嘉義市の中心にある中央噴水円環。我々にとってはランドマークでしかなかったが、ともかく嘉義市内を移動するなら必ずといっていいほど通る場所だ。
かつては桃子尾と呼ばれたとか、嘉義城の城壁があったとか、ここの歴史はとりあえず
大台湾旅遊網(日本語)を読んでくれたまえ。「前の市長の許世賢様」とか、いろいろ笑える訳になっているぞ。
……まぁ大台湾旅遊網の日本語が怪しいのは、ここに限ったものではない。ただし、この記事で確信したことがある。これは機械翻訳ではなく、日本語力の怪しい人による人力だ。念のためにエキサイト翻訳を使ってみたが、市長に「様」とはつかなかったぞ(だいいち「様」に相当する語が中文版に存在しない)。
なお、この市長様はバカの一つ覚えで中山像を建てたとあるが、我々が見たのはこの「鱉躍江海」だけだ。
これはスッポンが暴れているのではなく、いわゆる鯉の滝のぼりらしい。赤い部分は鯉で、頂上は龍だと思われる。
昼に通るとあんまり目立たない。この写真でも、手前のマネキンに気をとられるよね。
いずれにせよ、国民党時代になってから円環として整備されただけなので、観光客がわざわざ訪れる場所ではない。旅行者にとっては、あくまでも目印である。
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