萬福庵のそばにある民家。陳厝、または陳世興旧宅と呼ばれる。
陳家は鄭成功とともに台南に渡った一族で、台湾きっての旧家である。その邸宅は元々は前・中・後の三段に及ぶ大きなものであったらしいが、今は奥の部分がない二段構え。それでもかなりの豪邸だ。
なお、取り損ねてしまったが、この屋敷にも照牆がある。上の写真をクリック拡大して、煉瓦塀の右側の奥をよく見ると、白壁の部分が辛うじて見えるだろう(じっくり見たい人は検索すれば、台湾人のブログが見つかる)。
門はこんな感じ。奥に見える窓は別の家なので念のため。陳家は門の左手に続いている。
現役の住宅なので、基本的に見学は不可。門から覗いた限りでも、非常に魅力的な空間であった(一応、ここでは覗き写真の掲載は見合わせる)。ここが観光地として公開されたら、人気が出ると思うけどなぁ。赤嵌楼から歩いてすぐだし。
なお、萬福庵の二階ベランダから見下ろすことも出来る。ただし手前の建物に隠れており、一部の屋根が見える程度だった。
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