台北駅前の懐寧街は、四軒の安宿が固まっていることで知られる。我々はその一つ、
懐寧旅店に宿泊したわけである。
そして懐寧街は、小吃店が並ぶエリアでもある。秦師父水煎包(懐寧分店)はその一つで、客が群がるほどではないけど、それなりに繁昌していた。ここは本店ではなく、台北市内にいくつか支店を出している連鎖店(チェーン店)のようだ(どうでもいいが、写真のリュックサックの人はderorenではなく、通りすがりの客でござるよ)。
水煎包は、焼き餃子のように鉄板で焦げ目を付けた肉まんである。どちらかと言えば、台湾では北部で見かける。元々は上海方面の味だ。
実はこのチェーン、
旅旅台北に紹介されていた。帰国後に気付いたので役に立ってないし、そもそも評価が低いので、読んでたら食べなかったかも。
店頭では特に種類も何も書いてなかったので、ただ「水煎包」と頼んだらニラの餡だった。
さっそく食べてみたが、これがけっこううまい。ニラ、ネギ、春雨、干しエビの餡は、寝起きであんまり重いモノは食べたくないなぁ、という朝にぴったりだ。1個12元で、2個も食べたら腹いっぱいになるボリュームも素晴らしい。
台南では一度も食べる機会のなかった味にやっと出会えて、朝から満足した我々であった。
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