2010/09/01
鴨母寮市場(光復市場)2010.5(一) 南国の朝がきた
きーぼーおのぉーあーさーだ、というわけで現在は光復市場がたぶん正式名となっている鴨母寮市場。去年の訪問記事はその正式名で光復市場と題してあるが、どうも現地では鴨母寮と呼ぶ方が一般的みたいなので、そちらに従う。
まぁだいたい、光復っていう政治的な命名は、あまり楽しくないよね。日本国が負けて逃げた記念の名だという事情をさて置いても、ねぇ。
この市場は南側が成功路に面していて、オンボロな建物の中に広大な市場が広がっている。また北側の細い路地に沿っては、野菜や果物、そして衣料品の店が並ぶ。一番の北端は、三老爺宮の手前まで続くので、かなりの面積がある。
上の写真は店というか、トラックの荷台にヘチマを並べただけ。こんな感じの売り手も多い。
アスパラガスを売る屋台。通路で商売している。なかなかうまそうだ。買えないけどね。
今さらのことだが、台湾から日本へは、野菜も果物も肉も持ち帰れない。野菜などは病害虫の問題があるし(沖縄の野菜だって長らく持ち帰れなかったわけだ)、肉はご存じの通り口蹄疫がある。
ブログを見てると、こっそり持ち帰ったことを自慢してる人をたまに見かけるけど、それはれっきとした犯罪行為である。お前のせいで日本に害虫が広まったら責任とれるのか、と言いたい。
さまざまな野菜が並ぶ。
かつてはゴーヤーなんて、日本本土では珍しい野菜だったけど(昔の旅行ガイドでは、沖縄に行ったら一度食べてみよう的なノリだった)、もはやどこのスーパーでも売っている。日本と台湾の差もあまりなくなっているのだろう。日本本土で珍しいのはヘチマ(ナーベラー)ぐらいかな。
こういうのも、日本が熱帯化してるというんだろうか。……というのは一応冗談だけど、壁面緑化としてそこらじゅうにゴーヤーが植えられているのを見ると、案外そういうことのような気がするのも事実である。
とはいえ大根やキュウリは、種としては同じでも品種が違う。台湾の大根は写真のような小さくてコロッとした白いのばかりだ。
ニラの花は我が地元でも食べるけど、うまいよね。台湾ではおひたしにはしないのかな?
果物の店はだいたい屋外か、通りに面した辺りにある。まぁ暗い屋内ではうまそうに見えないよね(直射日光を避けたい肉と魚の店を優先的に屋内に入れた結果だろう)。
リンゴ、ブドウ、モモ、キウイ、メロン辺りは日本と大差なし(リンゴは日本のものだと思う)。そういえば、ここの写真で君たちキウイパパイヤマンゴーだね、が完成するようだ。ああ古いネタだなぁ。
お、これも三つ揃ってるぞ。どうでもいいけどさ(現地では全く思い出しもしなかった)。
真ん中は鳳梨釈迦だ。普通の釈迦頭はもっとボコボコしてるし、より球形に近い。そもそも釈迦頭は夏の果物なので、訪問した5月4日にはまだ並んでいない。
ドリアンも必ずあるけど、これを食べさせる水果店には出逢ったことがない。まさかホテルで解体するわけにもいかないし(追い出されそうだ)、どこかで心おきなく食えないものかねぇ。
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すみません。
返信削除突然ですが、ただいま台湾の観光局が旅行台灣 感動100という計画を立ちました。
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