2014/09/28

『台湾鉄道旅行案内』より台南市の地図



 1934年9月刊『台湾鉄道旅行案内』は、台湾総督府鉄道の公式ガイドブック。当時の日本人向け台湾の歴史、そして基隆から順に各地方の案内となっている。
 まぁ特筆するほどの内容ではない。総督府の息がかかっているので、当然『台湾事情』の内容とも重なる。
 ちなみに、単独項が立てられているのは以下。ただし台南駅のみであり、前後の駅それぞれにも項がある。

・孔子廟(楽器について解説あり)
・開山神社(現:延平郡王祠。鄭成功の解説あり)
・五妃廟
・台南神社(もちろん廃絶)
・安平港
・台湾精糖会社(精糖法の解説あり)
・ゼーランヂヤ城趾(現:安平古堡)
・媽祖廟(現:祀典大天后宮)
・関帝廟(現:祀典武廟)
・赤崁楼
・台南公園(中山公園を経て現在はこの名)
・開元寺
・鹹水養殖試験所
・水仙宮
・法華寺
・竹渓寺
・西市場(大菜市
・府署趾(鄭成功の邸宅址。たぶん鄭氏家廟)
・億載金城

 ついでに、飲食店、劇場、土産品店(伴手禮)は以下の通り。台南銀座(現:中正路)のカピタンと林デパート(林百貨)、あとは宮古座ぐらいしかピンとこないが、当時の職業別地図に載ってるような店だろうと思われる。要するに日本人向け。

飲食店:鶯遷閣、小梅園、一筆、鶯、魚源、台湾楼、滋養軒、ホーライ、サロン銀座、カピタン、天国、明星、招仙閣、新宝美楼、酔仙閣
劇場:宮古座、大舞台、世界館、戎館
土産品店:国姓爺、金義興、錦昌、金足成、山本、林デパート

2014/08/07

「台北 國立故宮博物院 -神品至宝-」を見物



 現在、東京で故宮展を開催中だ。これまで、国交の関係で開催できなかった(台湾からの出品が北京に「返却」される可能性があった)展示がようやく実現したわけだ。「国立」を落として開催直前までもめたわけだが、一応内部はすべて「国立」が復活していた。
 derorenが訪問したのは、既に白菜展示終了後。近くにいた人の立ち話によれば、白菜展示中の混雑はすごかったらしいが、終了後の平日午前中の館内は空いていた。特別展示がこんな人数で大丈夫なのかと思うレベル。

 まぁしかし、derorenの本音も「わざわざこのために東京に行く必要はないな」だった。
 展示の中心は、北宋末以降の書画及び陶磁器。しかし、derorenは書にあまり関心がなく、山水画についても同様。磁器はいいけど、明清の磁器は日本国内にもけっこう所蔵されているから、思ったほど有り難みを感じない。
 そうなると、残るは玉しかない。玉の細工品は(白菜なしでも)見応えがある。機会があれば見に行ったらいいのでは(derorenは東京で午後に所用があった)。

 derorenの興味は古い方にあるので、殷周あたりの物が少なかったのが残念。文字の彫られたものがもっと多ければ、いろいろ宣伝できるのになぁ、と思うが、どうも故宮側が誇示したいのはそういう古さではないようだ。
 というか、知り合いに図録を見せても反応が悪くて、どうにもテンションが下がってしまった。おかげで、この記事もなんだかネガティブ。そもそも、上野駅からの往復だけで頭痛がするほど暑かったから、余計ネガティブになる。皆さんも熱中症対策をして見物してくだされ。

2014/05/20

乾隆續修台湾縣志の地図

 deroren生存確認のついで。
 モノクロコピーから作ったものだが、まぁコピー元も白黒の影印だし、こんなものだろう。
 資料用として製作。derorenの著作にはあたらないとだけ宣言しておく。

 台南的大家,好久不見!
 這個地圖,由我加工了。
 你如果需要,自由地請使用。

2013/11/06

愛宕參拜

 前幾天,以三人登上了愛宕山。
 京都,有三歲之前登上愛宕山的風俗習慣。
 父母二人,是厲害的肌肉痛。次日,走也辣。但是,是快樂的一日。



 tomopee和hashi拜拜石佛。


 愛宕山是標高900m。比京都市內都紅葉應該快,不過,並不是那麼變色。


 紅的樹也在。
 紅葉早,源於樹的種類。

2013/07/26

敬請盛暑大安


 時值盛暑,望保重身體。
 照片,京阪宇治線車內。

2013/06/02

毒澱粉問題について、台南市が特設ページを開設

 伝聞記事だけで終わらすと、ただのデマ拡大になりかねないので、台南市政府のサイトを紹介。
 6月2日現在、サイトのトップ画面からリンクが張られている。

順丁烯二酸酐化製澱粉專區
 特設ページトップ。ちなみに「順丁烯二酸酐」が「無水マレイン酸」のこと。

本局相關新聞稿
 台南市政府が新聞に出稿した記事一覧。ワードのファイルで配布されている(台湾のサイトでは、ワードやエクセルのファイルをそのまま配布する例が多い)。

