2009/08/11

台南到着(2009.8.11)

 4時間遅れで飛行機が離陸して、桃園の空港に着いたのは(台湾時間)午後五時半。雲が厚かったが、飛び立った後はどうということもなかった。機内食はマシな方だった。
 桃園国際空港では、まず携帯を受け取る。台南に行けるか怪しかったので、返却窓口で受け取ることにしたが、走れば三分とかからない。まぁ走っていったけれど、きっかり十分で戻れたので、返却窓口の場所を知っている人ならさほど問題はないだろう。知らない人には厳しいけど。

 時間が惜しいのでタクシーで高鐵桃園駅に行き、18:51の列車にどうにか間に合う。クレジットカードで指定席をとって、時間があったので7-11で買い物。
 買ったのは烏龍茶2本と「台南米糕」。頼む間もなくレンジでチンされてしまい、やたら熱いのをどうにか車内に運んで食った。うまいねぇ。
 まぁ正直、これは台南で食事にありつけなかった時のための保険だった。南部はひどい被害で、台南市が停水中なのも知っているわけだし。

 高鐵台南駅からタクシーに乗る。高鐵の車窓も、タクシーからも、豪雨の爪痕は見ることが出来なかった。何せ真っ暗なので。
 ただタクシーの窓から見えた木々が、すべて一方向に曲がっていたところがあった。

 ホテルに着いて、時間も遅いので一軒だけ行くことにする。ということで、前回行きそびれた中正路の度小月へ。タクシーの運ちゃんが自信満々に連れていってくれた先は(というか、場所は我々も知っている)……、閉まっていた!
 一瞬、目の前が真っ暗になった我々であったが、念のために同じ通りの別店舗に行ってみたら、開いていた。やれやれ。水不足のため一店舗のみの営業にしていたらしかった。

 ということで、台南はあちこち厳しいかも知れないけれど、活動している。観光客を受け付けられないほどの状況ではないと思われる。そんな第一印象。

いきなりつまづいた

 飛行機の機体トラブルで関空足止め。四時間遅れまでに出発できるかどうか。
 散々悩んでおいて、物理的に台南到着が不可能になったらお笑いでござる。

 まぁしかし、日本で良かった。何が起きてるか理解できるし。

情勢は微妙

 行かないのも後悔するだろうが、行ってどういう状況になるかも分からない。
 まぁ一応逃げ道は用意してあるが……。

 現時点で台南市内の断水は解除されていない模様。
 被害拡大の様相もなくはない。

 まぁ、朝いきなり地震で目が覚めた日本も、海外から見れば冗談じゃないってとこか。

2009/08/10

台南情報(2009.8.10 7:00)

 首相大飯店に問い合わせた(夜に電話したら日本語がほぼ通じなかった。時間帯によってはそういうフロントしかいないようだ)ところ、ホテルは水と電気を確保している、との返事。
 今から台北の宿をとるのもイマイチ気乗りしないし、たぶん廟宇の見学は可能だろうから、とりあえず予定通り台南へ向かうつもり。

 なお、台湾高速鉄道は10日については一時間に一本程度の運行らしい。各駅停車のみで全席自由席となる模様(公式より)。
 在来線(台鐵)は不通らしい。道路は知らないが、恐らく高速道路は大丈夫だろう。

 現在もいくつか問い合わせ中なので、また更新する。

2009/08/09

台南市内も断水の模様

 どうも事態は悪化しているようで、こちらの情報を読む限り、断水は台南市全域に及ぶ。12日までというが、むろん12日というのは現時点での予測である。
 さぁ果たして台南で宿泊出来るのだろうか? ちょっと大変な状況だ。

