2009/05/18

赤崁棺材板(台南市中西区)

赤崁棺材板
赤崁棺材板
 沙卡里巴の有名店、赤崁棺材板。同じサカリバ商店街には、もう一軒棺材板の店があるのに、観光客はこちらにしか行かない。初めてやってきた観光客にとって、味の違いがどうなのかは知る由もない。ただ、こちらが元祖だという情報だけで選んでいるに過ぎない。

赤崁棺材板
 とはいえ、それなりに定評があるのだから……と、我々も勇んで入店。店内はなかなか混んでいた。午後三時過ぎという微妙な時間にこれだけ客がいるとは大したものだ。
 上は店内の写真。おじいさんが老板だと思われる。なぜなら、棺材板のパンを切っていたからだ。

赤崁棺材板
 名物の棺材板。元々ここは「赤崁点心店」であり、台南の名物を広くいろいろ食べさせてくれる店だったのに、すっかり店の顔になったメニューである。詳しくは公式ホームページを見てもらおう。
 カリッと焼けたパンは予想以上にうまい。何というか、クリームシチューと焼いた食パンを組み合わせてまずいはずがないけれど、印象に残るのはシチューじゃなくてパンなのだ。やや意外だった。

赤崁棺材板
 「青菜」の炒め物と、ハマグリの汁も頼んだ。青菜はA菜だろうか。野菜を食べたいと要求していた相方は、とりあえず満足していた。ただ、けっこうニンニクが効いていて、ハマグリ汁ともども、それほどの味ではなかったと思う。
 次に行く機会があれば、やはりタウナギだろう。イカの炒め物もうまそうだ。奥で「ランチ」を食べてる人がいて、それもうまそうだった。棺材板をメインにするのはどうかなぁ、という感じ。

 しかし二人でこれだけで済ませたのは、どうせまた別の店に行くからに他ならない。まぁ次の店までは少なくとも二時間以上は空くんだけどさ。

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