2012/04/12

無名豆花(三訪)

無名豆花
 台南3日目。首相大飯店から開基玉皇宮へ向かい、進香の様子を見ていたら一時間が過ぎた。そろそろ動こうと、北忠街の無名豆花へ。
 ちなみに、首相大飯店から直接向かっても、5分とかからない距離。一時間以上かかってそれしか歩いていないのか、という朝である。

 さらに余談だが、この無名豆花は、赤嵌楼前に支店を出していた。もう無名じゃないぞ。無名塾が有名塾になっちゃうどこかのドラマみたいだネ(映画化決定らしいネ)。

無名豆花(二店)
 ついでなので支店。とてもシンプルな屋台だ。
 もっとも、豆花といえば天秤で売り歩くものである。これで十分だろう。

無名豆花
 話を戻して。我々は本店で、紅豆豆花を頼む。初回に食べたものだ。
 三種食べたなかでは、これが一番好みだ。

無名豆花
 tomopeeも豆花初体験。紅豆はさすがに甘過ぎなのでよけてある。
 もちろん彼もお気に召したようだ。離乳食初期から豆腐は食べ慣れているし、豆花だけでも甘いから、当然だろう。

無名豆花
 従って、なくなったらこの顔になった。どこの大魔神だ。

 この日も朝から暑い。甘くて冷たい豆花は、やはりこういう気候の街で食べるべきだと思う。

※台湾読者向け注記:『大魔神』は、日本の古い特撮映画。無名塾は、俳優仲代達矢が始めた養成所。有名塾はこちら

2012/04/10

迴國三週

tomopee
 台湾的大家,你好。
 從台南迴國三週過去了。
 tomopee今天精神也好。本月,為保育所入園了。
 穿著在台南買的褲子。

tomopee
 是在夜市買的圍嘴。
 deroren思念。一定tomopee記大家好意。

1歳児の台南ホテルライフ その1

tomopee
 四泊した首相大飯店。
 今回泊まった部屋は、以前の部屋に比べると全体的にくたびれていた。最初の旅行で泊まった部屋がここだったら、次は別のホテルにしたかもなぁ、というぐらいに。
 まぁでも、住めば都というか何というかで、存分に活用した。tomopeeの昼寝があったので、午後の数時間を部屋で過ごす日も多かった。

 で、tomopee初体験のベッド。
 なんだこのフカフカは、とご満悦。写真は既に三日目の朝なのだが。

tomopee
 キングサイズのベッドは、そのままtomopeeの遊び場になる。
 ただし、放っておけばすぐに転落だ。いつもの布団のつもりで暴れると、いつもの五割増しぐらい動いてしまう。クッションが楽しくてゴロンゴロンと転がると、あっという間にベッドの端に到達するのだ。
 なので、両親が両端に寝て、防御態勢を敷く。頭の側は壁だから問題ない。一番困る足元側は……、秘密兵器があった。

tomopee
 hashiが着せ替えして喜んでいる写真だが、背後に檻が見える。これはホテルから借りたベビーベッドである。一泊あたり100元と有料だ。
 tomopeeはとても甘えんぼなので、きっとベビーベッドでは眠れないと思っていたが、試しに頼んでみた。予想通り、一瞬たりとも寝ていない。

 しかし、この檻をベッドの足元側にぴったり付けると、tomopeeの落下防止になった。
 家の布団なら、一晩で足元側まで転がるなんてあり得ないのだが、ホテルのベッドでは普通に起きる。というか、ほぼ確実に転がって行く。従って、この檻がなければ大変だったと思う。
 意図された使用法ではないけれど、借りて正解だった。
 もちろん、ベッド内は物置。これまた、tomopeeのイタズラ除けになる。

 なお、写真の衣装は三日目のものだヨ。

tomopee
 人権侵害な盗撮写真。開元寺から戻った後の昼寝中だ。
 ベッドの唯一の欠点は、汗びっしょりになること。気温は適度なのに、コップをひっくり返したような大量の汗で、びっくりする。バスタオルを敷いたりして、どうにか対処した。
 世の中のベッドな家は、やはり大量の汗で悩まされているのだろうか。