※以下は転載である。オリジナルはここ

莫拉克颱風襲台,南化無法出水台南縣曾文溪以南鄉鎮市及台南市東半部停水
 因莫拉克颱風豪雨(累積雨量1535mm),造成南化水庫原水濁度劇增達30,000NTU以上,超過淨水處理能力,本處南化給水廠於9日2時緊急關場停止出水,造成曾文溪以南:台南市全部及台南縣(永康市、歸仁鄉、仁德鄉、關廟鄉、龍崎鄉、玉井鄉、楠西鄉、南化鄉、左鎮鄉、新市鄉、新化鎮、安定鄉、善化鎮、山上鄉、大內鄉等15鄉鎮),地區約37萬戶用戶停水。
本處設置43處臨時儲水桶取水點(另附表一),除調派水車並商請消防水車協助送水到供用戶取水應急。

發佈期間:2009/8/9起 ~ 2009/8/12迄
發佈單位:第六區管理處
發佈區域:745 台南縣安定鄉,744台南縣新市鄉,743台南縣山上鄉,742台南縣大內鄉,741台南縣善化鎮,737台南縣鹽水鎮,736台南縣柳營鄉,735台南縣下營鄉,734台南縣六甲鄉,733台南縣東山鄉,732台南縣白河鎮,731台南縣後壁鄉,730台南縣新營市,727台南縣北門鄉,726台南縣學甲鎮,725台南縣將軍鄉,724台南縣七股鄉,723台南縣西港鄉,722台南縣佳里鎮,721台南縣麻豆鎮,720台南縣官田鄉,719台南縣龍崎鄉,718台南縣關廟鄉,717台南縣仁德鄉,716台南縣南化鄉,715台南縣楠西鄉,714台南縣玉井鄉,713台南縣左鎮鄉,712台南縣新化鎮,711台南縣歸仁鄉,710台南縣永康市,709台南市安南區,708台南市安平區,704台南市北 區,703台南市西區,702台南市南區,701台南市東區,700台南市中區

台湾南部は集中豪雨で大きな被害が出ているようだ

 とりあえず自由時報を見たり台南市のホームページで確認している。豪雨の中心は屏東など南部だったようで、台南県でも新化で床上浸水の被害が出ている。さらに、台南市の西門路以西、安平、安南で断水との情報もある(濁りがひどくて浄水場の機能を超えているらしい)。

 いったい我々が出掛ける日の台南がどうなっているのか、まだ雨があがっていないようなので予断を許さない。とりあえず被害にあわれた方にお見舞い申し上げる。願わくば、これ以上の被害が生じないことを。

2009/08/07

台湾旅行の過去と現在

 ちょっとした用があり、昔の「天声人語」を読んだ。すると1977年11月1日付の内容が台湾旅行に関するものだった。
 「恥という字をご存知ですか」で始まるコラムは、要するに日本からの旅行客が、ひたすら台湾に買春旅行を重ねているという「恥」を語っている。

 ただしそれは、現地女を買い漁る日本人旅行者の醜聞を記しただけの内容ではない。むしろ問題は、日本の旅行業者が現地台湾の業者への支払いを減らし続けた結果、経営できなくなった現地業者が旅行客を売春宿に斡旋し、小銭を稼いでいるという点のようだ。
 「まともな観光旅行」を日本の旅行業者が壊した結果がこれだとコラムは結んでいるが、現在もその構図は何も変わっていないわけだ。

 で、買春への取り締まりが厳しくなった昨今、買春の代わりに使われているのが茶藝館と足ツボマッサージなのだな、と容易に推測できてしまうのが悲しい。
 いずれも業種としては全くの合法だが、旅行者を無理矢理連れ込んで金を落とさせることに変わりはない。強いて異なる点があるとすれば、全員が等しく望んではいないことだろう。かつての男だけの団体旅行なんて、最初から買春ツアーだから不満は出なかったわけで……。

 こういうスパイラルを解決する方法は、結局は旅行者が激安を求めないことに尽きる。尽きるとはいえ非常に困難なのだが、不可能ではなさそうに思える。
 激安ツアーに参加した旅行者は、そのパック旅行に満足できただろうか? 相当の割合で満足できないならば、どこかで発想の転換があるかもしれない。正直、そんなツアーに金を払うぐらいなら、行かない方がマシだと私は思うけどさ。