2012/04/08

蛋黄果(カニステル)を食べた


 台南の某寺院(後日記事を書く予定)で、沢山もらったお土産。写真の範囲だけでも、バナナ、グァバ(右上)、それに自家製の漬け物などが見える。
 が、今回のお題は、中央の黄色い果実である。

蛋黄果
 ホテルに持ち帰って、昼食時に食べてみた。
 一見すると柿のようにも見えるが、皮は薄い。かじってみると、果汁が全くなく、ネットリとした舌触りだ。およそ前例のないフルーツである。
 とはいえ、完熟状態の果肉は甘味があり、けっこううまい。大人二名で、ありがたくいただいた。

 この果実は蛋黄果という。文字通り、ゆで卵の黄身のような食感のフルーツだ。英語圏ではEgg Fruit、あるいはCanistel Fruitなどと呼ばれており、日本でも若干は植えられている模様。日本語のサイトではカニステルと表記している。

 台湾では珍しくない植物だが、市場に並ぶことは稀らしい。私も見かけたことはない。しかし、寺廟では何度か見かけた気がする。
 というか、私は以前にも一度、このフルーツをもらって食べた。その時は、とてもまずかった記憶もある……のに、どこで手に入れたか思い出せない。どこだったかなぁ。台湾じゃなくて、沖縄だったのかなぁ。


 とりあえず、ちゃんと熟した果実はそれなりにうまい。数少ない日本語サイトでは悪評が目立つので、ちょっとだけ名誉回復を試みよう。

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