2009/05/22
赤崁担仔麺(台南市中西区)
赤崁楼からすぐ、翰林茶館とほぼ向き合う位置にある赤崁担仔麺。どうせなら担仔麺の食べ歩きもいいじゃないか、と入ってみることにした。
入口で席を指定、注文用紙を持たされる。注文用紙に席番号が書いてあるのだ。
我々は二階へ。古い屋敷を改造した、今流行りの内装である。イマイチこの写真では良さそうに見えないかも知れないが、本物もイマイチ落ち着かなかった。フロアが広すぎるのだ。我々の席がほぼフロア中央だったのもあろう。
ちなみに、台北で故宮の模造白菜の模造料理を食わせる府城晶華 「故宮」も同一資本のようだ。京都の町家が関東資本に買い取られていくように、観光客が求める「古都らしさ」は、地元民には作り出せなかったりするのかもしれぬ。
まぁ正直、祇園のモルツクラブで飯食ったところで、だから何だって話。そういうオサレな「古都らしさ」なんて、結局居酒屋の皮を変えただけの薄っぺらいものではないか。
……脱線してしまった。別に同意を求めるような事柄ではないのでやめておく(さらに余談だが、いつの間にかモルツクラブは祇園辰巳ネクサスという店に変わっていたようだ)。
こちらがメニュー。時々日本語もあって、例によってアテにならない。
ただ、「うどん」は気になるぞ。烏龍麺なのか? 疑問に思ったので頼むことにした。
まずは擔仔麵。度小月に比べてニンニクがきつい。正直、あまり好みではない。
擔仔板條。日本語で「うどん」とあったやつだが、烏龍麺ではなく板状のビーフンである。酒田米菓のこめきりみたいである。けっこう麺がくっついていた。
麺としては食感が面白いので、頼む価値はある。味付けは普通の麺と一緒。
古早味筍干爌肉。干したタケノコと豚肉(角煮風)。食べたかった料理だ。
新宿の台南ターミーでも食ったけど、あそこの角煮は臭みがあった。この料理に関しては、かなり満足した。
野菜を所望する相方の意に沿い、燙青菜を二種。
こちらは大陸A菜。A菜の味にはすっかり慣れたが、今回の旅で一番美味しいと思ったのは、陳家蚵捲の蚵仔煎に入ってた時だった。あの蚵仔煎はうまかったなぁ。
地瓜葉。要するにサツマイモの地上部である。
ここの味付けで比較した場合、A菜よりうまい。うまいけど大量のニンニクだ。とにかくこの店の料理はニンニクがきつかった。野菜炒めならさっぱりしているのでは、と考えるのは大いなる間違いである。ちょっと反省して店を出た。
なお、台湾ビールも飲んだが、缶ビールを手渡された。メニューに「一手」とある方を頼めばジョッキだったのかな? しかし250元という値段は缶ビール5本以上だ。まさかピッチャー?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