まいどお世話になっている首相大飯店の記事は、アクセス数も多いようである。とはいえ、過去の記事はまとまりがないし、一見さんに便利とは言えない。せっかくなので基本データをまとめてみよう。
首相大飯店公式サイトTOPには、かつて「中文」「English」とともに「日本語」というボタンもあった。リンク先はnot foundだったけど。結局消されてしまったボタンの無念を晴らす意味………も込められていたら大変だ(
2010年5月に復活した!)。
なお、いうまでもないがこの記事は非公式版なので、内容に関して責任は取れない。首相大飯店にも責任はない。ただし、間違いや変更点があったら教えていただけると嬉しい。
※当ブログ内の首相大飯店関連記事
首相大飯店とはこんなホテルであった 首相大飯店との別離 首相大飯店の朝食(付タリ摩天楼)☆首相大飯店(Premier Hotel) 住所:704-48 台南市北区公園路128號
公園路に面している(グーグルマップに載っているが、場所が微妙に違うので注意)。台鐵台南駅からは徒歩10分程度で、じゅうぶん歩ける距離だが、荷物が重ければタクシー利用もあり。
高鐵(台湾新幹線)台南駅からの連絡線が2011年1月2日に開業したので、安く移動したければ連絡線で台鐵台南駅→徒歩となる。
※2010年12月末までは、免費(無料)バスかタクシーのいずれかで移動だった。免費バス「台南公園」行ならば終点下車。終点に着く直前にホテルの前を通過するだろう。タクシーは400元ぐらいだったと思うので、三人旅なら(連絡線よりも)タクシーが楽でおすすめ。
電話番号:06-2252141(日本からはKDDIならば001-010-886-6-2252141)
日本語は片言ならばいつでも通じる。流暢な人が当たればラッキー。
メール:premierhoteltaiwan@gmail.com
ホテルなのにフリーメールかよ、と驚いてはいけないぜ。
直接予約先もここ。質問をしても返事は期待出来ない。電話の方が無難。
☆客室の一覧と予約方法 客室はテレビ、有線LANコンセント、セーフティボックス、人数分のティーバッグ(ホットチョコレートもあった)、無料ミネラルウォーターなどがある。バスタブあり。窓のない部屋が多い(正確にいえば、全くない部屋は少ない模様)ので、気になる人は部屋を指定しても良いだろう。
見取図はここ。
無料の朝食券は人数分つく。
エキストラベッドは$400。身長110cm以下の子どもは$100で食事付き。
宿泊料は人数ではなく部屋単位なので、一人でも二人でも同じである。
日本からこのホテルを予約する方法としては、
楽天トラベルか直接予約がある(
easytravelなどもあるけどね)。楽天トラベル経由だと日本語で予約出来るが、直接予約の方がわずかに安い場合が多いようだ。
直接予約の場合は、チェックイン予定時間に注意。遅れると予約取り消しの場合もあるらしいので、多少遅めにした方が良さそうだ。
・標準單人房(Standard Single) 一番安い部屋で、ベッドがセミダブル(通常のシングルより広め137cm)。日本のビジネスホテルと比べれば、この部屋でも遙かに広いので、一人で泊まるなら問題はない。二人で泊まることも可能のようだが、ベッドを追加するぐらいなら他のプランにした方が良い。
料金は直接予約なら$1,600。ただし時期によって変わる(以下も同じ)。二人分の朝食券つき。
※料金が変わったようなので書き替えた。以下も同じ。
・高級單人房(Superior Single) ベッドが一般的なダブル(幅152cm)。基本的にここのシングル三タイプは、部屋の面積とベッドの面積で区分されているようだ。もちろん二人宿泊可能で、料金は通常$1,700で、二人分の朝食券つき。
・豪華單人房(Deluxe Single) ベッドがキングサイズ(幅193cm)。derorenたちは毎回ここに宿泊している。とにかく広いぞ。
二人宿泊可能で、料金は通常$1,800。1元3円計算だと、5400円だ。二人分の朝食券つき。
・雙人房(Standard Twin) ツインルームで、一般的シングルベッド(幅97cm)が二つある。通常は$1,800で、二人分の朝食券つき。
・三人房(Superior Twin) 三人部屋という名前だが、実際は標準單人房サイズ(幅137cm)のベッドと、一般的シングルベッド(幅97cm)がそれぞれ一つあるだけなので、ツインルームの一種と考えた方が良い。小さな子ども連れ向きであろう。通常は$2,100で、三人分の朝食券つき。
