日台合作の「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」は、早くも5話まで放送。残り8話しかない。
毎回、実質24分ほどがあっという間に過ぎる。あの緊張感は、アニメでは出ない気がする。明らかにアニメ寄りのキャラであっても、実写の画面で対峙しているという点が大きいのかも知れない。
動画サイトでだいたい扱っているので、今からでも見てほしいものだ。
※ネタバレ
5話の見所はサシで呑む場面に尽きる。よくよく考えれば無茶苦茶な内容を自信たっぷりに語る殺無生は、一方で殤不患に関する重大な情報を聞き出している。
とりあえず斬るが信条の殺無生が、「生前」の殤不患に出自を問うのは、もちろん彼を好敵手と認めたからだし、それまではぐらかしていた不患が答えたのも同様。その後の経過も含めて、名場面だった。
殤不患が西幽の出身であることを知る者は、現時点で恐らく二人。鬼鳥は少なくとも感づいていようし、事前に知っていた可能性も(現時点では)否定できない。
その上で、本日時点での最大の謎は、その鬼鳥が殤不患に求める役目ということになる。あの言い方からして、通常ならば殤不患が必ず断わるようなことだろう。ただし、いざその場面になれば、引き受けると確信していることも間違いない。
すぐに思いつく役目、つまり「蔑天骸を倒す」は、たぶん違う。そんなことを秘密にする意味はない。
天刑剣の使用に関する役目というのは、ありうる。少なくとも、鬼鳥が丹翡のために動いているわけではないことは確実だろう。ただし現時点では情報が少なすぎて、それ以上は推測しようがないが。
ちなみに、蔑天骸も天刑剣の本当の価値を知っているはず。刀剣コレクターというのは、所詮は目眩ましの情報と思われる。玄鬼宗は頭と配下との力量の差がありすぎるので、配下に真意は伝わっていないだろう。
もう一つは、誰かの殺害。丹翡の殺害は、殤不患が受けるとは思えないのでナシ。ありうるのは鬼鳥自身の殺害依頼か。
もちろんその場合は、鬼鳥が殺されなければならないという理由が、明確に説明される必要がある。現時点では全く説明不可能だが、今後の展開次第ではゼロではあるまい。
あとは殤不患の旅の目的が、どのように明らかになっていくかであろう。急いでいたはずの彼が、鬼鳥につき合っているのは、単なる「義理」からなのだろうか。
まぁ、そんな妄想も楽しいので早く第6話が見たいゾ。ただし、お盆の帰省のために、リアルタイムで見れない……。
0 コメント:
コメントを投稿