天壇から雨上がりの路地を歩き、すぐに北極殿に着く。前回は近所の
再發號に寄ったりしたが、今回はパスした。どうも前回は客のいない時間に食べたので、ちょっと印象が落ちるのだ。やはり店の活気というのは大事でござる。
それはともかく北極殿は、門神画を見るために来たといって良い。前回の旅とは違い、どこで何を見るべきかという知識だけは増えた。
西華堂などと同じ潘麗水のもの。天壇の潘岳雄の父である。
といっても、私にはそれぞれの作風を批評する眼がないので、ただ指摘するのみだ。
尉遅敬徳(?)は全身を撮影できる場所がないので、足元が切れている。
もしも尉遅敬徳マニア、あるいは潘麗水マニアの方で「足元が見たい!」という人がいたら申し出てくだされ。下半身だけの写真は撮ってあるので。
黒い門扉画は、秦叔宝と尉遅恭ではなく龍や二十四節気などが描かれるものだ。
正直、秦叔宝と尉遅恭には食傷気味だったので、こういうイレギュラーなものを見るとほっとする。
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