順丁烯二酸酐化製澱粉之Q&A
 無水マレイン酸についてQ&A集。粘度を増す(QQにする)目的で混ぜられたらしいこと、一般人の推定摂取量では健康被害のおそれはないことなどが記されている。 

本市澱粉工廠稽查資訊
 台南市内のデンプン工場の調査結果。

行政院衛生署食品藥物管理局「順丁烯二酸酐化製澱粉」專區
 台湾政府の特設ページ。気になる人はあわせて読んでほしい。


 これらの資料をざっと見る限り、食品そのものの毒性は、あまり深刻に考えなくとも良いように思われる。該当する食品ばかりを毎食食べ続けた場合は分からないが、カロリー過多や栄養の偏りの影響が先にあらわれそうだ。

 ただ問題はこの「毒澱粉」が、あらゆるジャンルの料理に拡大していた点にある。この粉は、近年の台湾人が求める食感を生み出すために利用された。「QQ」だ。
 台湾で飯を食ったことがあれば、「QQ」や「香Q」といった文字を知っているだろう。日本でいうならば、「グミ」のようにほどよい弾力のある食感だ。

 日本でも、さぬきうどんブームの中で、やたらに麺の弾力が喧伝されたりした。そもそも、お菓子としての「グミ」自体、そう古い歴史はない(本来のグミが果実であることを知らない人が増えたよね)。ああいう食感を求める層が、近年激増している点では、日本も台湾も本質的には大差がないと思う。
 もっとも、テレビ番組の「食尚玩家」で必ず「QQ」と叫ばれるように、台湾のQQ信仰は日本の比ではない。QQであらずは食べ物にあらず、みたいな空気が根底にあるのなら、事件を機にうまく冷却できればいいなぁ。
 似通った食感ばかりじゃつまらないでしょ。

2013/05/30

いわゆる毒澱粉問題を追う

 現在、「毒澱粉」が台湾で大問題となっている。
 具体的にいえば、食品の原料となるデンプンの中に、工業用で毒性のある無水マレイン酸(馬來酸)が使われていたという。台湾で好まれる「QQ」な食感を出すのに効果があったらしい。
 数年前にはメラミンで揺れた台湾だが、今回はある意味、それ以上に深刻かもしれない。

 健康被害のレベルは、メラミンが圧倒的に上。乳児が腎不全を起こしたメラミンミルクに対して、無水マレイン酸使用食品自体は毒性が低く、自然排出させればいいとの説もある(台湾保健食品学会の江さん談)。
 しかし、無水マレイン酸使用食品は、台湾観光の目玉といえる小吃のあらゆるジャンルに広がっている。つまり、台湾の食べ物の信頼性が、総体として揺らぐ事態が起きたことになる。

 新聞報道によれば、下記の食品で無水マレイン酸が含まれたものが発見されたという。
 あくまで一部の企業の製品に含まれているのであって、下記食品がすべて汚染されているわけではない。が、屋台の小吃など、原料を確認できない食品が多いことも事実である。

粉圓(芋圓・地瓜圓)…台湾スイーツの定番。QQな食感で人気。
豆花…これも定番。豆腐に似ているが、デンプンを混ぜてぷるぷるの食感を出す。
肉圓…バーワン。台湾小吃の定番。これもQQ。
黑輪…おでんのこと。具体的には、QQが求められる練り物だろう。
板條…きしめん風の麺。

 個別の食品の生産過程で混じったのではなく、使用した米粉や地瓜粉、番薯粉が汚染されていた。従って、該当する企業の粉を使わなければ問題ないし、使っていれば他の食品にも混じることになる。
 台南市の調査では、市内の製粉業者15件のうち、7件の製品に無水マレイン酸が含まれていたという(5/30時点の話)。


 コンビニの商品などは検査が進んでいるので、今から食べる分には大丈夫ではないかと思われる。屋台は……、現段階では微妙。
 台南に関しては調査が進められているし、気になる人はその辺を確認しておきたい(台南市のホームページはこちら)。

 なお、豚の皮や鶏の足を食えば解毒できるという噂が広がっているそうな。食べ過ぎるとかえって健康を害する可能性が高いが。



 derorenが食べた食品にも、きっと無水マレイン酸は含まれていたのだろうな、と思う。我が家において、毒澱粉被害らしき現象は報告されていないけどね。
 無水マレイン酸拡散の大元はある程度判明しているようだし(現時点で確定的な話ではないので企業名は載せない)、混入開始の時期をはっきりさせてほしい。


※この記事は現在進行中の内容をまとめているので、後日読んだ場合は信頼性に欠ける可能性があります。
 次の記事でリンク集を紹介したので、そちらを御覧ください。