2012/04/07

武聖夜市(一) 伝統の夜市はどこか違う

武聖夜市
 我々三名と狐狸氏ら台南の友人三名の計六名で夕食後、もう一人の友人(当ブログにコメントいただいたし、隠す必要はないかもしれない)が合流。
 その方の車で向かった先は、武聖夜市である。

 台南の夜市初心者向けにおさらいしておこう。
 台南の夜市は、広大な空き地(専用の土地)に屋台が並ぶ形であり、それぞれ営業日が決まっている。武聖夜市は水曜と土曜のみの営業。営業日の詳細は当ブログの「台南旅行者向け情報」に書いてあるので参考にしておくれやす。

 さて、土曜に開催される大きな夜市は、花園夜市と武聖夜市だ。花園夜市には2度行っているし、どうしても行きたければ日曜夜もある。対して武聖夜市には、前回の旅で曜日を間違えて行けなかった苦い思い出があった(代わりに小北成功夜市に行ったけど)。
 なので、ここに行かないかとお誘いを受けて、我々は二つ返事でOKしたのである。

武聖夜市
 もちろん、夜市を歩く上でネックとなるのは、tomopeeの存在だ。人をかき分けて歩かなければならない通路で、ベビーカーは使えない。おぶって歩くにせよ、何かと不安である。
 その意味では、7人の集団で動けたことは幸いだった。何人もの目がtomopeeに向くし、だいいち言葉の心配がないから、突発的な事態にも対処できる。

 tomopeeの存在は、夜市巡りそのものにも影響を与えた。
 やはり子ども関係の店には関心を持たざるを得ない。正直言って、以前は食べ物以外に興味はなかった。しかし上の写真のようなパフォーマンスが気になってしまうのだ。
 ちなみに上のパフォーマンスは、「脳力開発文具組」とあるように、知育の文具の実演販売だ。じゃばらのようなペンで、イラストが描けちゃうらしい。魚河岸のような声をスピーカーに乗せて、純朴な子どもたちを集めていた。純朴というのはderorenの想像である。

武聖夜市
 衣料品の店は、花園夜市よりも明らかに多い。その中で、ここはスタイ(よだれかけ)を扱っていた。10枚650元。hashiが足を止めて買い漁る。
 derorenは、土産話にでもするつもりで買ったのだろうと思っていたが、hashiはデザインを目にとめて、購入を決めたそうな。

 そうして10枚を購入して、帰国後にタグを見たら、日本にほとんど入っていないカーターズのスタイであることが判明。数少ない通販サイトに、同じデザインがあったので本物のようだ。どっちにしても、別に高級品というわけではないが、何だかお買得な気分に。
 hashiの同僚に相次いで子どもが誕生したので、一部を贈ったらしいゾ。2枚で360円相当だけど、購入にウン万円かかってるから高級品みたいなものだネッ。

武聖夜市
 子どもも大人も楽しめるレジャーも充実だ(やや棒読み)。
 これは、手前の四角い板の上に、コインを投げて乗せるゲーム。店主の実演中だ。
 写真だけなら簡単そうにも見えるだろうが、実際にやれば、店主に献金して終わるのがオチである。

武聖夜市
 射的系のゲームの景品に、こんな顔があった。同行した皆さんも知らなかったし、詳細は不明。もっとも、別に解明する気もないぜ。

武聖夜市
 この夜市で最も特徴的だったのが、射箭場。本物の弓を射るのだ。
 一応これも、的に当てたり風船を割ると景品がもらえるゲームだけど、台南の大型夜市では一番歴史が古いという武聖夜市は、やはりひと味違うなぁ……と思ったわけである。


 食べ物関係は(二)で紹介する。
 食事後に訪れているから、まぁ大した紹介にはならないけど。

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