 まぁそんな感じの親バカ記事である。
 その2もあるので覚悟してくれ。

2012/04/08

武聖夜市(二) 大阪も神戸もあった

武聖夜市
 初めて訪問した武聖夜市。花園夜市と比べると、牛排の店が少ない。
 なんじゃそら……と思うかも知れないが、牛排の店は広い客席スペースを必要とする。つまりそれだけ、武聖は狭いのではないかと思った。じゅうぶん賑わってるけどね。

武聖夜市
 幟が立ち並ぶ光景は、台南の夜市ではおなじみ。
 夜市未体験の諸君には、なるべく手ぶらに近い状態が望ましいと言っておこう。それと、財布にはチェーンぐらい付けておくべし。100円ショップのチェーンでも十分役に立つ。

武聖夜市
 hashiは滷味に興味があったので、こちらを買った。鴨舌だ。けっこう高かった記憶があるが、正確な値段は忘れた。
 ホテルで食べてみたら、かなりの激辛。酒のアテにはいいと思うが、我々は酒を飲んでいないぜ。

武聖夜市
 臭豆腐も忘れてはならない。
 何軒かあったけど、最初に見つけた店で食べることに。

武聖夜市
 七名で行動中だったから、外帯にした。しかし皆さんに「冷めると不味い」と忠告をいただいたので、急遽その場で食べることになった。快く応じてくれた老板に感謝。

 臭豆腐は安定のうまさ。揚げたものをクサイとか言うヤツの気が知れない。
 ああしかし、なぜ日本ではうまい臭豆腐が食えないのか。嘆かわしいことである。

武聖夜市
 ニョロニョロのソフトもあったので、最後に購入。ソフトクリームとしては大してうまくないが、やはり見た目のインパクトで外せない。安いし(30元)。
 もちろん、あっという間に溶けるのでご注意。さすがに夜の街は過ごしやすい気温だけど。

 この他に、水果店でイチゴを買った。それはtomopeeが食べる様子を皆さんに見せるためであった。
 tomopeeはイチゴが大好きなのだが、一口かじると酸っぱさに顔をしかめるのだ。その顔が、顔藝と言いたくなる面白さなので、見てもらったのだ。ああ親バカ。


武聖夜市
 ここから下は、まぁ「武聖夜市の日本」という感じで。
 写真は、怪しい日本語ではなく、ファッション日本語系と思われる茶々町。本当に日本語なら「ちゃちゃまち」が自然だし、淀殿のイラストぐらい欲しい。どうでもいいんだろうけどね。

武聖夜市
 寿司屋は、気がついた限りで三軒もあった。写真の次郎寿司、伊豆讃、そして花園夜市でも見かけた一路寿司(ひじろすし)。
 食中毒が怖いので、台南に移住しない限り、我々が食べることはない(別に屋台だからではなく、我々は生魚そのものを避けている)。しかし、日本食の代表選手が一定の地位を確保していることは素直に讃えよう。

武聖夜市
 さぁ大阪城だ。たこ焼き屋が大阪と名乗るのは、まぁ分からなくもない。

武聖夜市
 問題はこちら。ご丁寧にSmall Kobeとあるから、間違いなく某神戸市である。
 神戸牛の連想で命名するのはどうでもいいけど、「小」は何だよと思う。牛排の肉がペラッペラという自虐だったりするのかねぇ。
 ……台湾初心者向けに一応断わっておくと、日本の牛肉を使っている可能性はない。さすがに想像つくか。


 初台南の観光客にとっては、花園・武聖・小北成功、そして大東の四大夜市のどこだろうと、だいたい同じぐらいには楽しめるはず。行きやすい場所に行けばいいと思う。
 ただし土曜の花園・武聖は、どちらにせよタクシーに乗るだろうから、判断が難しい。ありきたりな言い方だけど、食べ物中心にまわるなら花園、衣料品やレジャーにも関心があるなら武聖かな。
 初台南ならやはり花園が無難か。ニョロニョロのソフトは見かけなかったけど。


