2010/05/29
夕闇の行天宮で拝拝!
台北で拝拝といえば龍山寺か行天宮らしい。ということで迪化街を歩いた我々は、民権路をタクシーで移動した。そろそろ日没という時刻であった。
関帝廟は台南で何度も拝拝している(実は横浜の関帝廟も行ったことはある)。で、台北だと何が違うのかなぁ、と門をくぐった。
……くぐったと言っても、この正面の門は閉じられているので、脇から潜り込む。日本でもそうだが、正面から入りたければ偉くなるしかない。もっとも、努力ではどうにもならない場合がほとんどだけどさ。
中はかなり広いのだが、拝拝の人数も多い。
まだ18:30だから、仕事帰りに寄れる時間なのも事実。しかし日本ならば、仕事帰りに神社で拝んで行くサラリーマンなんて相当にレアな人種だ。
まぁそもそも、日本では寺社ともにお高くとまっていて、詣でる側も何か高尚な願い事がなければいけないような気がしている。そして高尚な願い事は、基本的に切実なものではないから、情熱を傾けることもない。
対抗できるとしたら、やはり石切かなぁ。
我々も、お金が欲しいとか長生きしたいとか、いろいろ頼みたいことはあるので拝拝した。そのついでに関帝の姿を撮ってみる。
関帝の造型には特に珍しいものはない。ここだけ見ると、なぜこんなに拝拝の人が多いのか良く分からなかった。
もっとも、神様に力があるから拝拝するのだから、外観をどうこう言っても始まらない。
我々は心の底から神頼みしようと思ってないから、見た目で騙されたがるのである。
供物が並ぶ。うまそうな蓮霧だ。土芒果も沢山並んでいた。
「よし、これから食ってやるぞ」と思ったわけでござる。
左右にはこんな行列があり、先頭の人は線香で身体を撫でてもらっていた。魂を戻してもらう「収驚」というものらしい。行列が長すぎてパスしたが、こういう所に普通に若い人が並んでいたりするのが台湾の凄さだなぁ、と思う。
なおhashiは聖筊でおみくじを引いて、解説をしてもらった(日本語で解説してくれる人がいる)。その結果については秘密でござるよ。
気がつけば時刻は19:00。さぁそれでは、台湾の占いとかいうものを体験してみようか……と地下道へ向かったわけであった。
……まぁしかし、初日の19:00だから日本時間の20:00である。7:00には起床していた我々が、こんな調子で「充実した時間」を過ごせば、しんどいのは当たり前だよな(この日の日程はまだまだ終わらないゾ)。
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