まぁ要するに仏像特集。と言いつつ最初は扁額だ。
無茶苦茶ストレートな四文字熟語である。
皆さんお待ちかねの斉天大聖だ。孫悟空といえばそうかなぁ、という感じで。
インパクトならこっちが上。
どこの山伏かと思いきや、達磨だった。あばらの浮き出た達磨は、たぶんそう古いものではなかろう。
台湾では仏像・神像もどんどん西洋写実主義で造るわけだ。
府城隍廟の謝将軍もそうだし、開元寺にもやつれた釈尊がいるし。
彌勒の腹ばかり目立つが、後殿の中央は釈迦である。というか、まぎれもなく釈迦三尊で、両脇には勢至菩薩と……、当然のように観音だ。
本殿の主祭神が後殿では脇侍というのも、なんだか難しい世界だなぁ、と思った。
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