2010/08/29
湯の香恋しい台鐵慕情
タイトルに深い意味はない。こないだ、近所のスーパーでやってた飛騨高山の物産展で、久々に竜鉄也の歌を聴いた。まだ流してるのかと思った。それだけだ。
そんなわけで、これがボクラの乗った汽車だよ。
うそうそ。こっちだ。
最初の電車はどう見ても通勤形である(食パン電車みたいだ)。ついでに言うと、台湾で汽車は自動車のことである。
まぁしかし、これはこれで流線型だけどかっこ悪いよね。台湾のマニアは豚って呼ぶらしい。狗が去って豬が来た?
※ボケてない写真は後日掲載。別にいらないか。
座席はリクライニングシート。特急いなほみたいな、なんちゃってリクライニング(ビヨンとはね返るヤツ)じゃないよ。だから乗り心地は決して悪くないよ。
たかが40分には勿体ない……と言いたいところだが、それを言ったら南海ラピートはもっと勿体ない(実際、乗るのをやめてしまったけどね)。
シートの背には広告だ。チーリンさんかと思ったが別人だった。
私はこういう感じの顔はとりあえずチーリンと認識するようだ(ちなみにderorenは人の顔を覚えられないことで有名だ)。
台南までは40分ほど。途中で新営に停車する。真っ暗なので車窓を眺めても何も見えなかった(駅を通過する際に写真を撮ろうと思ったが出来ず)。
それにしても、プッシュプル方式の特急は、やはり加減速の性能に難がある。しかも、駅を通過するたびに減速する。まるで羽越本線の特急いなほのように(30年来変化なしってどうなのよ)。
我々は短距離しか乗らないのでまだ我慢出来るが、台北からこの調子ではかなわんなぁ、と思う。逆にいえば、まだまだスピードアップの余地はあるはず。嘉義と台南は、頑張れば20分ぐらいで結べそうだ。
ともあれ我々は、昨夏以来の台南に到着した。台鐵台南駅での下車は初体験だが、期せずして三度とも、真っ暗な夜の街に舞い降りてしまった。
ここから首相大飯店まで、10分ほど歩いた。チェックインは22:05頃。嘉義駅発車からちょうど一時間でホテルに着いたことになる。
疲れたと同時に埃まみれの我々は、すぐにシャワーを浴びてさっさと眠りについたわけであった。
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