2011/04/11

林商店と台湾物産館

南京町
 台湾旅行をしていない上に、tomopee出現やら某学会準備やらで、ここしばらくはバタバタしてばかり。
 そんな中でも、一応買い物はしているから、ちょっと紹介してみる。

 上は神戸の南京町。3月2日の夕暮れ近くである。春節が無理だったので、せめてどこかで行こうと心に誓っていた私は、都合をつけてやって来たわけだ。
 人通りの少ない南京町は、実は初体験だったりする。初体験しても、何の値打ちもないけどさ。

林商店
 食料品の店や雑貨屋を一通り覗いたけれど、どこも変化なし。昔ながらの「いかがわしさ」で売ろうとする雑貨屋は、二度目には飽きる。屋台メシも、台南の名店並みにうまくなければ食わないぞ。
 その意味で、冷凍モノが出ない安心感だけはあるのが、某肉まん有名店。やはり行列はなく、一人だったので初めて中の席で食べた。が、これもイマイチだ。

 冷静に考えれば、わざわざここまで来る理由はないんだよなぁ。

 ……が、しかしだ。
 deroren的には南京町唯一の光明といえるのが、林商店である。最近は若い主人が店に立つようになっているけど、台湾物産はしっかり売られている。いや、幾つか、今まで見かけなかった商品も増えていた。
 台南がルーツの林商店。南京町で行く価値のある店は、たぶんここだけですぜ奥さん!

台湾の物産
 上の写真は、林商店で買った黒ごま飲料と、台湾物産館で買った他二品。
 黒芝麻糊は、黒ごまや麦、ハトムギなどがブレンドされたもので、飲み物というよりはお粥に近い。少なくとも、腹にたまるという点では食べ物と呼びたい。
 これはしかし、やさしい甘味で良い。産後間もないhashiにも好評だった。高雄の会社の製品なので、台湾では普通に買えるだろうけど、西日本で買うなら林商店に行こう。

 台湾物産館の絶品好茶は、まだ飲んでいないので分からないけど、台湾のペットボトル茶がそのまま輸入されるのは珍しいので買ってみた。
 なお、日本製の安いペットボトル凍頂烏龍茶も売られていたので、そちらは昨日のうちに飲んでしまった。日本製にしてはまずまずの味だったよ。少なくとも、大塚やアサヒの自称凍頂烏龍茶みたいに、なんだかよく分からない謎の飲料ということはない。
 緑茶酥はいつでも売られてるものなので、コメントなし。


 余談になるが、この土日にderorenは、節電な東京に初めて足を踏み入れた。暗いですなぁ。
 電飾に彩られた台湾の廟がそうであるように、明かりの強さはその社会の繁栄を象徴している。その意味で、いくら節電に慣れようが、心理的な影響は大きいだろうなぁ…というのが、正直な感想であった。

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