2010/10/21
オウコチョウとオレオレ
2010年5月の旅は、たぶん人生で一度きりの媽祖祭礼見学を主目的としていた。そのためにderorenは初めて一眼レフに手を出した。まぁ買ったのはCanonのKissX4で、マニュアル撮影なんてしないから、感覚的にはコンデジに毛が生えた程度だ。
一番の違いは、消音してもカシャって音が消えないことか。それはそれで問題で、賑わってる廟内では気がひけるから、結局はコンデジも共用となった。
近距離撮影が苦手なので(何せレンズは18-135)、メシの写真もコンデジが主だった。
そもそもカメラを買ってから、旅行までは一週間しかなかった。
さすがにぶっつけ本番では怖いので、近所の寺まで試し撮りに出掛けてはみたが、あとはまぁ、オート専門だしどうなるだろうという感じで台湾へ向かったわけだ。
結局、旅行中は6日間で7000枚ぐらい撮っている。RAW保存ではさすがに間に合わないので、仕方なくjpegのみで通した(それでも動画撮影と合わせて70GB以上)が、ふと思い立ってこの時だけRAWとjpegの同時保存にした。
といいつつも、載せた写真はjpeg(さらに縮小、補正)だ。実はRAWデータを扱うソフトが、我がPCで動かないのだ(メインPCはwin2000)。
台南の街で赤い花といえばホウオウボクだが、オウコチョウも目立つ。
こういう花を見ると、熱帯だなぁと思う。
で、問題はここがどこかということだ。
以前にもここで同じ木の写真を載せているけど、それを思い出せるほどのマニアはいないだろう(全記事の把握なんて、書いてるderorenにすら不可能だ)。
オレオレ、オレだよオレ!
こことは似ても似つかないけど、オレだよ!
一年振りの延平郡王祠は、トイレ休憩の目的で立ち寄った。見学しているのは日本の観光客ばかりで、台南での貴重な時間を消費する意義は認められない。
去年はそこまで認識していなかったが、北京の様式に沿った建築や庭園も、やはり台南らしさとは対極にある。これは北京を首都とする国民党政権が、南部の田舎くさい様式をコケにした結果ではないか。
バスで立ち寄るだけの観光客には、ここを台南だと認識しないよう声を大にして言いたい。
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