五妃廟でくたくたな我々。『台南好味道』によれば、そばに甘味処があるらしいぞ、と互いを励ます。ちょっと大袈裟。でもそれぐらいバテていた。
けっこう地図が怪しい『台南好味道』だが、この店
郭家緑豆湯は幸いなことに、ちゃんとあった。本当に目の前なので、誰でもすぐに見つけられるはず。
ここのメニューは緑豆と小豆と薏仁(ハトムギ)の三種である。
できれば全部試したかったけど、涙をのんで二種。残念ながら外れるのはカズ……ではなく小豆だ。日本でもおなじみの食材だからなぁ。
薏仁湯(25元)。透明なのは氷ではなく、イモのデンプンの餅である。
過度に冷やされていないので食べやすい。そして薏仁の甘味が心地よい。まぁこういう系統の甘味は好みがあるので、苦手な人はややきついかも知れないな。
緑豆湯(25元)。モヤシや春雨じゃなく、豆として食った機会なんてあったかな? こちらは小粒の小豆という感じで、食感も似ている。万人向けの味だ。
どちらも優しい甘味なので、歩き疲れた身にはこれ以上ない食べ物だった。今回食べた多くの小吃の中でも、かなり上位にランクされる味である。五妃廟とセットで是非行くべし。
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