2010/12/05

北港朝天宮 午前7時台の儀礼(一)

千里眼
 正殿での典礼が終わった午前7時。朝天宮の儀礼はこれで終わりではなく、引き続き他の祭神に対するものが行われる。
 一方で、典礼の場でなくなった空間には、詰めかけている多くの参拝者がどっと押し寄せる。そんなわけで、本日は千里眼将軍が門前の警護にあたっている。

順風耳将軍
 もちろん反対側には順風耳将軍。こういう造型を見ると、日本なら「鬼」と呼ばれる存在が「将軍」になってしまうという文化の違いを感じる。要するに赤鬼と青鬼なのだ(WARに「来日」した助っ人レスラーを思い出したりしないように)。

北港朝天宮
 さて、典礼は福徳正神前に場所を移していた。
 ちゃんと演奏隊もセットでまわるのが素晴らしい。

北港朝天宮
 この後ろ姿は北港鎮長だ。
 朝天宮のなかで、土地公が祀られるエリアは天井の低い隅っこだったりする。何だか扱いが悪いなぁという印象を受けたのだが、こうした儀礼はきちんと行われていた。

北港朝天宮
 神饌は、媽祖像前とは異なっている。丸鶏や蟹が供えられているぞ。

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