいました。はぁ。
しかし、台南は毎月毎週どこかで祭礼があって素晴らしい街ですね。横丁に迷い込んで次々と見知らぬ神様に遭遇する実に不思議で大好きな街です。
>comosukeさん
返信削除お久しぶりですね。西羅殿の詳しい祭礼情報をいただき、ありがとうございます。
西羅殿の廣澤尊王は移民の守護神ですから、人々が集まりやすい廟なのだと思います。京劇のような隈取の若者は、いわゆる八家将ですね。あれは見応えありますよね~。
comosukeさんがおっしゃられるように、台南の街歩きは本当に楽しいですよね。
我々も早く行きたいなぁ。