巽方砲台をあとにした我々は、そのまま光華街を歩く。
この光華街は、砲台との位置関係でも想像できるように、大東門外街の城壁址である。砲台……というか修禅院の近くはマンションが立ち並ぶが、長栄路を過ぎるといきなり鄙びた雰囲気に変わる。近隣の町並が新しくなるなかで、ぽっかり取り残されたような空間だ。
そんな感じで、砲台とは離れて存在する修禅院の施設。いささか廃墟然としている。
ちなみに、奥に見える高層ビルは、なんと誠品書店である。
そうして光華街が府連路と交わる地点に、また廟が建っている。
代天府龍山殿というらしい。もちろん全く予備知識なし。北極殿の神である玄天上帝の提灯が下がっているけど、代天府だから主祭神ではなかろう。
主祭神は白府千歳のようだ。
tomopeeの連続稼働時間を考えると、こういう廟ではあまり長居ができない。もしかしたら、中に何か面白いものがあったかも知れないが、我々はちょっと覗いて手を合わせただけである。
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