台南で一度は食べてみたかった鴨肉料理。行きやすいのは祀典武廟近くの東巧鴨肉焿だけど、食事のタイミングが合わず、何度も前を通りながら食べなかった。
逆にこちらは一度きりのチャンスで食べたわけだ。
場所は金華路と民族路の交差点からわずかに北。信義街探索をすれば立ち寄れるけど、それ以外の可能性は低いかも。
店内には一応鴨が飾ってあるぞ。
日本のガイドには載らないが、現地ガイドではそこそこ有名な店である。もちろん我々は知っていたので、ここを選んだ。
鴨肉焿。とろみのついたスープはショウガがきいている。林家魚皮のスープに近い味で、日本食とも違和感なさそう。
鴨の肉は骨ごとぶつ切りだ。鶏肉よりしっかりした身で、なかなかうまい。
當歸鴨麵線。なんとも漢方な味で、こちらは日本では絶対に流行らない。
しかし薬湯だと思って食べれば良い。というか、だんだん慣れるとそれなりにうまい。決して変なクセがあるわけではないし。
肉燥飯。今回の旅では方々で食ったが、その中ではここが一番うまい。
野菜は空心菜しかなかった。この辺は水災の影響だろうか。まぁしかし、この空心菜は非常にうまい。
全般的にレベルが高い店だ。メニューの紙にチェックを入れて頼む形式なので、しゃべれなくとも問題ない。ぜひ一度行ってみてくだされ。
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