2012/09/21

海山館(三) 中途半端な観光施設


 だらだら続く海山館の紹介は、これで最後。
 こちらは二棟続きの左側の景色である。


 メニューが書いてあることで分かるように、喫茶スペースとなっている。それと売店だ。
 正直、ここで茶を飲む意味があるのかは微妙だ。狭くて落ち着かないし。

 
 まぁこちら側を歩く理由があるとすれば、右側の建物の側面が見れる、というぐらいだろう。



 この劔獅も有名なもの。他にも屋根にいろいろ乗っていたりする。京都の民家の屋根に鐘馗がいたりするような感じだ。

 
 正直、こういう展示は文化財の無駄使いじゃないかと思う。
 無駄使いというか、持て余しているのか。
 元々が展示に向かない構造の建物なんだし、無理に何かを置かなくともいいのでは。

 
 井戸もある。津田式の流れをくむ正昌牌だから、そんなに古いものではない。

 我々にしても、海山館に大きな期待をして訪問したわけではない。従って、右半分の復元内容には不満はないし、見に来て良かったと思う。
 が、モニターにデフォルメキャラという路線は、徹底されているわけでもないし中途半端で評価できない。着ぐるみ常駐ぐらいしなければ無意味。というか、この狭い施設に多くを求める必要はないはずだ。
 半年前の訪問なので、現在は改善されていればいいですな。



 余談だが、bloggerの投稿画面が変わって、非常に使いづらくなったゾ。

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