 そんなわけで夜市を満喫し、ホテルまで車で送っていただいた。
 楽しい体験をさせてくれた皆さんに、あらためて感謝。とりあえず、日本語ブログで台南を宣伝することで、厚意に応えていきたい。

蛋黄果(カニステル)を食べた


 台南の某寺院(後日記事を書く予定)で、沢山もらったお土産。写真の範囲だけでも、バナナ、グァバ(右上)、それに自家製の漬け物などが見える。
 が、今回のお題は、中央の黄色い果実である。

蛋黄果
 ホテルに持ち帰って、昼食時に食べてみた。
 一見すると柿のようにも見えるが、皮は薄い。かじってみると、果汁が全くなく、ネットリとした舌触りだ。およそ前例のないフルーツである。
 とはいえ、完熟状態の果肉は甘味があり、けっこううまい。大人二名で、ありがたくいただいた。

 この果実は蛋黄果という。文字通り、ゆで卵の黄身のような食感のフルーツだ。英語圏ではEgg Fruit、あるいはCanistel Fruitなどと呼ばれており、日本でも若干は植えられている模様。日本語のサイトではカニステルと表記している。

 台湾では珍しくない植物だが、市場に並ぶことは稀らしい。私も見かけたことはない。しかし、寺廟では何度か見かけた気がする。
 というか、私は以前にも一度、このフルーツをもらって食べた。その時は、とてもまずかった記憶もある……のに、どこで手に入れたか思い出せない。どこだったかなぁ。台湾じゃなくて、沖縄だったのかなぁ。


 とりあえず、ちゃんと熟した果実はそれなりにうまい。数少ない日本語サイトでは悪評が目立つので、ちょっとだけ名誉回復を試みよう。

2012/04/07

武聖夜市(一) 伝統の夜市はどこか違う

武聖夜市
 我々三名と狐狸氏ら台南の友人三名の計六名で夕食後、もう一人の友人(当ブログにコメントいただいたし、隠す必要はないかもしれない)が合流。
 その方の車で向かった先は、武聖夜市である。

 台南の夜市初心者向けにおさらいしておこう。
 台南の夜市は、広大な空き地(専用の土地)に屋台が並ぶ形であり、それぞれ営業日が決まっている。武聖夜市は水曜と土曜のみの営業。営業日の詳細は当ブログの「台南旅行者向け情報」に書いてあるので参考にしておくれやす。

 さて、土曜に開催される大きな夜市は、花園夜市と武聖夜市だ。花園夜市には2度行っているし、どうしても行きたければ日曜夜もある。対して武聖夜市には、前回の旅で曜日を間違えて行けなかった苦い思い出があった(代わりに小北成功夜市に行ったけど)。
 なので、ここに行かないかとお誘いを受けて、我々は二つ返事でOKしたのである。

武聖夜市
 もちろん、夜市を歩く上でネックとなるのは、tomopeeの存在だ。人をかき分けて歩かなければならない通路で、ベビーカーは使えない。おぶって歩くにせよ、何かと不安である。
 その意味では、7人の集団で動けたことは幸いだった。何人もの目がtomopeeに向くし、だいいち言葉の心配がないから、突発的な事態にも対処できる。

 tomopeeの存在は、夜市巡りそのものにも影響を与えた。
 やはり子ども関係の店には関心を持たざるを得ない。正直言って、以前は食べ物以外に興味はなかった。しかし上の写真のようなパフォーマンスが気になってしまうのだ。
 ちなみに上のパフォーマンスは、「脳力開発文具組」とあるように、知育の文具の実演販売だ。じゃばらのようなペンで、イラストが描けちゃうらしい。魚河岸のような声をスピーカーに乗せて、純朴な子どもたちを集めていた。純朴というのはderorenの想像である。

武聖夜市
 衣料品の店は、花園夜市よりも明らかに多い。その中で、ここはスタイ(よだれかけ)を扱っていた。10枚650元。hashiが足を止めて買い漁る。
 derorenは、土産話にでもするつもりで買ったのだろうと思っていたが、hashiはデザインを目にとめて、購入を決めたそうな。

