2010/12/12

北港朝天宮への進香団(五) 水上郷順聖宮編(二)

水上郷順聖宮の北港朝天宮進香
水上郷順聖宮の北港朝天宮進香
 前回に引き続き動画をあげようとしたが、二つ用意したうち片方はエラーで断念。仕方がないのでキャプチャー画像でごまかすことにする。
 そもそもgoogleビデオは100Mb制限がある(実際には100Mすら無理そう)ので、Avidemixを使ってわざわざ加工している。しかし、いざうpして前回の記事を見たら、何だよこのちっちゃい画面は、という感じ。うp時に強制的に圧縮されるんなら、加工の必要はないだろうと言いたい(1270*720の動画を640*360に縮小したものをうpしたのだよ)。
 さらにいうとH264を使わないとエラーになる。そして複数あげるのはダメそう。全くガッカリだ。

 まぁ愚痴はさておき、媽祖の乗った車はこんな感じに激しく前後に動かすようだ。千里眼と順風耳の位置も、だいたいこの写真の通りである。媽祖の出現する場の門神となっていることが分かる。
 なお前回の動画では、鳴り物とは別に何か歌のようなものやマイクでしゃべる声が聞こえると思うが、これは進香団とは関係ない。背後の宗聖台で行われている芝居の音である。この喧噪の中で、いったい誰が見ているのかという芝居だが、まぁ神が見ているから構わないのだろう。

水上郷順聖宮の北港朝天宮進香
 門前で一通りの儀式が終わると、中に入るわけである。
 バケツリレー方式で神体が運ばれる。


 その辺の動画。椅子(手轎)も運ばれている。担ぎ手が椅子をぐねぐねと動かしているが、これは椅子によって動かされているという意味だろうか?
※追記 椅子というか手轎は、神霊が憑いた状態にある。神が朝天宮に向かおうと動いていると考えれば良い。ついでに、時と場所によってはその動きが何らかのメッセージになっているようだ(サニワのような人物もいる模様)。

水上郷順聖宮の北港朝天宮進香
 神の座る椅子は、なぜここまで神聖なものなのだろう。神像とはもちろん扱いが違うのだが、ほぼ神体として扱われている。媽祖の祭礼を見学するなかで、個人的には最大の発見だった。

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