・四人房(Deluxe Twin) これも四人部屋というのは微妙で、高級單人房サイズ(幅152cm)と標準單人房サイズ(幅137cm)のツインルーム。ファミリー向けで、赤の他人同士のグループ旅行で泊まると、いろいろ気まずいことになりそうだ。通常は$2,400。四人分の朝食券つき。
・商務套房(Business Suite) 一部屋のみ。机やFAXなどがあるようだ。通常は$2,100で、二人分の朝食券つき。公式サイト曰く、稼働率が低いのできれいな部屋だそうな。ニントモカントモ。
・蜜月套房(Honeymoon Suite) 一部屋のみ。新婚さん用の特別室である(
参考写真)が、一般客にも宿泊を奨めている模様。通常は$2,100で、二人分の朝食券つき。
☆サービス・朝食無料サービス バイキング形式で、一階フロントの横のスペースで食べる。なお、日中は飲み物のセルフサービスがあるらしいが、derorenたちは利用したことがない。
使わなかった朝食券は、一枚につき冷蔵庫の飲み物一本と交換できる。derorenは一度しか交換していない。
・投幣式洗衣間(コインランドリー) 全自動洗濯機と乾燥機が一台ずつある。どちらも一回につき$50必要なので、両方使えば$100となる。高いか安いかは人それぞれ。利用可能時間は午前8時から午後10時まで。洗剤はフロントでも買える(両替もフロントで)。
なお、一台しかないので他の客に使われている可能性がある。
安物のTシャツを乾燥機にかけたら縮んでしまい驚いた。別にホテルの責任ではないが、乾燥機を使うべきかどうか、洗濯物の中身をよく考えて選択すべきだろう(普段から乾燥機を使ってる人なら問題なさそう)。
・健身房(フィットネスルーム) 台湾のホテルには欠かせない設備のようである。マッサージチェアもあるようだ(hashiは利用した)。宿泊客は無料で利用できる。
・微波爐(電子レンジ) 客室フロアの服務台に一つある。宿泊すれば必ず通る場所なので、すぐ分かるだろう。製氷機もあるようだ(関心がないので見ていないが)。
・公用電腦(パソコン) フロントの近くに一台あるものは無料で利用可能。ただし中文ウィンドウズなので、持ち込めるなら自前の方が絶対に良い(コンセントは110Vだから、基本的に変圧器不要)。
MacBookの貸出サービスもあるらしい(一時間100元、一晩400元)。やはり中文ウィンドウズだろうけど。しつこいが自前のPCが一番便利だ。
※以前は自転車を無料で借りることが出来たようだが、現在のホームページには記載されていないので不明。
☆その他のサービス・両替 フロントでも一応受け付けている。すぐそば(というか同じビル)に銀行もある。なおVISAクレジットカードがあれば、近くのセブンイレブンでキャッシング可能である(両替手数料と一ヶ月分の利子は大差ないと思われる)。
・コンビニ 徒歩1分の距離(公園路と成功路の交差点)にセブンイレブンあり。
☆その他小吃 阿憨鹹粥:サバヒー粥の超有名店。ホテルの前の公園路を北(セブンイレブンと反対方向)へ歩き、公園南路との交差点を左折して、次の信号(信義路)まで歩いたところ。ホテルの朝食を無理に食べるよりは、ここに通うことをすすめる。サバヒーとカキがたっぷりの粥(米の粒が残ったタイプ)はとにかくうまい。
西羅殿牛肉湯:台南名物の牛肉湯(新鮮な牛肉に熱いスープをかけて食べる)の店。阿憨鹹粥と同じ通りの反対側にある。肉燥飯とセットで100元。これもうまいよ。
※公園南路は上の二店の他にも沢山の小吃店が営業している。
榮興水果店:公園路と成功路の交差点、セブンイレブンの向かいの小さな果物店。その場でジュースを作ってくれる。季節によってはドラゴンフルーツもある。
無名豆花:北忠街の(名前はともかく)有名な豆花店。ホテルからは阿憨鹹粥と同じく北へ向かい、最初の信号を左折してそのまま歩けば見つかる。うっかり通り過ぎないよう注意。
※北忠街を右折して西華堂方面に歩くと、朝食の店が何軒かある。
☆寺廟など 西華堂 (一) (二) (三) 阿憨鹹粥や無名豆花と同じ方向で、最初の信号を無名豆花と逆の右に曲がり、北忠街をしばらく歩けば着く。散歩先に最適。
総爺老街(崇安街)・大銃街(自強街) 台南の古い街並を見ることのできるエリア。首相大飯店からはすぐ近くで、阿憨鹹粥や無名豆花もエリア内と言って良い。詳しくは
「台南の名所紹介記事 目次」から北区「崇安街や大銃街周辺」を見て、それぞれの記事を読んでおくれやす。
とりあえずこんな感じで公開してみる。
しつこいが、私はホテルと何の利害関係もない。そして仮に情報が間違っていても責任はとりません。
※2010.7情報修正
※2010.12情報修正(宿泊料など)
※2011.2主に写真追加