2012/04/08

武聖夜市(二) 大阪も神戸もあった

武聖夜市
 初めて訪問した武聖夜市。花園夜市と比べると、牛排の店が少ない。
 なんじゃそら……と思うかも知れないが、牛排の店は広い客席スペースを必要とする。つまりそれだけ、武聖は狭いのではないかと思った。じゅうぶん賑わってるけどね。

武聖夜市
 幟が立ち並ぶ光景は、台南の夜市ではおなじみ。
 夜市未体験の諸君には、なるべく手ぶらに近い状態が望ましいと言っておこう。それと、財布にはチェーンぐらい付けておくべし。100円ショップのチェーンでも十分役に立つ。

武聖夜市
 hashiは滷味に興味があったので、こちらを買った。鴨舌だ。けっこう高かった記憶があるが、正確な値段は忘れた。
 ホテルで食べてみたら、かなりの激辛。酒のアテにはいいと思うが、我々は酒を飲んでいないぜ。

武聖夜市
 臭豆腐も忘れてはならない。
 何軒かあったけど、最初に見つけた店で食べることに。

武聖夜市
 七名で行動中だったから、外帯にした。しかし皆さんに「冷めると不味い」と忠告をいただいたので、急遽その場で食べることになった。快く応じてくれた老板に感謝。

 臭豆腐は安定のうまさ。揚げたものをクサイとか言うヤツの気が知れない。
 ああしかし、なぜ日本ではうまい臭豆腐が食えないのか。嘆かわしいことである。

武聖夜市
 ニョロニョロのソフトもあったので、最後に購入。ソフトクリームとしては大してうまくないが、やはり見た目のインパクトで外せない。安いし(30元)。
 もちろん、あっという間に溶けるのでご注意。さすがに夜の街は過ごしやすい気温だけど。

 この他に、水果店でイチゴを買った。それはtomopeeが食べる様子を皆さんに見せるためであった。
 tomopeeはイチゴが大好きなのだが、一口かじると酸っぱさに顔をしかめるのだ。その顔が、顔藝と言いたくなる面白さなので、見てもらったのだ。ああ親バカ。


武聖夜市
 ここから下は、まぁ「武聖夜市の日本」という感じで。
 写真は、怪しい日本語ではなく、ファッション日本語系と思われる茶々町。本当に日本語なら「ちゃちゃまち」が自然だし、淀殿のイラストぐらい欲しい。どうでもいいんだろうけどね。

武聖夜市
 寿司屋は、気がついた限りで三軒もあった。写真の次郎寿司、伊豆讃、そして花園夜市でも見かけた一路寿司(ひじろすし)。
 食中毒が怖いので、台南に移住しない限り、我々が食べることはない(別に屋台だからではなく、我々は生魚そのものを避けている)。しかし、日本食の代表選手が一定の地位を確保していることは素直に讃えよう。

武聖夜市
 さぁ大阪城だ。たこ焼き屋が大阪と名乗るのは、まぁ分からなくもない。

武聖夜市
 問題はこちら。ご丁寧にSmall Kobeとあるから、間違いなく某神戸市である。
 神戸牛の連想で命名するのはどうでもいいけど、「小」は何だよと思う。牛排の肉がペラッペラという自虐だったりするのかねぇ。
 ……台湾初心者向けに一応断わっておくと、日本の牛肉を使っている可能性はない。さすがに想像つくか。


 初台南の観光客にとっては、花園・武聖・小北成功、そして大東の四大夜市のどこだろうと、だいたい同じぐらいには楽しめるはず。行きやすい場所に行けばいいと思う。
 ただし土曜の花園・武聖は、どちらにせよタクシーに乗るだろうから、判断が難しい。ありきたりな言い方だけど、食べ物中心にまわるなら花園、衣料品やレジャーにも関心があるなら武聖かな。
 初台南ならやはり花園が無難か。ニョロニョロのソフトは見かけなかったけど。


 そんなわけで夜市を満喫し、ホテルまで車で送っていただいた。
 楽しい体験をさせてくれた皆さんに、あらためて感謝。とりあえず、日本語ブログで台南を宣伝することで、厚意に応えていきたい。

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