2009/08/12
清祺素食早點(台南市中西区)
清祺素食早點(清祺素食點心部)は、台湾府城隍廟の右隣にある素食(精進料理)の店。その昔、渡辺満里奈も食った店である。
8月12日はまだ断水中で、府城隍廟前にはポリタンクを持った人々が集まっている。いつも通りには戻りきらないけれど、かといって台南市民も食事をとらなくてはならないのである。こういう店が営業していることほど、心強いものはないだろう。
店頭ではどんどん蒸され、揚げられ、詰められる。二階で作ったものを店頭で温める形式のようだ。自助餐(バイキング形式)なので、好きなものを好きなだけ取って、支払いを済ませて食べることになる。
饅頭、水晶餃、焼売みたいなものなど。
焼き餃子みたいなもの、揚げ餃子みたいなもの。などなど。豆漿2つと合わせて計120元。
肉まんのようなものは、蒸したてで非常にうまそうだったのですぐに食べる。
中身は……、豚肉が入っているわけもなく、まぁ穏当な線。というか、これは相当に穏当なもので、中から芋頭なんぞが出てくると厳しい。
ちなみに、厳しいのは味ではなく、量である。揚げてあるものは胃にこたえるし、そもそも写真のものはほとんどが粉モノなので、中がイモだと重量感ありすぎなのだ。
つまり、素食だからあっさりしている、というのは全く事実に反するけれど、肉魚は使われていなくて、しかも普通にうまい。肉がないと満足しないような脂ぎった中年男でも、きっと腹いっぱいになれるゾ。
なんか褒めてないみたいだが、素食の概念が覆されるほど普通に食えた店である。どの料理もなんというか洗練されている。無理矢理「肉みたいなもの」とか「魚みたいなもの」を作っていないのが良いのかも知れない。温かい豆漿との組み合わせは抜群である。
要するに、一度に欲張るな、ということだ。実際、常連とおぼしき人々は2~3点しか取らないようだし。
※いずれ、個別の食事リポートを載せるかも。必要ないか?
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