釈迦三尊から見て左側なので、我々の進路からは右にある左護龍。1932年建築である。
父母堂はいわゆる祖霊を祀る所らしい。
床は禅宗の雰囲気だけど、お堂全体はどうにも違和感がある。境内でもひときわ異彩を放つ空間である。
対して右護龍はありがちな作り。一番奥の一角は禅堂とある。ここは祖師堂であり、禅宗の祖である達磨大師を祀っているという。
つまり、写真の中央で金色に輝く存在が達磨である。確かに左右に描かれた絵は達磨そのものなのだが……(台湾の達磨像は全般に恐ろしそうなものが多いようだ)。
境内のもっとも奥に建つ大士殿。左に南山堂、右に功徳堂となっている。功徳堂には鄭経が掘らせた井戸があるようだが、中には入らなかった。
この時間はどこもお祈りタイムで、あまり観光客がうろうろする雰囲気ではなかった。
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