泣く子も黙る度小月。ここは本店ではなく、赤崁楼前の支店(というか別資本?)。
※追記 完全に別資本である。稼ぎのない月に天秤で麺を売り歩いたという「度小月」の創始者洪芋頭の子孫は、三つの店に分かれて営業している。その一つらしい。
有名な方の度小月本店の前も通ったけれど、メシ時を外していたので今回はパス。相方はそれが心残りだったようで、次回の台南旅行では必ず本店でいろんな料理を食べるという予定になっている。
……まぁいつになるかはともかく、きっと再見するだろう。次の台湾でも台南しか行くつもりがないというぐらい、気に入ってしまった。鹿港は行ってみたいけどね。
※有名な方の度小月の記事は
こちらを御覧あれ。
もっともオーソドックスな擔仔麺(煮卵入り)。一緒に頼んだ魚丸湯と同じスープなのに、肉ミソで全く違った味になる。うまい。新宿の某店ではかなりイマイチな味で、消極的になっていた認識を改めることになった。
台南で食った他の二食(周氏と赤崁擔仔麺)と比べても、やはりここが好み。ただし赤崁擔仔麺との比較は、生ニンニクをどこまで許容出来るかで変わってくるだろう。日本食に慣れた人間にとって、とっつきやすいのが度小月というべきだろう。
いくつかのブログに、度小月の擔仔麺食べた感想として「今まで食べてた擔仔麺は何だったんだ!」とか、「目からウロコ!」って、書かれてあった。
返信削除そないに言うほどかぁ~? と半信半疑だったけど…。
いや、ほんとにおいしかった!
少なくとも周家で食べたパッとしない擔仔麺に比べたら、全く別物だとしかいいようがない。
まず、ダシがめちゃくちゃおいしい。間違いなく日本人向けのいいお味なのである。
次があるなら、ぜひ、本店で食してみたい。
台南では、名物にうまいものあり、ですぞ。
周氏がダメだったのは「汁なし」を頼んだからだと思う。まぁここがうまいことにかわりはないけどね。
返信削除ついでにいえば、汁やつゆと言わずにダシというのは、さぬきうどんで育った人間の特徴である。かの渡辺要氏もきっとそう思っているはずである。