 そうして10枚を購入して、帰国後にタグを見たら、日本にほとんど入っていないカーターズのスタイであることが判明。数少ない通販サイトに、同じデザインがあったので本物のようだ。どっちにしても、別に高級品というわけではないが、何だかお買得な気分に。
 hashiの同僚に相次いで子どもが誕生したので、一部を贈ったらしいゾ。2枚で360円相当だけど、購入にウン万円かかってるから高級品みたいなものだネッ。

武聖夜市
 子どもも大人も楽しめるレジャーも充実だ(やや棒読み)。
 これは、手前の四角い板の上に、コインを投げて乗せるゲーム。店主の実演中だ。
 写真だけなら簡単そうにも見えるだろうが、実際にやれば、店主に献金して終わるのがオチである。

武聖夜市
 射的系のゲームの景品に、こんな顔があった。同行した皆さんも知らなかったし、詳細は不明。もっとも、別に解明する気もないぜ。

武聖夜市
 この夜市で最も特徴的だったのが、射箭場。本物の弓を射るのだ。
 一応これも、的に当てたり風船を割ると景品がもらえるゲームだけど、台南の大型夜市では一番歴史が古いという武聖夜市は、やはりひと味違うなぁ……と思ったわけである。


 食べ物関係は(二)で紹介する。
 食事後に訪れているから、まぁ大した紹介にはならないけど。

恭仔意麵(台南市・新美街)

恭仔意麵
 小さな探険も終わり、夕食の時間。地元台南の皆さんとご一緒だ。
 初対面で、tomopee離乳食込みのカオスな食事というのも、正直言って申し訳ない。とはいえ、国境を越えたつながりをtomopeeが仲立ちしていた面もあった。まだ言葉のしゃべれないtomopeeは、台南の皆さんにも、はしゃいだり泣いたり拍手したり手を振ったりとマイペースだった。

 そんなにぎやかな食事の舞台となったのは、新美街の恭仔意麺。有名な畳屋のそばで、derorenも知っていた店だ。過去の旅行では、ほとんど意麺を食べていなかったので、期待が高まる。

恭仔意麵
 ちなみに、メニューはこんな感じ(2012.3現在)。開業から60年を越えた老店で、水餃(文字通りの水ギョウザ)も人気である。

恭仔意麵
 なんと飲み物は、泣く子も黙る雙全紅茶だ。わざわざ外帯していただいた。ありがたや。

恭仔意麵
 残念ながらtomopeeに甘い紅茶は飲ませられないので、一人ベビー飲料をすする。
 そして、ここで彼は離乳食を食べた。昼のような騒がしさはないので、穏やかに食事ができる。こじんまりとした店だけど、ベビーカーに座らせたまま食べさせるならば、それほど困難はなかった。
 一応屋根のある店内だけど、開けっ放しなのもイイ。閉鎖空間で大泣きされるより、遙かに気楽だ。

恭仔意麵
 看板メニューの乾意麺。
 この麺は、思いのほかモチモチしている。かなりうまい。

恭仔意麵
 湯麺はまた違った味わい。麺にこだわるなら乾麺だけど、胃腸が許すなら両方食うべきかも。乾麺はそんなに量がないので、食えないことはないはず。

恭仔意麵
 扁食湯。名前では何のことか分からないが、ワンタンのこと。あっさりした味で、これもうまい。
 ちなみに、注文は他の皆さんにお任せしたので、我々はひたすら食べる役だった。

恭仔意麵
 最後は腰仔(腰只)。前日の店に続いて食べた。臭味はなくうまいが、比較するならば、前日の店の方がうまい。麺はこちらの方がうまいけどね(料理の種類が違うので、比較する意味があるのか微妙)。

恭仔意麵
 猫も遊びにきた。はるばる日本からやって来たベイビーはコイツか、と確認して去って行った。

 まぁともかく、意麺に興味のある人は一度食べてみるべき。すぐ近くの民生路には裕成水果店などもあるから、組み合わせることもできるだろう。
 場所は、大天后宮や開基武廟の前の道(新美街)を南下して、民権路を越えて間もなく。そのまま民生路に出て左折すれば、裕成水果である(他にも水果店はいっぱいある)。