2012/03/27

台南公園(一) 重道崇文坊

重道崇文坊
 四度目の台南で初めて訪問した台南公園。ホテルから徒歩数分の距離だが、あまり興味が湧かず素通りしていた。
 しかし今回はtomopeeがいる。公園を散歩させるのも良いだろう、と思ったわけだ。

 ズンドコ節で社交ダンスを踊る一団がいたり、いろいろ生活臭の漂う公園については、その(三)で触れる予定。
 ここで紹介するのは、もちろん正面奥のインベーダーだ。

重道崇文坊
 近くに寄ってみた……のだが、あまり違いが分からない写真になってしまった。
 建っているのは公園のほぼ中央。広い公園だが、普通に歩けば見つかるはず。

重道崇文坊
 重道崇文の文字が刻んである。
 これは台南の書家、林朝英を讃えたものである。もちろん題字も林朝英による。

 19世紀のはじめ、林朝英は私財を投じて台南の孔子廟などを修復したという。その功績を清朝より讃えられ、この石坊が建てられた。1815年のことだ。
 ただし、元々ここにあったわけではない。

重道崇文坊
 石柱の向こうにtomopeeとhashiが写り込んでいるぜ。

 この石坊は、主に孔子廟に関する顕彰碑なので、当然その近くに建てられた。南門路の、警察局の前の辺りらしい(彼の家は、湯徳章紀念公園の付近)。
 しかし、日本統治時代に南門路(南門町)を拡幅することになり、公園に移築されたのである。関心のない日本人にとっては、公園の飾りが一つ増えたぐらいの感覚だったのかもね。

重道崇文坊
 反対側から。こちらが正面のような気もする。

 清代の石坊は、台南に四つ現存する。そのうち三つを訪問したことになるが、どうにも見方が難しい。神社の鳥居みたいに見えちゃうのが一因かも知れない。

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