2010/09/19

小北成功夜市(二) スモモ新世紀、そしてにょろ~ん

小北成功夜市
 何度も書いたように、この日の我々は既に阿川土魠魚焿全生小食店で晩飯を食べている。従って炭水化物の類を食べようという気には全くならなかった。
 牛排の店もあったけど、星の数ほどある台南の名店をさしおいて、夜市でメシを食うのはどうかなぁ、と思ったのも事実。そもそも今回、台南で晩飯が食えるのはこの日だけだったし、そこで夜市を優先するのは難しいでしょ?

 前置きが長くなってしまったが、ともかく我々が食べたものを紹介するぞ。
 最初は果物だ。ここではスモモを買った。スモモといっても完熟状態ではなく、砂糖をまぶしてボリボリかじるヤツ。日本では食えない果物だ。甘酸っぱくてうまいよ。

小北成功夜市
小北成功夜市
 ここでは冬瓜茶にシャーベットを落とした、新世紀のドリンクを買う。
 二枚目の写真で、誰だか知らない男がポーズを決めているが、はっきり言ってこれはハズレ。冬瓜茶の風味がシャーベットで台無しになる。いくら21世紀とはいえ、金太郎飴のような新機軸を考えるのは、おッ母さんでも難しいようだ。

小北成功夜市
 最後はオッサンの顔から。
 手前で25元を握りしめているのが誰なのかは深く問わないように。

小北成功夜市
 にょろ~んと出たソフトクリーム。台中方面で人気とか聞いていたが、台南にもあった。花園夜市では見かけなかったけどね。
 このソフトは、日本の一般的なソフトより多少は水分少なめだが、劇的に味が違うというほどでもない。もちろん多少なりとも味が違う、言い換えれば味が落ちることは否めないけれど、見た目は面白いし安いから、是非一度食べて欲しい。
 多少は味が落ちようと、我々は次回も出逢えば食べるだろう。なぜならderorenはソフトクリームが大好きだからだ(何のひねりもなくて申し訳ない)。

 こうして一時間弱ほどで夜市を切り上げ、すぐそばのショッピングセンターでトリートメントを買って(台湾のホテルにはシャンプーはあるけどトリートメントがない場合が多い)、タクシーでホテルへ戻った。
 何だかんだ言っても、夜市は台湾の今を感じさせる場所だ。ハズレをつかまされるのも楽しみのうち。高くとも日本円で100円程度なんだし。

 それと、やはり台南の夜市はイイ。
 空き地に屋台を並べる形式は、そこだけに外界と切り離された異空間を出現させる。夜市が非日常を体験出来る場になっている。道路を使った夜市では味わえない感覚をぜひ、台南で楽しんでほしいゾ。

※小北成功夜市は西門路四段と和緯路二段の交わる地点にある。ちなみに和緯路二段を西に行けば花園夜市の開催地があるが、両夜市の開催日は異なるのでハシゴは不可。
 台南駅方面からバスで延平國中バス停下車という方法もあるようだが、タクシーを使った方が楽。「小北夜市」でも、恐らくはここに連れて行ってくれるはずだ。

※今さらのことだが、「小北観光夜市」と「小北成功夜市」は別物。小北観光夜市は完全に寂れているので、どしゃ降りで他の夜市が中止でもならない限り、わざわざ行く必要はないと思われる。

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