2010/03/04

「よゐこ部」食物部で台湾を歩く回を見る

 毎日放送制作の「よゐこ部」で、二週にわたり台湾特集が組まれた。関西では既に放送が終わったが、どうやら関東ではこれからのようだ。なのでまぁ一応ネタバレになるだろう。ばれて困るような番組ではなさそうだけどさ。
 ちなみに普段の番組は見ていない。たまたまビデオの番組検索で見つけて録画したわけである。

※一応ネタバレなのでちょっと行を開けてみる。





 企画内容は、台北の街をちょうど一万歩ぶん歩き、その歩数分の約300Kカロリーを食べるというもの。メンバーはよゐこの二人、安田大サーカスの団長(正直言って知らなかったが、とある事情で判明)、女の人(たぶんアナウンサー)だ。
 まず歩き始めたのは永康街。麺包、牛肉麺、胡椒餅などが紹介され、度小月と鼎泰豊にも入った。夜逃げしたカキ氷店も予定に入っていただろうが、もちろん廃墟は紹介されていない。
 ちなみに、メンバーは食えないので「試食人」が代わりに食ってみせる。この試食人というのが、台湾のテレビ番組に出てる日本人タレント(二人)であった。大富でやってる何かのバラエティで日本人が出演しているのを見たことはあるが、その時の人が含まれていたかはさだかでない。そもそも、この番組でも出演はしたけれど、全く記憶に残っていない。
 記憶に残らないといえば、全編を通して出演していた青木由香も酷い扱い。「作家」と紹介された時は思わず笑ってしまったが、その後はただの通訳で、ほとんど画面に映らなかった。まぁあんな程度で「作家」と呼ばれたんなら本望かも知れないが(derorenはもともと評価していないので辛口)。

 その後、光復南路方面まで歩いて、仏跳牆やらを食って一回目の放送は終わり。翌週はMRTで士林夜市に行き、結局そこで一万歩となった。ほぼ予想通りの内容だ。
 四人で1200kカロリーという計算で、魯肉飯、雲呑麺、蚵仔煎、水餃子、臭豆腐なんぞをオーダー。臭豆腐で騒いでいたけど、そんなに知らないもんなのかね? というか、揚げた臭豆腐なんて大した臭いでもないだろ、と思う。

 感想としては、よゐこって老けたなぁという感じ。そもそも、自分の中でよゐこは「なめくじ」だった頃の記憶からほとんど動いていないので、有野の顔にビックリしたわけさ。
 どうでもいいって? どうでも良くはないのだ。なんだかんだ言って、終わってみたら他の出演者はほとんど記憶に残らない。それは番組がよゐこを大物タレントとして映し続けるからだと思われる。と同時に、よゐこだけにスポットが当たることで、どうにか見れる番組になっている。
 一番の見所は、台湾のテレビ局に逆取材されてニュースになった部分かな。まぁ人口のわりにメディアが多すぎる国だから、取材はあるだろうなぁ、という感じ。それ以前に、たぶん番組自体が台湾から招待されたものなんだろうけど。


 実はこの本編とは別に、平日午前中のとんでもない時間に番外編が放送された。幸いビデオで検索して録画出来たけど、これが面白くないのだ。
 こっちは上で誰だか分からなかった安田大サーカスの団長と、女性タレントの二人だけで、花蓮からサイクリングという内容。これがどうにもつまらなくて、早送りしてしまった。
 なんでもいいから台湾分を補給したい人はこれも録画したらいいと思うが、まぁ見る価値はない。

 全編を通して、全く現地の発音を使わないのは気になった。
 特に牛肉麺の店では、店員らがみんな「ニョーローミェン」と繰り返し言っているのに、出演者は頑なに「ぎゅうにくめん」と言い直した。臭豆腐を「くさどうふ」と言い出したのにはちょっと呆れた(ナレーションは「しゅーどうふ」)。
 単にそういう取り決めなのかも知れない。しかし魯肉飯だけは終始「ルーローファン」だったのだ。納得いかないねぇ。

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