韋駄神(韋駄天)と伽藍神。どちらも日本で見る姿とは大きく隔たるが、台湾ではこういうもののようだ。
四大天王。例によって風調雨順である。
これらは現代台湾を代表する画家、蔡草如(1919~2007)の代表作である。やがて摩滅する門扉にこれほどの絵を描かれたら、日本ならすぐに外してレプリカを飾るのではないか(それ以前に、室内の障壁画にしてもらうだろう)。
蔡草如は若き日に日本で絵画を学び、「台湾絵画運動」を推し進めたという。台湾を象徴する古寺の門に自ら描くことの意味は、「文化財」云々以前の問題であったに違いない。
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