2009/09/07

大観音亭(二) 応身というか

大観音亭
 まぁ要するに仏像特集。と言いつつ最初は扁額だ。
 無茶苦茶ストレートな四文字熟語である。

大観音亭
 皆さんお待ちかねの斉天大聖だ。孫悟空といえばそうかなぁ、という感じで。

大観音亭
 インパクトならこっちが上。
 どこの山伏かと思いきや、達磨だった。あばらの浮き出た達磨は、たぶんそう古いものではなかろう。
 台湾では仏像・神像もどんどん西洋写実主義で造るわけだ。府城隍廟の謝将軍もそうだし、開元寺にもやつれた釈尊がいるし。

大観音亭
 彌勒の腹ばかり目立つが、後殿の中央は釈迦である。というか、まぎれもなく釈迦三尊で、両脇には勢至菩薩と……、当然のように観音だ。
 本殿の主祭神が後殿では脇侍というのも、なんだか難しい世界だなぁ、と思った。

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