2011/01/28
北港朝天宮への進香団(十五) 中哺宏天宮編(一)
進香行列の紹介も佳境と言いたいところだが、まだしばらく続く。
正直言って、このエントリーは観光客向けとは言いがたい部分もある。かといって、専門知識をもたずに書いている以上、学術的記事でもない。どっちつかずの宙ぶらりんだ。
ともかく、次の進香団がやって来る。
こうやって煙の向こうに一団が見える構図も、いい加減飽きた。実際に見ていれば、音があるから全く違うけどね。そもそも、ここに来ている時点で、軽い興奮状態なわけだし。
獅子を連れてきたこの一団は、中哺宏天宮という媽祖廟らしい。
「らしい」というのは、下の写真でも分かるように、神輿にそう見えるからだが、一方で人々のコスチュームには違う言葉が書いてある。
朝天宮の出巡遶境でもそうだが、廟にはいくつかの奉仕団体がある。それらは獅子舞を司ったり、鳴り物だったり、武道の団体だったりとさまざまだ。ここの人たちは「金獅會」と書かれたコスチュームを着ていたので、上の写真に見える獅子の奉仕団体だろう。
これもおなじみの神輿を動かす場面。
まぁ同じ宮に同じ目的でやって来た団体が、同じ場所でやることなのだから当然といえばそうなのだろう。
ちょっと順番が前後するのだが、獅子舞。
脚の方までコスチュームがあるのはポイントが高い。よれよれのジーンズばかりだったので、逆に新鮮だ。
成り行き上、門の中央辺りで撮影したので、通りの奥の橋まで見通せている。
なかなかいい雰囲気の街でしょ?
もちろん獅子もいい。そろそろ神戸南京町の春節祭だけど、あそこの獅子舞は人混みでほとんど見えないのよね。かといってギャラリーが少ないと寂しいので、これぐらいの雰囲気が一番だ。
最後に旗持ちがぐるぐる門前をまわって終わる。
ただし、以上の紹介には一つ抜けているものがある。それこそが南の大地に甦る爆笑宣言、愛の魂の勇姿であった。そんなわけで(二)に続く。
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