安平老街から安北路に出て、そのまま東へ少し歩くと、平生路との交差点で、緑に覆われた煉瓦造りの何かを発見する。
ここは安平の煉瓦建築には欠かせない蚵灰を焼く窯の址だ。三級古蹟指定されている。
奥にはカキの養殖から蚵灰の製造などを展示紹介する安平蚵灰窯文化館がある。無料で、トイレもあるので歩き疲れた時の休憩場所にもなろう。
なぜかテトラポットが。
奥にベンチもあるので、このテトラを眺めつつ休むのも良い……だろうか。
もちろんここ最大の見所は、蚵灰窯である。
煉瓦造りの窯に、カキ殻と炭を交互に重ねて、最後に小石で蓋をして火をつける。そうして出来上がった灰は最終的には炭酸カルシウムに加工されることになる。
もちろん今は使用されていないが、いい被写体なので訪れてほしい。なお、文化館は月曜休館で午後5時には閉まってしまう(ちょうど5時前後だったので、我々が最後の客だった)が、窯の見学だけならいつでも出来るよ。
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